この1年半ほど、5箇所骨折に始まり色々と大変なことが続きました。
「まだまだ未熟」だと天から教えていただいたので、人の話を伺ったり、読書をしたり、生き方や哲学などの学び直しをしてきました。
ここのところ同じような内容の本が3冊続いたので、ご紹介してみます。
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1冊目、「自分とか、ないから」しんめいP著より。
「苦しみの原因、それは、「自分」なのだ(!)」
「自分の「かわらない本質」は成立しない。不変の「個性」「性格」「アイデンティティ」はありえない。
「自分で「クソしょうもない考え」の中にはいりこんで、でられなくなってるのが、ぼくたちの姿なのだ」
「そもそも、すべての悩みは成立しないのだ。だから、ぜったい大丈夫なのだ」
「ブッダも「自分」がなくなることを、「最上の安楽」つまり「一番、きもちいい」といっている」
「「自分」がなくなったことで、人生がいきなり動き出してしまった」
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2冊目、「マイ仏教」みうらじゅん著より。
「仏教では、「無我」つまり「本当の自分」なんてものはない、ということを2500年前から説かれているのです」
「”他人と過去と親”。この3つと自分を比較してはいけない」
「「自分探し」よりも「自分なくし」。これこそが、生きる上での大事な心構えなのです」
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3冊目、「すべては今のためにあったこと」中山靖雄著より。
「苦に思うのは自分があるから」
この本は、他にも素晴らしいことがたくさん書かれていたので、次の投稿でまたご紹介します。
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「自分なんて、ない」
「自分探し」より「自分なくし」
読んでみると、深い(笑)。
「苦しみを自分で作っている。自分が苦しみの原因」
大変な経験をしたからこそ、深く理解できるようになったと思いますし、一歩進むことができました。
思い込みや決め付け、負に解釈したり、謙虚さを忘れたり、他人のせいにしたり、など、「我」が強すぎることは、苦しみや悩みを産むのですね。
(次回につづく)