もう大晦日。今年も信じられない速さで1年が終わります。
店のお客様、講演会にご参加いただいた皆様、お世話になり、お付き合いいただいた皆様、今年もありがとうございました!
5月下旬に右足5箇所の骨折→救急搬送→入院→手術→退院→松葉杖→松葉杖無し、となりましたが、今も34cmのプレートとボルト7本が入っており、まだ完治とはいかず全治1年以上となりそうです。その右足を庇っていたからだと思いますが、秋から左肩が五十肩になり、今も治らず、ということで足と肩のダブルパンチで體(体)は、人生で一番大変な1年になりました。たくさんの方々にご心配、お心遣いをいただき、大感謝です。
今年は、足が悪い最中に精神面でも母の突然死の時と同じくらいに追い込まれ、長期間ということもあって心が壊れかけました。心身共に非常に厳しく大変な1年でしたが、その分たくさんの学びがあり、また成長する機会をいただきました。
この10年間、日本の危機的な状況をなんとかしなければ、ということで社会的な活動を広く全速力でやってきたツケが一氣に押し寄せてきたようです。
店・美術館・講演・コラボ講演・勉強会主宰・評論活動(新聞・雑誌の連載・FB投稿)・地元での活動・寺子屋・夫・父と一人10役。もともと能力が高いわけでもなく要領が良い人間でも頭がきれる人間でも無いので無理があったのですが、子ども達が犠牲になり、日本が終わってしまうことはなんとしても避けなければいけませんから、「せめて自分だけはやろう」という想いで突っ走ってきました。
今までの人生でも、何度も辛いことを乗り越えてきたので、この年齢になり精神的にこんなに長期間キツイ思いをするとは思っていませんでしたが、それは、①自分の未熟さ、と②難しいことに挑戦しているから、だと思います。
全国的にも例がないであろう方法、内容で寺子屋を運営するのは、立ち上げる前に想像していた何倍も大変です。代表をしているので時間をすごく取られますし、経済的にもマイナスですが、素晴らしい講師の方々が協力してくださっていますし、縛りがキツイ学校でもない、何でも自由なフリースクールでもない、外国の思想を元にしたオルタナティブスクールでもない、「寺子屋」は日本にとって、子ども達にとって絶対に必要だと思うので続けています。
今は生徒を募集していますので、小中学生でご興味がある方はご連絡ください。
今の世は、正しいことをしたり、言ったりすると叩かれる、潰される、異端とされる社会です。感染対策だけではありません。医療や農業だけではなく、どの分野も専門家・プロの多くが洗脳されていて、しかし「専門家・プロ」ということで一般の人が信じてしまう、という構図で、学校教育も同じです。夫婦関係・家庭教育・保護者の考えも今の常識は昔と違っています。寺子屋をやってみて、改めて全分野、「昔に進もう」だと再認識しているところですが、間違った感染対策には反対する人も、夫婦や家庭のことになると「昔の常識は時代錯誤だ」と言う方も多いのではないでしょうか。このような社会、しかも資金など無い無い尽くしの中で、寺子屋を継続・運営していくのは非常に難しいことだと思いますが挑戦を続けています。
先日、寺子屋への寄付のお願いの投稿
http://www.hosaka-n.jp/art/7154.html
の後、有難いことにすぐに寄付をいただきました(寄付は常時募集しています)。本当に有難く、心より感謝しています。
日本全体が潰されれば家族も守れなくなるので、自分や家族のことを後回しにして社会的な活動をしてきましたが、まずはコラボ講演と評論活動をやめて8役に減らし、なるべく家族・自分のことを優先するように心掛けています。そして、以前から言っていた「どの分野も偽物だらけで本物はとても少ない」ということをある分野でも実感し、年末に大きな決断をし、実行に移しました。
自分が変わること、実践すること、今年の冒頭に掲げた「一灯照遇」=「日々の生き方・暮らし方」が何よりも大切なことだと考え、実践しています。
「明けない夜はない」「陰極まれば陽となす」、で来年は良い年になると信じています。
皆様も良いお年をお迎えください。
※前にも書いたように、忙しくて葉書を出せていませんが今年は喪中です。