損得に囚われない生き方

2018-05-30 | ほさか式幸せ生活

 一昨日放送のNHK 「プロフェッショナル仕事の流儀」に山梨県清里の三枝俊介氏が取り上げられていました。
 一番印象に残ったのは、8つあったケーキ店を閉めて新たな道へ進む決断について、すごい決断だと思うのですが、「使命だと感じ、成功するとか失敗するとか、損だとか得だとかいう観念はなかった」という言葉です。
仕事と志事の違いだと思いました。三枝氏の域には遠く及びませんが、日本の職人さんや傳統・文化の素晴らしさを傳えること、次世代に繋いでいくことは、私の志事であり使命だとも思っています。知った以上は傳える義務もある。「ここに日本の宝がある」と傳え続ける。傳えずに日本の宝を失っていくのは、あまりにもったいないですし残念すぎます。
 
 私の本の出版や装丁の方法も一般常識では大赤字になることが濃厚で、損得を考えたらあり得ない選択ですが、売れようが売れまいが何を言われようがやるしかないので、「えいやっ」とやってしまいました。
今後お知らせする出版記念の企画も同様です。9月9日と11月18日の午後、よろしければ空けておいてください。結果がどうあろうと、周りの意見にも耳を傾けながら、為すべきと思ったことを為していきます。
 
 人生は、選択の連続です。もちろん私自身も過去に間違った選択をしてしまったこともあり、偉そうなことは言えませんが、目先の損得に囚われない生き方は幸せだと思いますし、そういう日本人が増えれば、日本や地域も良くなっていくと思うのです。

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