当店の雛人形展は、お蔭様で36回目(36年目)となります。
8年前から名称を2階ギャラリーの展示は「古縮緬雛人形展」、1階ショップの展示を「ちいさな雛人形展」とさせていただいています。1月4日~の開催ですが、年末年始や休業日にご来店ご希望の方は事前予約制にてご覧いただけます(前日までにお電話をお願いします)。会期中の営業日は予約不要です。
古い縮緬(ちりめん)の木目込雛人形を日本一多く種類ご覧になれるということで、年々初節句にお求めになるお客様や、わざわざ山梨県外からお越しになるお客様も増えています。写真ではわかりづらいのですが、人気の理由は、古縮緬の衣裳が上質な質感・風合い・柄も一点物なので、お客様から「着物が全然違いますね」 「いくら見ていても飽きない」「素晴らしい!感動しました」など、大絶賛をいただいています。最近は古い年代で良い状態・柄の生地を探し出すのは非常に難しいため、希少価値が高いです。人がどんな服を着るかで印象が変わるように、人形も衣装でまったく違ってきます。
毎年、「こういうお雛様があるのを知っていれば」「上の子の初節句もここで買えば良かった」とか、若い方には「雛人形はいらないと思っていたけど、これなら欲しい」というお言葉を数多くいただいています。お知り合いやご親戚などで初節句の方がいらしたら、ぜひご紹介ください。
一番もったいないのは、折角購入されても後にしまいっぱなしになってしまうことですが、当店の古縮緬の雛人形は、「出し入れが簡単」「コンパクト」「飽きがこない」ので末永く飾れて、「価値が高く」「世界で一つだけ」です。「今でも毎年飾っていますよ」「良いお雛様を選んで良かった」「何年経っても飽きないです」というお言葉をたくさんのお客様からいただいています。
お顔・大きさ・価格もお好み・ご予算に応じて様々なお人形をご用意していますし、高砂人形・市松人形・屏風・ぼんぼり・ケースなどもございます。また、雛柄のタペストリ・のれん・吊るし雛も好評です。 小黒三郎さんの雛人形もございます。
※初節句は、生まれたお子さんの健やかな成長を願って、祖父母(両親)から赤ちゃんに贈るものです(最近は母親が受け取る本人と勘違いしている方が時々いらっしゃるので)。赤ちゃんが大きくなった時に、「おじいちゃん、おばあちゃんは、本当に良いお人形を私のために選んでくれた」と思ってもらえるのが、大人になっても飾れる古縮緬の雛人形・五月人形です。
ここまでは、2階ギャラリーの古ちりめんの雛人形をご紹介しましたが、「ちいさな雛人形展」は、1階ショップにて同時開催します。
小さなスペースでも季節の演出に手軽に飾れる品を全国各地の工房・作家から多数集めています。素材も陶磁器・ガラス・木・布・和紙・張子など様々で、ちょっと飾るだけで、春の楽しい雰囲気になります。ご親戚・お友達への初節句・出産のお祝いや贈り物にもお勧めですし、毎年1つづつ集めて楽しんでいる方もいらっしゃいます。人形以外にもつるし雛・のれん・タペストリ・屏風・ケース・台・ぼんぼり・色紙・オルゴール・陶額・おもちゃ・コースター・手拭い・小風呂敷・はんかちなどを取り揃えています。