「傾聴のコツ」 金田諦應著

2025-02-27 | ほさか式幸せ生活

私も色々なことを長年学んできたつもりですが、まだまだ未熟。一生勉強。
この本を読んで、「傾聴」については、全然できていなかったと大反省です。著者は、通大寺の住職で、東日本大震災後、被災地で2万人以上の被災者の声に耳を傾けてきた方です。
傾聴について勉強になりましたが、それ以外にも私と同じ考えが書かれていたり、学びがあったので、以下にご紹介します。

「芸術作品に多く触れることで、心の器を広げ、傾聴する力を高めることができるはず」

「誰もが先生だと思えば、謙虚に話を聴ける」

「自己否定の姿勢は自己向上のために(止揚)」

「夫を「どうしようもない旦那」ととらえている妻もいますね。そんな妻は子どもに「お父さんみたいになっちゃダメよ」と夫を否定します。父親の血が半分流れている子どもがそんなことを聞かされたら、本能的に子どもは自分の半分を否定されたと感じます。子どもの人格形成にいい影響を与えるとは思えません。
問題は「相手が100%悪い」と考えてしまう態度です。」

「結婚とは忍耐です。恋愛が愛に変わり、愛は忍耐に変わっていくのが結婚です。
ただし、忍耐とは我慢することではありません。
忍耐とは裏を返せば、「許し合う」ということなのです。」
「恋愛→愛情→結婚→忍耐→許し合い→信頼、です。」

「根拠など必要ない。人生、先のことは誰もわからないんだから」
「根拠がないと不安が生まれ、結果が出ないと不満が生まれます。でも根拠なんてどこまで行っても見つからないし、結果なんてどうなるかわかりません。
そういう根拠のない、結果がどうなるかわからない世界を私達は肩を寄せ合って生きているんだという、そういう認識をもたない限り、人生の苦しみからは抜け出せない」

「人は一人では生きていけません。私たちは誰もが誰かに頼って生きていかざるを得ないのです。その根本原理をよく理解し、もっとラクに、上手に甘えながら生きていけばいいと思います。」

「人間はさまざまなつらいこととか、悲しいこととか、どうにもならないこととか、たくさん背負いながら、なんとか自分の中で折り合いをつけながら生きていくもの」

「誰かと何か難しい話で揉めたときは、人間いつまでも生きられるわけではないとお互いに気づくこと」


一番不幸なこと

2025-01-28 | ほさか式幸せ生活

刺さった言葉を見かけたのでご紹介します。
「一番不幸なことは、今ある幸せに氣付かないこと」
本当にそうだな~、と思います。

日本に人として生まれただけで、とても幸せなことだと思いますが、足りないところや不足しているところばかりに目を向け、不満を持ったり、人を責めたり。そんなことをしていたら、幸せに生きるのは難しいと思います。
すべてが有難い。そんなふうに思えれば、その瞬間から幸せです。


「変身 其の弐」

2025-01-25 | ほさか式幸せ生活

実は、ほぼ完成していた文章を全部消してしまい(泣)、書くのは2度目です(笑)。

昨日、ご縁をいただき、ある方にお逢いしました。
その方は、皆が「どうしたらそんなことができるの?」ということを実現している方でした。お話を伺って、「私は不器用で要領と頭が悪い人間」だと改めて思いました(笑・凹んでないので大丈夫です)。

人は、自分で限界を決めてしまったり、「それは無理」「実現は難しい」と決め付けたり、思い込んだりしがちです。
その方がされていることにも興味があり、できる範囲で参加していきますが、一晩経って、自分の意識が変化したことが最も大きかったです。上記のようなことは、わかっていたのですが、私自身も、ある程度の限界を決めたり、「難しい」と思ってしまっていることがあった、と改めて氣付いたのです。

私は野球少年でしたから、同世代の野茂英雄さんやイチローさんが好きで、特にイチローさんの
「小さなこと重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道」=「継続は力なり」
は、私の座右の銘の1つです。

先日、イチローさんは米国野球殿堂入りを果たしました。その会見で、
「この日を迎えるということが2001年、僕が初めてMLBに挑戦した年に、おそらく地球上で誰も想像はできなかったと思うんですよね。ここまでアメリカで25年、現役は19年ですけども、振り返るとあまりにも多くの出来事があって。
いいことだけではありませんでした。苦しいこともたくさんありましたけど、最終的にここに1歩ずつ近づいていった。」と語りました。

野茂さんもメジャーに行く時には、ひどく叩かれました。「我が儘」「メジャーでは通用しない」。
結果は、1年目にトルネード旋風を巻き起こして新人王。両リーグで2度のノーヒットノーラン達成。
ドラフト4位入団のイチローさんは、日米で殿堂入りして、背番号51がマリナーズの永久欠番に。
大谷翔平選手は、メジャーでも二刀流で成功し、ホームラン王、MVP。1000億を超える契約。

誰が予測できたでしょう。野球好きの人間ですから、この時代に日本人として生まれ、お三方の活躍を生で見ることができ、幸せだと思います。
(2009年3月 第2回WBC決勝 対韓国戦 10回表2死二、三塁、イチロー選手の決勝中前適時打は、日本のスポーツ史上最高の瞬間で一生忘れません)

一昨年から、5箇所骨折、SNSで誹謗中傷されたり、先日の目の手術、他にもここにはまだ書けないこと等々、一般的に見れば、「良くないこと」「苦しいこと」が続いています。しかし、「大変」=「大きく変わる機会をいただいた」のですから、成長・成功のため、より良い人生・明日のための過程なのだと思っています。
イチローさんでさえ、「いいことだけではなく、苦しいこともたくさんあった」のですから。

私もこれからは限界や制限を決めずに(無理をするという意味ではありません)、生きていきます。
「変身 其の弐」、意識の変革です。
多くの人が、「そんなことは有り得ない。無理だろう」と思われるでしょうが、目指していることを実現していきます。ワクワクしてきました。
先月、そのために、力を貸してくださる方を募集しました。
http://www.hosaka-n.jp/art/7322.html
特に、5月~再開する八ヶ岳(北杜市大泉町)の保坂紀夫・竹の造形美術館では、新たな展開を予定していますので、お手伝いやサポートしてくださる方がいらしたら、有難いです。

※イチローさんの名言は色々知っているのですが、なるほど(笑)、という言葉を初めて聞いたので、その動画を載せておきます

https://full-count.jp/2020/07/01/post818337/2/


戻る