5月23日(金) 山本光広x保坂浩輝 講演会

2025-02-21 | 八方良しを目指して

山本光広さんと店主・保坂の初コラボ講演。山本さんは山梨での講演も初めてとのこと。

「ネット」で「キャッシュレス」で「外国製」の物を買う。

3つとも地域からお金が逃げていってしまいます。
地元や日本の富を漏らさない選択やお金の使い方を一人ひとりが心がけ、積み重ねることが大切です。
ワークショップもはさみながら、地域・国内循環がいかに大切か、大きな効果が得られるか、を学び・体感していただける機会です。
力を合わせて、「八方塞がり」から「八方良し」の社会に転換していきましょう!

山本光広x保坂浩輝 講演会

「地元店」で「現金」で「国内・地域の本物」を!~ちゃぶ台と八方良し~
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5月23日(金) 開場18時30分 19時~21時
会場 功徳院 甲斐市中下条1621 ℡ 055-277-5619
参加費 早割3000円 当日4000円
※参加者全員に、山本光広著「ちゃぶ台の話」(1100円)プレゼント
定員30名(定員になり次第締切)

申込み 参加費お支払いで申込み完了となります

日本の匠と美ほさか甲府店 店頭または保坂浩輝へ
お振込の場合は、070-5013-1934へお名前をお伝えいただき、
郵便振替口座 ライブ工房ホサカ 00470-8-9725
(郵便局以外からのお振込の場合は 049店 当座0009725)
へお願い致します。

山本光広氏 経歴
2006年に青山学院大学専門職大学院にて経営管理学修士(MBA)を当時最年少の24歳で取得。 マーケティング(ブランディング)とマネジメント(戦略論・ビジネスモデルの設計・生産管理)のダブル専攻。NLPプラクティショナー。
3年間文具メーカーでCMOを務め、2009年に独立・起業。
日本国内では起業家から中小零細企業を対象として、経営戦略・財務コンサルを指導。
全国で「ちゃぶ台の話」の講演活動。海外では、香港、タイ、ミャンマー、インドネシア(バリ島)、ドバイなどで、幅広い人脈のパートナーシップを駆使し、資産保全・資産用・海外進出のコンサルティング業務を行っている。


「思考の整理学」 外山磁比古著

2025-02-04 | 八方良しを目指して

この本は、2020年にお亡くなりになった外山氏(文学博士・元お茶の水女子大教授)が書かれたもので、1983年の発売以来、累計290万部のベストセラーです。題名からして、思考のことを学ぼうと購入したのですが、読んでみたら、私が同志と運営している「ほんもの寺子屋」と重なる部分があり、びっくりしたので、紹介をさせていただきます。

私が、寺子屋を立ち上げようと思ったのは、教育を根本から変える必要がある、と思ったからです。
その理由がいくつか書かれていました。



「学校の生徒は、先生と教科書にひっぱられて勉強する。独力で知識を得るのではない。いわばグライダーのようなものだ。自力では飛び上がることはできない。
~中略~
学校はグライダー人間訓練所である。飛行機人間は作らない。どこでもついていく従順さが尊重される。
優等生はグライダーとして優秀なのである。ひとつ飛んでみろ、などと言われても困る。
~中略~
成績のいい学生ほど、論文にてこずるようだ。言われたとおりのことをするのは得意だが、自分でテーマをもてと言われるのは苦手。
学校教育を受けた期間が長ければ長いほど、自力飛翔の能力は低下する。
~中略~
昔の芸術家が学校教育を警戒したのは、単なる感情論ではなかったと思われる。飛行機を作ろうとしているのに、グライダー学校にいつまでもグズグズしていてはいけないのは、はっきりしている。
今でもプロ棋士たちの間に、中学までが義務教育になっているのがじゃまだとはっきり言う人がいる。一番頭の発達の速い時期に、学校でグライダー訓練なんかさせられてはものにならない、というのであるらしい。
~中略~
グライダー能力が圧倒的で、飛行機能力はまるでなし、という”優秀な”人間がたくさんいることもたしかで、しかも、そういう人間も”翔べる”という評価を受けているのである。
 学校はグライダー人間をつくるには適しているが、飛行機人間を育てる努力はほんの少ししかしていない。学校教育が整備されてきたということは、ますますグライダー人間を増やす結果になった。お互い似たようなグライダー人間になると、グライダーの欠点を忘れてしまう。知的、知的、と言っていれば、翔んでいるように錯覚する。
 我々は、花を見て、枝葉を見ない。かりに枝葉は見ても、幹には目を向けない。まして根のことを考えようともしない。とかく花という結果のみに目を奪われて、根幹に思い及ばない。」

上記部分は、まさに!です。
どこでもついていく従順さ
これは感染騒動で証明されました。義務教育で育った教師が従順に「あの感染対策」に従い、子ども達にもそれを強いたのです。3年間という長期に渡るマスク生活をはじめとする対策が、子ども達に与えた悪影響は消えることはありません。接種で亡くなったり、副作用や後遺症などに苦しんでいる子、いまだにマスクを外せない子ども達がたくさんいるのにもかかわらず、総括も子ども達への謝罪もしていないのです。近頃、発表された「小中高校生の自殺が過去最多となった」原因の1つだと思います。

まして根のことを考えようともしない
教師だけではなく、多くの大人が、そもそも感染騒動自体=「根」が何なのか?誰が何の目的で行ったのか?など、調べも考えもしなかったのでしょう。
自分のことばかりで、大人が皆マスクをしていれば子ども達も外せない。その悪影響がどれほどのものか、ということ、「皆が外せば私も外す」という思考が、99%マスクという異常な社会を作った原因だったこと、マスクをする=騒動を仕掛けた側の思う壺、ということ、「子ども達のために、まずは大人が外そう」ということにも「思い及ばない」大人がほとんどでした。

寺子屋は、グライダー人間ではなく、飛行機人間になる=「自分の力で生きていけるように」、ということを目指して立ち上げ、運営を続けています。正解を覚えるのではなく、考えること、考える力を養うことを重視しています。

「学ぼうとしているものに、惜しげなく教えるのが決して賢明ではないことを知っていたのである」
「今の学校は、教える側が積極的でありすぎる。何が何でも教えてしまおうとする。知識を与えるのに有能であればあるほど、学習者を受身にする。」「本当の教育には失敗するという皮肉なことになる」「意欲をそぐ詰め込みが悪いのである」
「漢文の素読では、意味を教えないのが普通で、だからこそ、素読というわけである。
意味が気にならないわけがない、早く意味もわかるようになりたいと思う心がつのる。教えないことが、かえっていい教育になっているのである。」
「好奇心をはたらかせる前に、教えてしまう」「親切がすぎて、仇になっている」

これらも氣をつけないといけないことだと考えています。

「学校がどんどんグライダーを社会へ送り出すから、グライダーが溢れる。飛行機はグライダーにとって迷惑な存在である。」

典型的な例は、感染騒動の時にマスクをしなかった人に対し、迷惑がっていた人や「マスク警察」がいました。

「学校はコンピューター人間を育ててきた。しかもそれは機械に負けてしまうコンピューター人間である。機械が人間を排除するのは、歴史の必然である。」
「人間は自分の作り出した機械に仕事を奪われる歴史を繰り返してきた。ただ便利になったと言って、喜んではいられない。」

人の仕事を、「経済的利益のため」に機械に置き換えて、私達が幸せになるのか?良い社会になるのか?考える必要があると思います。

「記憶と再生がほとんど教育のすべてであるかのようになっているのを、おかしいと言う人はまれであった。この教育観は、根本から検討されなくてはならないほず。」

私は、おかしいと思うから、寺子屋を立ち上げたのであり、現在の、テストや受験で良い成績を取ることが優秀で素晴らしい、という評価基準や、「義務教育に行くのが当然」「学校に行けないのは良くないこと」という考えは、改める必要があると思います。あの異常な感染対策をしていた学校に行かない選択をできた子のほうが、まともな感覚・感性を持っているのではないでしょうか?不登校は決して悪いことではありません。

「考えることは、生まれたときから続けてきたことであり、本来は知識がなくても可能なことである。あらゆることを自分の感覚と思考によって、理解、解決しなければならない。
この最高の知的活動を幼い時は無意識でやっているのに、知識を身につけたために、そういう能力を捨てざるをえなかった。成長とともに、知識が増えてくると、忘れることもできないし、新しいことを考えることもできないという、まずい知的人間ができあがる。しかも、教育は高等教育になるにしたがい、知識が細分化され、専門化され、自分の頭を縛ってしまう。自由にものを考えることを極めて困難にしている。」

上記は、寺子屋が進学を目的としていない理由の一つです(進学がダメという意味ではありません。進学を希望する生徒には、それ向けの対応をします)。
将来の進路にもよりますが、この時代に高校・大学に行く意味がどれだけあるのか?
学校教育を受けた期間が長ければ長いほど、自力飛翔の能力は低下
グライダー学校にいつまでもグズグズしていてはいけない
と書かれているように、逆に弊害があるのではないか?ということです。

「幼児期は自ら考えていたのに、学校に通う時期になるといきなり知識一辺倒になる。失ってしまった幼少の頃に持っていた能力を、もう1回何らかの形で生かせば、コンピューターを凌駕して社会を動かす原動力になるはずである。」

同感です。やはり、根本的に義務教育・学校教育・校則など見直す必要があると思いますし、”機械にはできない能力こそ価値がある時代”になるのですから、それを身につけたり、磨いていく学びが大切だと考えています。

ほんもの寺子屋は、原則、テスト・通知表・宿題・校則・制服などがありません。
義務教育の校長先生にも、「学校を寺子屋に寄せていったらいかがですか?」と直接提案しています。

これまで補助金や助成金無しで運営しており、昨年から寄付の募集を始め、多くの皆様にご支援をいただいているおかげ、同じ想い・志を持つ講師の皆様など、多大なご協力をいただいているおかげで継続できています。
この場を借りて、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます!

私は、「八方良し」を目指して、活動を続けていますが、八方=「作り手」「売り手(繋ぎ手・傳え手)」「買い手」「環境」「地域」「日本」「世界」「未来=子ども達」の中で、一番は”未来=子ども達”のためであり、その想いが、私を突き動かしています。

※政府が本格的に言論統制を始める(参考動画)ようなので、今のうちに色々書いておこうと思います
FBをやっていない方は、店のブログ(記事)のほうでご覧ください

#ほんもの寺子屋
#小中学生対象
#居場所ではなく学びの場
#学校以外の選択肢
#週5日授業
#講師と保護者も学び成長していく
#共育
#生徒募集中
#ご寄付募集中
#甲府市
#山梨県


令和7年初の講演(なんとか!)無事終了

2025-01-23 | 八方良しを目指して

昨年末に目の緊急手術を行い、片目での生活が続いていましたが、1月16日頃に完全ではないものの、手術したほうの目が回復し、両目で見える生活になりました。
が、今度は18日に頭痛と嘔吐が始まり、胃が不調で20日まで丸3日間食べることができず、21日の講演会を迎えました。
以前にも書いたように、講演・体験会「八方良しを目指して」は、私が感染騒動の最中も命懸けで11年間全国各地で続けてきたもので、なんとしてもキャンセルはしない、という決意だったのですが、午前中はまだ調子が悪い状態で一人で準備(品物を箱にしまい、荷造り)をしなければならず、非常に苦しかったです。それでも、なんとか準備をして、無事に講演と懇親会を終えることができました。主催・ご協力いただいたLINKSさん、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
(懇親会は、参加費からは考えられない、お料理が盛りだくさんで参加された皆様はお得でした。私も4日ぶりに少しいただくことができました。美味しかったです)

11年間、講演をしてきたなかで、何度か体調が優れない時がありましたが、いつも話をしているうちに、段々元氣になっていくので、今回もそうなるだろうと思っていました。参加者の方々のお力や氣をいただくのと、魂を込めて話すので元氣になるのではないか、と思っています。
講演は私に与えられた使命であり、もし講演中に死んだとしても本望、それくらいの氣持ち、想いでお傳えしています。
江戸後期に外国人から、「天国」と言われた日本がなくなろうとしているからです。日本の明日=子ども達・未来のために最も大切で、必要で、聴くべき内容だと考えていますし、参加者の皆様が喜んでくださり、そうすると主催の方も喜んでくださるから、遠方で、一人で運転でも、「また頑張って行こう」という氣持ちになるのです。

ご参加いただいた方のご感想を紹介します。

「もっと多くの人に聴いてもらいたいお話でした」
「お話を伺って、根本的に考えが変りました。本当に来て良かったです」
「お金の使い方が勉強になりました。100均やチェーン店を減らそうと思います」
「日頃考えていることを聴くことができました。ただそれを実践することができていなかったのですが、保坂さんは地に足をつけて、長年実践されているのが素晴らしいと思いました。昔の日本の良い物を残していきたいし、氣高い精神性を失ってはいけませんね」
「保坂さんの仰るとおりですね。普段から想っていても実践できておらず、行動することが大事だと思いました」
「「昔に進む」ことが大切だと思いました」
「先日、ほさかさんで置き畳を購入し、使っていて、前に買った外国製のいぐさ製品と全然違いました。「本物との差は圧倒的」ということが体感できました」
「日本人の良さを忘れないことが大切だと思いました」
ありがとうございました🙇 目に鱗の内容に驚きながら、学ばせていただきました」
「一人ひとりの生き方が大事ということですね。品物については、説明がないと全然わからなかったので、説明を伺うのが大切ということがよくわかりました」

以下は、SNSに投稿してくださった記事、2つです。
実際に商品を触りながら体験でき、なぜ、そのようなものを選ぶのか、日本の技術の素晴らしさなど、本当に勉強になることばかりでした。
紹介してくださった商品は、全て永く使え、電気も使用しない。数年で壊れてしまう機械には高いお金を出すけど、ちゃんとしたものを選べば、埃も舞わず、抜けず、折れず、何十年と使えるほうきがある。
どちらが結果的に経済的でエコなのか、、。とても考えさせられました。

日本人は日本のことを知らないと良く言われますが、海外に行った際もそれを痛感しましたし、こんなにも素晴らしい技術を受け継ぐ人がいなくてなくなっていくのは寂しいなぁと思いました。
買い物は投票、どこでものを買うか、誰から買うか、意識できることを少しずつ行動に移していきたいです✨

会場のcafe links さんのご飯、ピザにパスタにパンケーキに、、どれも絶品で何とも落ち着く空間でした☺️💕
貴重な機会を本当にありがとうございました☺️

日頃僕が考えていることと重なる部分がたくさんあっただけでなく新たな知識や考えやそれに伴う行動をたくさん教えていただきとっても勉強になりました。」



今後の「八方良しを目指して」の講演予定は以下が最新です(5月10日が岐阜市から橿原市に変更になりました)。
http://www.hosaka-n.jp/news/7342.html

私個人の講演とは別に、コラボ講演が以下、決まっていますので、今から予定をしておいてください!(詳細は別途お知らせします)
昨年お休みした「自然に還ろう」、今年はやります!
5月23日(金)19時~ 甲斐市
6月22日(日)午後 「第3回自然に還ろう」 山梨県内会場未定


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