私達一人ひとりの幸福や地域・社会のためにも大切なことだと思い、著書「怒らないこと」について7日間連載し、最終回となりました。2回目(6月23日)の時に今日の最終回まで書き終えていましたが、長くなるので7回に分けました。
「人間は笑いを忘れたことにより、ずいぶん不幸になっている」
「笑いさえすれば、お金を1円も使わずに、楽しく、美しく、幸せになることができる」
「「幸福だから笑う」のではなく「笑って幸福になってください」。笑うために何かをする必要はなく、今すぐ笑う」
「笑いは強者の証明、怒りは敗北者の烙印。楽しく生きるために、今、笑いましょう。それで怒りとは無縁。
怒ることは恰好悪いと理解して、怒った瞬間に恥ずかしく思うべき。怒りに対して、恥を感じてください」
「心構え次第で、誰もが幸福に生きられる」
99%マスク社会となった日本は、2~3年間、笑顔が見えない国でした。私や私の周りの人は、素顔の方が多かったですが。そういう状況になって、笑顔の力・重要さがより実感できました。ニコっとされると氣持ちが和らぎます。
特に女性・母親の笑顔が見られないのは、社会的損失です。
元来怠け者の男は、女性の笑顔のために頑張る生き物ですし、赤ちゃんや子どもが母親のマスクで表情が見えないのは最悪で、様々な弊害、悪影響が指摘されています。特に暑い時期は、熱中症のリスクも高まり危険です。
接客業でいまだにマスクをしている所もありますが、とても失礼な接客で、体に良くありませんし、笑顔を見せられないことも大きなマイナスです。お店や施設に入るときにマスクをするのもやめましょう。そもそも感染防止効果は証明されておらず、効果がないことは3年間の結果で明白になりました。いまだにマスクをしている国は日本だけ。恥ずかしいことです。
素顔で笑顔で幸せに過ごしましょう。
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著書、「怒らないこと」からの学びをまとめると、
①私たち一人ひとりの心の在り方が大切
②他人のせい、何かのせいにしない
③他人にも結果も完璧を求めない
④他人にされて氣に障ったことは忘れる。恩は忘れない。
⑤怒らない。自分を壊し、周りにも迷惑だから。
⑥人間だから怒って当然と開き直らない。怠けない。
⑦善悪はある。悪いことはやめる。ならぬものはならぬ。
⑧エゴを捨てる
⑨自分は能力がない、と思うのもエゴ
⑩自分ができることをすれば良い
⑪どういう状況になっても拒絶しない
⑫怒りを「抑える」「我慢する」「発散する」は間違い
⑬何があってもびくともしない心をつくる
⑭赦すことが大切
⑮依存しない
⑯笑顔・笑って幸福になる
これらの根っこに、「今日生かされていることへの感謝の氣持ち」を心の奥底から持っているか、がとても大切だと思います。感謝の氣持ちを常に持っていれば、イラついたり、怒ったりすることはそうそう無いはずです。
私が今までの人生で体験してきた「本物との出逢いで人生が変わる」「本物は人を幸せにする」は、人・本・モノとの出逢いです。たくさんの学びをいだだける素晴らしい本に出逢えて幸せです。
連載にお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!