人生のなかの時期

2016-10-08 | ほさか式幸せ生活

 長い人生において、自由な時期・仕事中心の時期・家族のために過ごす時期・社会のために動く時期、など様々な時期があると思います。
 私は、ここ数年「日本・山梨を元氣にする」という人生の目的・志のもと、店での志事(本業)と、それ以外の公的な活動も目一杯やってきました。しかし、それが「最も大切な家族を亡くす」という結果を招いてしまった、と考えています。

 今年6月に恩師に手紙を出したのですが、以下のような文章を書いていました。

「最近は、色々な活動をしてきた中で、最も大事なことは、天下国家のことを言う前に、家族や身近な人を大切にし幸せに共生していくことだと思うようになりました。
子どもの年齢や親の状態など各家庭で事情は違うわけですが、対外的な活動が忙しくなりすぎ、家族のことが疎かになっては本末転倒で、私自身そういう点を反省しています。」

 予言したようですが、まさにそうなってしまったのです。
私の家族構成や事情では、ここ数年は家族のために時間や労力を使うべき時期で、何年か経って家族の状況が変われば、様々な社会的な活動ができる時期が来るので、そこまでは本業以外の社会的な活動は控え目にすべきでした。

 家族の集まりが社会ですから、まずは、自分の家庭をしっかり築き・守る・未来を担う子を育てる、それこそが最も大切な社会貢献で、それが出来て余裕が生まれたら社会のために活動をしていくというのが本来であり、その順序を間違っていたと思うのです。


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