難しい=不可能ではない。実現しています。

2020-08-11 | 展示会

 氣がつけば、今年の竹の造形美術館の開館日は残り10日間。早いです。
今週は特に暑くなるようですから、熱中症にはくれぐれもお氣をつけください。昨日も知人のお店の従業員の方が、勤務中マスクをつけていて倒れたそうです。猛暑日に増す苦(マスク)は虐待・拷問・自殺行為です。非常に危険ですから命を守るためにやめましょう。当然のことですが、私の美術館では、マスクは外すようにお声がけをしています。
 
 今週の美術館、予約可能なのは、12~15日の午前と12日午後は14時~、13日午後は13時30分~、15日午後は13時~です。それと16日はお知らせしたように、以下の特別企画があり、現在(11日午前7時30分)はまだ予約可能です。
 
「保坂紀夫・竹の造形美術館 特別企画 竹造形美術・日本の匠と美・自然食ランチ・炭焼師原伸介さんお話会」
8月16日(日)10時~15時30分
https://www.facebook.com/events/590529868287758/
 
 私は、日本全国の職人さんとお付き合いをさせていただいていますが、今回お招きする炭師(炭焼き職人)の原さんは、本当に凄い方のお一人で、とても面白い人生を歩まれています。
 今この時代に1人で炭焼きで生計を立てることは、相当難しいことで、炭焼き職人になる時には周りはほとんどが反対だったそうです。私の父(保坂紀夫)も約40年前に、有名企業のデザイナーで部長職だったのを辞めて、甲府でクラフトショップを始める、本格的に竹の美術造形作家を目指す、と言った時に、理解してくれる人はほとんどいなかったようです。
私はまだ子どもでしたが、38年前に「クラフト」なんて言っても、山梨県では「クラフトって何?」とか「そんな店は1年で潰れる」と言われたようです。どちらも一般常識では、無謀で不安定すぎる選択なのでしょう。
 
 しかし、今、その店(日本の匠と美ほさか甲府店)は39年目になり、東京の会社を辞めて2代目となった私は幸せな日々を送り(マスコミと政治がこんなに酷くなければもっと幸せ)、父の作品を見に来た方々は、口を揃えて驚嘆絶賛してくださいます。父が安定を優先して会社員を続けていたら、有り得なかった人生です。

 原さんのご著書を読むとわかりますが、職人として一人立ちするまでにものすごいご苦労をなさってきましたが、コロナなどまったく問題にせず、笑顔で幸せに暮らしています。私が提唱している「昔へ進もう」を地でいっている方です。
 それどころか、コロナ騒動により、まさに「本物」、原さんの世界最高品質の木酢液が注目を浴びることになり、初めてお使いになった方々から絶賛をいただくことになったのです。普通の木酢液とはまったく次元・モノが違います。
みんなでアルコール消毒をやっていますが、ほとんどの人が本物を知らずに、やらないほうがいいこと、有害なことを必要だと思わされ実行しています。これは、コロナに限らず万事がそうなのです。

 父も原さんも私も、完全なアウトローです。
まわりの意見や常識・人の目よりも、自分がどうしたいか、どう生きたいか、自分の心に正直に生きる。
「難しい」と思われることですが、難しい=不可能ではありません。できちゃっています。それこそが証拠であり証明だと思います。
 原さんが何故炭焼き職人を目指したか?
師匠がかっこよかったから。自分もそうなりたい!と思ったからだそうです。

 父・保坂紀夫の作品と生き様、私が伝え続けてきた日本の物造りや伝統の素晴らしさ、原さんの炭や木酢液の素晴らしさや生き様、を1日で知ることができる特別企画です。
原さんのお話を聴くために、わざわざ愛知県から日帰りでご予約をいただいた方もいらっしゃいます。某遊園地に行くよりも100倍以上の価値があると思います。
 ご興味ある方は、ぜひご参加ください。ご希望の方は、14日までにメッセージかメール・電話でお申込ください。

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