本物と出逢うとどう変わるのか?

2016-10-30 | お客様の声

 28・29日の続編です。
 初来店されたお客様は、イタリアンのシェフの方で、包丁を御買上いただきました。
一歩踏み出してご来店いただき、本物の包丁と出逢い、さらにもう一歩踏み出して使っていただいたら、どうなったか?
改めて、ご感想をメッセージでいただきました。

 「包丁使いました! 正直最初何で使おうか悩みながら勿体ぶって使いました。
基本的な玉ねぎみじん切りで最初試しましたが、玉ねぎがふりかけみたいになりました。(水分がいっさいでない)素晴らしいかったです!
何より驚いたのは、すぐ手に馴染む!!
さすがに料理人といっても買いたての包丁には多少なりとも慎重に使い、正直慣れるまでは手を切らないようにと考えるものですが 今日忙しい最中もスタメンで起用するくらいもう手に馴染んでます。
あの包丁で切った食材は輝きますね。

またこの感動はお会いしたとき詳しくお話します!」

と、なりました。
こうなることがわかっているので、強く自信をもってお勧めすることができるのです。


一歩を踏み出す

2016-10-29 | ほさか式幸せ生活

 昨日の続編です。
 
私の志事の1つは、日本の物造りの素晴らしさをお傳えすることですから、出逢った方には、「Made in Japanのすごい物が集まっているので、よかったら一度店にいらしてください」とお話します。
その時に、店の近くにお住いでも来ない方もいらっしゃれば、県外など遠くからでもお見えになる方がいらっしゃいます。
 私は、本物だ、と思った人やお店や物には遠方であろうが、極力出会いに行きますし、本も読むようにしています。なぜなら、私自身の人生が本物との出逢いで大きく変わってきたからであり、もっと言えば、「出逢いがすべて」と言っても過言ではない、と思っています。
そういう意味でも、出逢った若い方が店に来てくださり、本物と出逢い知ってくださったことは、とても嬉しいことでした。知らなければ、手に入れたり使える可能性はゼロですから。


 一歩を踏み出すかどうかで、人生はまるで違うものになるのです。


本物との出逢いが人生を変える

2016-10-28 | お客様の声

 昨日、2度お逢いしたことがある方が初めて来店されました。
2度と言っても初回はご挨拶だけで、2度目も数分程お話したくらいでしたが、お仕事柄、うちの店の品をご紹介したかったので、その時に「ぜひ一度いらしてください」とお誘いしたところ、来てくださったのです。

 1時間20分位、漆器・銅・包丁・革・箒などの品々を説明すると、
「いや~先日お話を伺って、良い物が揃っているだろうと思っていましたけど、想像以上でした」「また近いうちにかみさんを連れてきます」
というお言葉をいただきました。
私が「説明を聴いていただかないと、ここは宝の山なんですけどそれに氣付かないまま、何もわからないままでお帰りになってしまうんですよ」と言うと、「これは、本当にそうですね」と仰いました。
 商品説明の後は、ゆっくりお話できるのが初めてで自営業同士ということもあり、お互いのことや経営のことなど多岐に亘る話をして、楽しい時間を過ごせましたし、私も色々と教えていただきました。

 そして、お帰りになった後に、
「とても刺激的な時間を過ごせました。ワクワクした感情が止まりません」
さらに、お買上いただいた品を使うのが楽しみですというメールをいただきました。
 まさに、私がいつも言う「本物との出逢いが人生を変える」で、世界最高のMade in Japanの品々との出逢いが、お客様の人生や毎日を変えていくのは間違いない、と確信していますし、この出逢いで私の人生も変わっていくと思います。
 素晴らしい方とご縁をいただいたことに感謝です。


他山の石

2016-10-14 | ほさか式幸せ生活

 ここのところ、恥を忍んで私的なことをFBやブログという人様の目に触れる媒体に書いているわけですが、それは私のような後悔をする人が一人でも減れば、と考えてのことです。

「親・家族を大切にする」
「家族に感謝する」
「親が生きているうちに親孝行を」
「公私のバランスをとる」
「それまでの方法に囚われない・流されない」
「立ち止まる時間・ゆっくり考える時間をもつ」
「今日が最後かもしれないというつもりで、今を生きる。人と接する」
「世の中、絶対はない(まさか、ということも起きる)。過信しない」
「最悪の事態も想定しておく(危機管理)」

 すべて当たり前のことなのですが、私を「他山の石」としていただき、「何よりも家族を大切にする」。そういう社会になれば、と思っています。
人のことを言える立場ではありませんが、家族ということで言えば「子は宝」のはずが、子どもを犠牲にしたり、親の都合が優先であったり、そういう例を見受けます。私自身もこれを書くことで戒めとします。
 今は昔の当たり前が当たり前ではない、異常なことを異常と感じない社会になっているように思います。私は、「昔へ進む」ということを提唱していますが、戦後、精神が退化したり時間的に貧しくなった日本を、古き良き日本にしていければと考えています。


※「他山の石」とは、他人の誤った言行やつまらない出来事でも、それを参考にしてよく用いれば自分の修養の助けとなる、という意味


パネラーとして参加します

2016-10-13 | その他(2021年6月19日以前)

 11月16日に山梨県立図書館で開催予定の
『日本のインテリアを考える』第2部 シンポジウム

https://www.facebook.com/events/607485686089361/
の打ち合わせで、初めてスカイプを体験し、英国在住のインテリアデザイナー澤山さんと山梨にいながらお話ができました。海外や遠くの方と話すにはいいですね。

 4名の方々から貴重なお話を伺い、有意義な時間となりました。パネラーとしてお招きいただき、感謝です。異業種のプロがそれぞれの角度から話しができるので、相当面白いパネルディスカッションになりそうで、このような企画を山梨で行うのは画期的だと思います
まだ申込み可能ですから、ご興味のある方はぜひどうぞ。

 マスメディアの皆様、告知・紹介をよろしくお願いします。
お問い合わせ・取材は、主催の中島さんへ。
TEL 055-228-0140 nakajima@3ave.co.uk

打ち合わせを終えての中島さんのコメントです。

「11月16日に山梨で開催する『日本のインテリアを考える』シンポジウムに参加してくださる皆さまと、英国の澤山乃莉子を繫いでSkypeミーティングを行いました。 皆さんのお話は仕事への取り組み方や、建築やインテリアについて、また日本の伝統の素晴らしさなど、とても奥深いお話でした。既に当日のパネルディスカッションの期待が大きくなりました!『日本のインテリアを山梨から変える!!』そんな貴重な第一歩に、 皆様も是非ご参加くださいませ。」


公私のバランス

2016-10-12 | ほさか式幸せ生活

 前回、長い人生に於いては、家族に重点を置く時期、社会活動を活発にできる時期がある、ということを書きましたが、公私のバランスもとても大切だと思います。
私は、あまりにも公的・社会的なことの比重が大きくなり、自分のことはもちろん、家族のことは後回しになり、店や社会的な活動が忙しくなりすぎて、自分の能力を超え、その皺寄せが家族にいってしまいました。
 私の場合は自らの意志で動いていましたが、会社勤めの方は、仕事に縛られたり忙しすぎて、家族との時間がなかなか取れない、とか単身赴任のように、一般的に日本では私の割合が少ないように思います。もっと私の部分を充実させていける社会が良いと思いますので、私自身もこれから実践をしていこうと思っています。
 志事は継続しますが、反省を踏まえ、当面は家族優先で過ごします。店は休業日が多くなり、営業時間も短縮しています。


人生のなかの時期

2016-10-08 | ほさか式幸せ生活

 長い人生において、自由な時期・仕事中心の時期・家族のために過ごす時期・社会のために動く時期、など様々な時期があると思います。
 私は、ここ数年「日本・山梨を元氣にする」という人生の目的・志のもと、店での志事(本業)と、それ以外の公的な活動も目一杯やってきました。しかし、それが「最も大切な家族を亡くす」という結果を招いてしまった、と考えています。

 今年6月に恩師に手紙を出したのですが、以下のような文章を書いていました。

「最近は、色々な活動をしてきた中で、最も大事なことは、天下国家のことを言う前に、家族や身近な人を大切にし幸せに共生していくことだと思うようになりました。
子どもの年齢や親の状態など各家庭で事情は違うわけですが、対外的な活動が忙しくなりすぎ、家族のことが疎かになっては本末転倒で、私自身そういう点を反省しています。」

 予言したようですが、まさにそうなってしまったのです。
私の家族構成や事情では、ここ数年は家族のために時間や労力を使うべき時期で、何年か経って家族の状況が変われば、様々な社会的な活動ができる時期が来るので、そこまでは本業以外の社会的な活動は控え目にすべきでした。

 家族の集まりが社会ですから、まずは、自分の家庭をしっかり築き・守る・未来を担う子を育てる、それこそが最も大切な社会貢献で、それが出来て余裕が生まれたら社会のために活動をしていくというのが本来であり、その順序を間違っていたと思うのです。


胸が痛む

2016-10-07 | その他(2021年6月19日以前)

 よく「胸が痛い」と言いますが、母の急逝以来、初めて精神的なことで物理的に「胸が痛い」ということが続いています。
心身は一体。「食」はとても大事だと考えていますが、精神的なものが体調や健康に影響を及ぼす割合は、かなり大きいと感じています。
 あと、よく「食欲がなくなる」と言いますが、食欲はなくなっていません(笑)。お会いする皆さんから「痩せましたね」と言われますが、食べています。皆様にご心配いただき恐縮です。

私が為すべき志事

2016-10-06 | お客様の声

 昨日の午後、初めてご来店のお客様がいらっしゃいました。 銅製の調理道具や急須・湯沸し、包丁、漆のお皿・箸・スプーン、土鍋、帽子、革の財布・キーケース・ベルト・リュックや父の竹の作品などについて2時間ほど、説明をさせていただきました。とても興味を持って聞いてくださり、「感動しました」と仰ってくださいました。やはり、私が為すべき志事は、これ=「世界最高の日本の物造り・工芸・傳統・父の作品を傳えること、紹介していくこと」だと再確認しました。


御礼と10月の休業日

2016-10-03 | 展示会

 保坂英美子の急逝後、短期間でしたが初の展示会「第11回 伝統の技と現代家具展」が昨日無事終了しました。
ご来店いただきました皆様、ありがとうございました。
終了後もテーブル・椅子・ベッド・ロッキングチェアは、ギャラリーに展示しています。ご覧になりたい方は、事前にお電話をいただければ対応させていただきます。

 10月はトップページに記載のとおり、休業日がとても多くなっていますので、お氣をつけください。お急ぎの御用の方は、休業日・営業時間外でも対応できる場合もございますのでお問い合わせください。


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