「本質」 義務教育編

2025-04-10 | 八方良しを目指して

今日は、令和7年度の「ほんもの寺子屋」の始業式。国歌斉唱から始まりました
4年間、本当に色々なことがあったので(笑)、元氣で笑顔の生徒と共に5年目を迎えることができ、感慨深いものがありました。
始業式・終業式では、毎回共同代表として話をします。
今回もいくつか話をした中で、「本質」の話をしました。
子どもの頃に、父がよく「日本人は本質を見極める・考えるのが苦手だ」と言っていたので、私は、「本質」を意識し、考える癖がつきました。父に感謝しています。

なぜ、寺子屋を立ち上げたか?
理由の1つは、学校教育を根本から変えないと日本は良くならない、と考えたからです。
義務教育のすべてを否定するわけではなく、現場では懸命にお仕事をされている方も多いと思いますが、「義務教育の本質」は、
・日本人のためではなく、外国の都合でなされている(日本の政治も同じ)
・何でも言うことを聞く人間を大量生産する(感染騒動で証明されました)
・洗脳の場
・皆と同じでなければならない
・本当のこと、本当に大切なことは教えない・伝えない
立ち上げた理由の2つ目。そういう所に子ども達を通わせて良いのか?ということです。

最近、お会いした知人の一人は、
「義務教育に行かせてはダメ」
別のもうお一人は、
「今の義務教育は学びではなく、”知識の詰め込み”」
「公教育なのだから、日本・日本人のためになる学びであるべきだが、そうではない」と仰っていました。

以下は、FB喜多恒介様の記事より(コメント欄にリンク貼ります)。
ゆるやかに子どもたちを「安楽死」させる、学校という機関」
「大人の都合で、子供の可能性を制限しまくっている。それが日本の「一般的な学校」の正体
歪みに歪んでいる
「沈没船」
「(生徒は)型にはめられ、主体性を奪われ、意欲を削がれ

学校や先生の問題もありますが、もっと本質的な問題は、予防接種と同じく「危険」なのに、多くの人が危険だと思っていないこと。
だから、改革も求めないし、なんとかしようとしない。
あれだけ異常な感染対策を子ども達に強いた(←これが学校の本質)にもかかわらず、です。
当時、私は、マスクのことで意見をしに行き、校長先生と話しましたが、一人でしたから学校は変わりませんでした。
多くの親が意見をしに行けば、学校も方針を転換したでしょう。だから、学校が悪いのではなく、私達一人ひとりの問題です。
今の日本は、すべてのことにおいて、私たちの当事者意識・危機意識がない、というところに本質的な問題があると思います。

感染騒動の時に、私は「進学や就職をしてはいけない時代になった」と言っていました。
進学や就職をすると、危険なことを半強制させられるからです。国も認定しているように、亡くなった方がたくさんいます。
「組織に依存せず、自分の力で生きていく力を身に付けるための学び」をほんもの寺子屋は行っています。

喜多さんが、義務教育は「沈没船」、と書いていましたが、日本という船自体が沈没に向かっているのに、タイタニック号のようにそれに氣付いていない、または、自分が生きているうちはなんとかなるだろう、後のこと、次世代のことは知らないよ、という人がほとんどではないでしょうか?

私は、日本がいかに素晴らしい国だったか、先人・ご先祖様の凄さを知っていますから、なんとしても日本を守りたい、次世代に日本の素晴らしさ、素晴らしいものを残し、繋いでいきたい。
店も美術館も講演会も寺子屋も勉強会もすべてその想いでやっています。

学校は変わらなかったので、「自分達でやったほうが早い」、と異常な感染対策をしない、日本・日本人のための学びをする寺子屋を立ち上げました。
今も学校は、ギガスクール、タブレット一人一台を推し進めています。
子ども達の健康や学びのために、良いことでしょうか?
端末代を保護者負担としている都道府県が約半数で家計を圧迫しています。本質的には、感染対策と同じだと思います。
ほんもの寺子屋は、なるべくアナログで授業を行っています。

学校に行くのが良くて、行かないのが良くない。という一般常識。私は逆だと考えています。
寺子屋が日本中に出来て、巣立つ生徒増えた時に、本当の意味で「ひっくり返る」のだと。
そうなれば、という希望を持って、続けています。
山梨には、同じ想い・志を持つ大人(講師陣)がいるので、成り立っています。
本当に有難いことです。

素晴らしい講師陣が、素晴らしい授業をしているのに、生徒が少なくてもったいないですし、赤字運営です。
元々定員は多くないのですが、生徒のためにも運営的にも、あと2~3名入ってくれると良いと思っています。

お子さん、お孫さんで小中学生がいる方は、体験や見学をしていただければと思います。
授業の日とは別に、学校に通っている子も参加できるように毎月、体験の日も日曜日に設けています。
4月27日・5月25日・6月29日・7月27日・
8月24日・9月21日・10月26日・11月30日・12月21日
(寺子屋は甲府市内です)

ほんもの寺子屋を応援してくださる方は、以下の口座へご寄付をお願い致します。
ほんもの寺子屋
山梨中央銀行 貢川支店263 普通771566

 


4~6月の予定

2025-04-06 | 八方良しを目指して

確定申告から年度末、通信の作成、郵送など重なり、書きたいことは山ほどあれど、なかなか投稿できませんでした。
ここで4~6月の予定をまとめておきます。

まずトップページ左下にあるように、甲府店は4月15日までの営業で4月16日~10月10日までは休業。
5月1日~10月5日は、保坂紀夫・竹の造形美術館(日本の匠と美ほさか 八ヶ岳店)
https://www.bambooart.jp/
が開館(事前予約制)します。
休業期間中に甲府店に来店ご希望の方は、前日までにお電話ください(070-5013-1934へ)。

ーーー

4月から今年も講演会ツアーが始まります(リピーターの方は割引あります)。
保坂浩輝 講演・体験会「八方良しを目指して ~本物・足元の宝との出逢いで人生・日本が変わる~」

4月20日(日) 都城市 (2年連続)
https://fb.me/e/7BnrevrFh

4月22日(火) 佐世保市 (5年連続 菌ちゃんファームHP 4月の予定をご覧ください)
https://kinchan.ocnk.net/page/3

4月23日(水) 糸島市 (初開催)
https://fb.me/e/ie4aCUVIM

5月1日(木) 北杜市
当店43周年と保坂紀夫・竹の造形美術館令和7年開館記念
竹の造形美術+つぶつぶ昼食+保坂耕人文学館お披露目+保坂浩輝講演・体験会「八方良しを目指して」
https://fb.me/e/7RdIWDPaz

5月10日(土) 奈良県橿原市 (2年連続)
https://fb.me/e/2VAK6C38H

5月11日(日) 広島市 (2年振り)
https://fb.me/e/5RMQhDYZy

5月13日(火) 松山市 (3年連続)
https://fb.me/e/2rku4FdQu

5月14日(水) 愛媛県新居浜市 (初開催)
https://fb.me/e/9yPC1yH8D




コラボ講演会が2つあります。

5月23日(金) 山本光広x保坂浩輝 講演会  甲斐市 功徳院
「地元店」で「現金」で「国内・地域の本物」を!~ちゃぶ台と八方良し~
https://fb.me/e/59Svzb2PP
地域内・国内でお金やモノを循環させることが、いかに大切か、大きな効果が生まれるか、が体感できる内容になっています。

6月22日(日) 甲府市 山梨県立文学館
甲野善紀+中野裕司+本間真二郎+保坂浩輝 講演会
「第3回 自然に還ろう」 ~今こそ、先人の叡智を学び、実践を~
https://fb.me/e/2z6DvR4Us
最初で最後になるであろう、お三方の揃い踏み。この機会をお見逃しなく!!
具体的ですぐに実践できることが盛りだくさんの内容になると思います。
生き方・考え方・無意識でやっていること、子育て・教育・家庭・健康・より良い未来の創り方、など。

 




ほんもの寺子屋 4年目無事終了

2025-03-19 | 八方良しを目指して

誰にもバレていなかったと思いますが、ラーメンを食べながら、開校からの4年間を思い、泣きそうになっていました。
昨日3月18日、ほんもの寺子屋終業式の前に、生徒達が、麺・スープ・メンマが自家製という味噌ラーメンを保護者・講師に振舞ってくれました。お店が出せる次元の美味しさで、感激しました。



10年位前から、日本の教育を根本的に変えなければ、日本=子ども達の未来は厳しいものになる、と思い、寺子屋の構想を練ってきました。

感染騒動の真っ最中、2021年4月に開校し、当初から講師も生徒も素顔で授業を行っています。
デジタル化も推進していません。試験も通知表も宿題も制服も校則もありません(十五訓はあります)。

常軌を逸した感染対策を子ども達に強制する学校。
にもかかわらず、ほとんどの保護者が声をあげない、立ち上がらない。教師も保護者も義務教育で育ってきた。
皆と同じでなければいけない。出る杭は打たれる。疑問を持たず、何でも言うことをきく人間を大量生産する制度・組織(システム)。
学校や先生に教育を丸投げしてきた。それではいけない。
「自分達でなんとかする」「困難でも必要なことはやる」「あきらめない」「継続する」
大人が子ども達にそういう姿を見せることこそが教育ではないか。

という考え、想いで、教師の経験も学校を運営した経験もないド素人の私が発起人となり、「ほんもの寺子屋」を開校しました。私などよりも、もっと優秀な方がやってくれれば良いですが、そういう動きが無い。それなら、ド素人でも、子ども達を守るためにもやるしかない。

運営するには、場所、カリキュラム、講師、生徒、お金、この5つが必要ですが、何も無い状態から、ド素人が始めたので、うまくいかなくて当然。
しかも専業ではなく本業をしながらですから、元々ものすごく難しいことに挑戦したわけで、困難・想定外の連続でした。
でも、同志とあきらめずに常に臨機応変、どうしたらできるか、続けられるか、良くなるかを考えてやってきました。
日本や子ども達のために、絶対に寺子屋が必要で、ゆくゆくは全国各地に広まっていけば、そうなった時に本当の意味で日本が甦る、という想いがあるからです。

ここまで続いているのは奇跡だと思っていますが、なぜ続けられているかといえば、「多くの方々のご協力・ご支援」=「協力は強力」です。
講師・顧問・相談役・保護者の皆様、場所を貸してくださる方、寄付をしてくださる方、紹介をしてくださる方など、未熟で力不足の私を補ってくださり、壁を乗り越え、一歩一歩良くなってきました。
本当に有難いです。ご協力・ご支援をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。
そして、通ってくれている生徒に感謝です。

感謝。
すぐに結果を求めない。信じて待つ。
継続は力なり。
為せば成る。
あきらめない。
損得を超えて行動する。
志を持って生きる。
利他の精神。


こういう考え・精神(ほんもの寺子屋十五訓の一部)を同志が持っていたことと、忍耐力も、継続できている理由の一つだと思います。

ほんもの寺子屋は、生徒と共に保護者・講師も共に成長する「共育」を掲げています。
私自身、何度も困難に直面してきたことで、多くの学びをいただき、人として成長させてもらえたと思っています。
「難有り」は「有難い」。「大変」なことのおかげで「大きく変われる」ですね。

4月から新年度、5年目を迎えます。
素晴らしい講師の方々が素晴らしい授業をしてくださっていますが、生徒が少なくて、もったいない!
体験や見学もできますので、小中学生でご興味ある方がいらしたら、ご紹介ください。随時、入学も受け付けています。
これからもよろしくお願い致します!


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