私(保坂浩輝)は、27日に転倒してまったく動けず、救急車で搬送され、右足5箇所の骨折で手術が必要と診断を受けました。昨日までは肉体的にとてもキツイ(大丈夫じゃない)状況でした。各所の痛み、自力ではお尻を1ミリずらすこともできない。心身一体、体がキツイと精神的にも参ります。
講演会で、「人は未体験のことを正しく想像できない」とお傳えしていますが、まさに人生初の骨折・足がまったく動かせないということを体験させてもらっています。日頃から言っていることではありますが、五体満足がいかに有難いことか、身に沁みます。
入院してから右足はずっと固定で包帯ぐるぐる巻きでしたが、今日巻き直しのために初めて外してくださり、両足を見たら、左足の2倍ほどに腫れていました。
まだベッドから一度も出ることはできませんが、今日は心身共に少し落ち着きましたので、この文章を書いています。
骨折が土曜日だったため手術はまだで、手術まで時間がかかっているのも辛いことではありますが、上手くいけば、それほど時間かからずに退院できるそうです。現状、6月11日までの竹の造形美術館のご予約は中止していて、6月15日以降でお受けしています。
連続試合出場の記録を持つ広島カープの鉄人・衣笠祥雄さんは、手を骨折した翌日も試合に出場しました。
私の場合は足なので、そこまではできませんが、不屈の精神を見習って、松葉杖で6月11日の初の炭師・原さんとの対談講演
http://www.hosaka-n.jp/news/7050.html
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に望むつもりです。
「この出来事も講演の話の中に含めなさい」という神様からのメッセージなのかもしれません。「転んでもタダでは起きない」でいこうと思います。
41周年記念に原さんとの講演を企画した理由は単純(シンプル)で、原さんのお話がいつも大好評だからです。
毎年1度だけ竹の造形美術館で原さんのお話会を開催(今年は7月27日)していますが、とにかく評判がすこぶる良いのです。「感動しました」「泣いちゃいました」「面白かったです」「子ども達にも聞かせたい」などなど。
原さんの生き方は、今の日本では相当特殊で、一般的にはほとんどの人が反対したり、「そんなの無理」と決め付ける生き方です。
ご著書にもあるように、原さんの人生自体が筋書きのないドラマであり、共感するところがたくさんあり、私がいつも言っていることが原さんの本にも書かれていて、嬉しかったのを覚えています。私と原さんの共通点は、常に自分の心に忠実に生きてきた、〇(←これは講演で)であろうとし続けている、という点だと思います。
講演会でもお傳えしているとおり、日本はGHQの支配から、戦後すべての分野で欧米化しました。
特に、日本人の崇高な精神は骨抜きにされました。それは、日本人の高い精神性を欧米の支配者達が最も恐れたからでしょう。
この3年間の感染症騒ぎで、私たち一人ひとりの生き方、生き様が顕になり、問われたと思います。
今こそ、ご先祖様・先人の生き方・生き様から学び、大人が行動に移すことで、日本の精神や宝・生き方を次世代に繋いでいく最後の時期かと思います。特別に企画した原さんと2人での対談講演は、最初で最後になるかもしれませんし、6月11日の話を聴けるのは当然1度きりです。普段の講演会「八方良しを目指して」とは、違う話もできると思います。
5月27日には地面に這いつくばり、まったく動けなかった私が、2週間後にどんな様子かもよろしければ見てやってください。皆様のご来場をお待ちしています!
※講演の詳細は文中のURLからご覧ください。会場は、甲府南インター近くの龍華院さん本堂(下の観音堂ではないのでご注意ください)です(アリアンス隣)。無料駐車場有。