森永卓郎さん死去 消費税は廃止、少なくとも5%へ減税

2025-01-31 | 社会評論

1月28日に森永卓郎さんがお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈り致します。貴重な発信をされていたので、とても残念です。

5回目の接種から急速に体調が悪くなられたようです。
それからは、123便墜落の件など、命懸けの発信を続けてこられました。影響力のある人が本当のことを言うと、消されてしまうのが日本です。それをご存知なので、ご自分の死が近付いたことで、ある意味、遺言のように、本当のことや今まで書けなかったことを発信されていたのだと思います。

以前、森永さんの著書「ザイム真理教」を取り上げました。
日本は大きな借金を抱えているわけではない
「消費税は日本経済に致命的な打撃を与えているので、最優先課題は消費税の引き下げ、撤廃」
「社会保障を消費税でまかなうこと自体が間違い」
「消費税を社会保険財源にするということ自体が、企業が社会保障負担から逃れることを意味する」
「消費税・税制の特例を廃止し、すべての所得を総合課税することが望ましい」
と書かれています。

私も今、政治が最優先で行うべきは、「能登への援助」「消費税廃止、最低でも5%への減税」「危険な感染対策中止」だと考えています。これをわかっていない、言わない国会議員には投票すべきではないでしょう。
「消費税廃止」は国民運動にしていく必要があります。

海外では食品は非課税の国も多いですが、日本の消費税は低所得者ほど負担が大きく、輸出大企業に有利な、酷い仕組みです。
「G7のうち、イギリスとカナダは食料品の消費税はゼロ。
イタリアは4%、フランスは5.5%、ドイツは7%。日本が一番高い8%。オーストラリアも韓国も台湾もフィリピンもインドネシアもタイも、食料品からは消費税を取っていない。」
少なくとも、食品や水道光熱費・ガソリン・家賃などは非課税にすべきです。

消費税については、こちらもご覧ください。
大臣(=財務省)の答弁の酷さに、呆れます。
「消費税477兆円の65%が大企業優遇に消える!33年間で308兆円の税金流用の闇」
(れいわ新撰組は、消費税については良いのですが、医療や選択的夫婦別姓などの問題で支持はしていません)


長いですが、森永さんの人生最後の奥様との関わり方を以下に共有しておきます(吉良義継様の投稿)。
 
「ただ一人、妻だけが私を“キモイ”と言わなかった」
余命宣告された森永氏が身辺整理で見せていた妻への愛

がんで闘病中だった森永卓郎さんが、1月28日、
原発不明がんのため自宅で亡くなったことがわかった。67歳。

がんで余命宣告を受けてからも精力的に活動していた森永さん。
やがて残される家族がどんな困難に直面するかをまとめた書籍
『身辺整理』も刊行していた。
その中で森永さんは親友は作らないほうがいいと言い、
妻への愛についても語っている。

本記事では書籍のなかで
人間関係について森永氏が言及した章から、
一部抜粋・再構成してお届けする。

親友なんてものは絶対に作ってはいけない。
アイツとは互いに理解し合っているなどという
発想は人を確実に駄目にする。
第一、自分のことを理解しているのは自分だけだ。
このことについては、余命宣告を受けていよいよ確信を深めた。

死に向き合うのは孤独な作業だ。
私にとっては一人で考える孤独な時間がありがたいのだが、
いずれにしても誰かと共有したところで意味がないのだ。

一人で死んでいくことが怖くなってしまうかもしれない。

また、老後生活に入ってから、
現役時代の友人関係を引っ張り続けるのも最悪の選択だ。
一緒に飲みに行こう、
一緒にゴルフに行こうという誘いに応じていると、
どんどん老後資金を食いつぶすし、
何より自由な時間を奪われてしまうからだ。

その意味で私は、
人はどんどん一人になる訓練をしていかなければいけないと思う。

もとより人は、一人で生まれて一人で死んでいくのだから。

がんになって変わったこと
仲間も友達もいない私にとっての唯一の人間関係が家族だ。

結婚したのは専売公社時代の1983年、
私が25歳、妻が23歳の時だった。
入社してすぐに、主計課という予算配分を握る部署に配属されて
天狗になっていた私は、関東支社の予算課から
「森永さん、忘年会をやるので参加していただけませんか」
と誘われた。官官接待というやつだ。
その時、思いあがっていた私は
「行ってもいいけど、女連れて来いよな」と言った。

果たして関東支社は、予算課に勤める若い女性を連れて来た。
それが妻だった。
そのため、妻は「私は人身御供にされた」と言い続けた。

私のプロポーズを受けてくれた理由として
「怒らないから」というのがあったようだ。

確かに私は感情的になって怒ることはない。
いや、正確に言えばほとんどない。
ここだけ切り取れば善き夫のようだが、
妻は「とんでもない!」と言うだろう。
私は究極の仕事人間で、家のことには無関心だった。

二人でいたうちはまだしも、
子供ができてからが問題で、
ワンオペ育児を強いられた妻は不満を募らせていたのだ。

いつしか妻からは「赤の他人」扱いされ、
子供達は「我が家は母子家庭」だと言い始め、
合意形成をとられていたこともあった。

テレビに出るようになってからは、
人様に批判されるような仕事をしていると認識していたのだろう。
家族で外出する時には変装して、
しかも時間差で行動するよう指示されていたほどだ。

「この人と結婚して本当によかったと思う」
離婚の危機に直面したこともある。

2006年に私の父が脳出血で半身不随になったことから
介護生活が始まったことについては先に触れたが、
妻の苦労は大変なものだった。

毎朝6時に起きて、父を着替えさせ、歯を磨かせる。
トイレは何とか自力で行けたのだが、
ちょっとでも躓くと立ち上がれないので目が離せない。

家中に警報ベルを設置していて、夜中に警報ベルが鳴ると
「あ、倒れたな」と察して、
妻はそのたびに飛び起きて駆けつけていた。

私は何をしていたかと言うと、
都内の仕事場で寝泊まりをして、
週末にしか家に帰らない生活を続けていた。
すべての父の介護が妻に覆いかぶさっていたのだ。

さらに事件が次々と起きた。
父は体は不自由でも頭がフル回転だったので、
事あるごとに文句を言い続け、
妻のストレスは最高潮に達していた。

妻からの訴えを受け、
あまりに酷いと感じれば、
私の口から父に注意をしてはいたのだが、
息子の言うことを素直に聞き入れるような父ではなかった。

そんなある日、
「はっきりとしているのは
 親父の性格が治ることはないということだ」
などと言ってしまった一言が妻の怒りを爆発させたのだ。

仕事中に妻から「誰のお父さんでしたっけ」というメールが届き、
無視していたわけではないが、
目の前の仕事に追われていたところ、
「もう離婚するしかない」
と通告されてしまったのだ。

そうこうしているうちに父は体調を崩して入院し、
その後は施設に入所することになったのだが、
妻は毎日、施設に通い続けて父の世話をしてくれた。

「ここまでお父さんのお世話をしてきたのだから、
 放り出すわけにはいかない」
と言っていたのが印象的だった。

私は妻の生真面目さに救われたのだ。

施設に入って2年ほどで父は他界したが、
迷惑をかけっぱなしだった父が最後に
妻に「ありがとう」と感謝の言葉を口にした。
私は妻には頭が上がらないと思った。

さらにここへきて、
今度は自分の身の回りのことを
妻にしてもらわなければならなくなってしまった。

要介護3に認定された私は、
一人で着替えることはできるのだが、
とても時間がかかるので、
妻に靴下まで履かせてもらっている。

そんな時、
「この人と結婚して本当によかったと思う」
とメディアで語ったところ、
妻がたまたま聴いていて
「いい加減にしてよね、外面がいいのにもほどがある」
とか言っていたが、外面なんてどうでもいい。
本心しか言わないのが私なのだ。

結婚して40年以上になるが、
朝から晩まで一緒の時間を過ごすのは初めてだった。
一緒にテレビを観たり、
スーパーへ同行したりするのが新鮮で、
がんになって新婚気分を味わっているかのような日々が続いた。

お金のやりくりは大変
その一方で、こんなにも妻と自分は
違う価値観を持っていたのかという発見もあった。
たとえば妻は肉が嫌いで、まったく食べない。

私は肉が大好物なので夕食のメニューを巡って揉めるのだ。
といっても妻は、
私に食欲があるのはいいことで、
とにかく食べさせなければいけないと頭が働くのだろう。
先日、私が「すき焼きが食べたい」と言った時は、
一人用の小さな鍋を二つ買ってきて、
私はすき焼き、
妻は肉抜きの野菜鍋を作って一緒に食べた。
「変な家だよね」と言いながらも、
私は妻の配慮に感謝していたのだ。

ただ、今は食事の好み以上に大きな問題を発見したことから、
妻とは距離を置くように心がけている。
気づいたこととは、
「妻は金融リテラシーが欠けている」という事実だ。

結婚した頃の我が家はとても貧しかった。
にもかかわらず、
妻が
「ご近所さんがお金がないないって嘆くんだけど、
      どうしてそんなにお金が心配なのかな」
と言っていたことを思い出した。

長男の康平も
「うちは株主優待やクーポン券が使える店にしか
         外食に連れて行ってくれない」
と不満を漏らしていた。

我が家の収入が劇的に増えて、
生活に余裕ができたのは、
結婚して20年も経ってからだ。

それまで、妻や康平がお金の苦労を感じなかったのは、
私が綿密な資金計画を立てて資金繰りをつけ、
家計破綻を回避してきたからだ。
我が家の家計は、
そもそも高級なレストランで外食ができる状態ではなかった。
クーポン券を使って外食するだけでも、
十分なぜいたくだったのだ。

ただ、私が資金管理をすべて担ったことで、
妻は金融に疎くなってしまった。
もともと無駄遣いを一切しない人なのだが、
それと資金管理ができるかどうかは別問題だ。

このままだと、私が死んだあと、
税金の支払いや銀行や証券会社との取引、
クレジットカードの管理や、
さまざまなネット取引など、
すべての金融取引で、
妻は行き詰ってしまうだろう。
詐欺師に騙されてしまうかもしれない。

だから妻には、とりあえず、
すべての事務仕事を丸投げすることにした。

「アレをやっておけ」「自分でやれ」と指図する私に対して、
妻は
「顎で使われている」
「私のことを使用人だと思っている」
と怒るのだが、
何が真の優しさかと考えた時には心を鬼にするしかない。

ただ一人、妻だけがキモイとは言わなかった
妻と距離を置こうと思ったのは、もう一つ理由がある。

私がメディアの世界で一番仲良くしている
倉田真由美さんのご主人が、
2024年2月に膵臓がんで亡くなった。

くらたまさんは情が深いという点が妻とよく似ている。
そのくらたまさんが
「夫の使っていた座椅子がどうしても捨てられない。
                思い出があるから」
とネットに書いていた。

彼女の思いは痛いほどわかるのだが、
そうしているといつまでも独り立ちができなくなる。

そこで私が死んだあと、
妻が一日も早く一人で生きていける状況を
作っておかないといけないと思ったのだ。
それが私の妻に対する身辺整理だと考えたのだ。

だから私は妻に嫌われようと思った。
そうすれば、妻はすぐに立ち直れる。
ただ、正直言って、この身辺整理は、
まったくうまく行っていない。

これまでの人生で、私はほぼすべての女性から
「キモイ」と言われ続けた。

ただ一人、妻だけがキモイとは言わなかった。
そんな唯一の存在を冷淡に扱うことは、
なかなかできないというのが、
残念ながら、私が抱える限界なのだ。

一番不幸なこと

2025-01-28 | ほさか式幸せ生活

刺さった言葉を見かけたのでご紹介します。
「一番不幸なことは、今ある幸せに氣付かないこと」
本当にそうだな~、と思います。

日本に人として生まれただけで、とても幸せなことだと思いますが、足りないところや不足しているところばかりに目を向け、不満を持ったり、人を責めたり。そんなことをしていたら、幸せに生きるのは難しいと思います。
すべてが有難い。そんなふうに思えれば、その瞬間から幸せです。


「変身 其の弐」

2025-01-25 | ほさか式幸せ生活

実は、ほぼ完成していた文章を全部消してしまい(泣)、書くのは2度目です(笑)。

昨日、ご縁をいただき、ある方にお逢いしました。
その方は、皆が「どうしたらそんなことができるの?」ということを実現している方でした。お話を伺って、「私は不器用で要領と頭が悪い人間」だと改めて思いました(笑・凹んでないので大丈夫です)。

人は、自分で限界を決めてしまったり、「それは無理」「実現は難しい」と決め付けたり、思い込んだりしがちです。
その方がされていることにも興味があり、できる範囲で参加していきますが、一晩経って、自分の意識が変化したことが最も大きかったです。上記のようなことは、わかっていたのですが、私自身も、ある程度の限界を決めたり、「難しい」と思ってしまっていることがあった、と改めて氣付いたのです。

私は野球少年でしたから、同世代の野茂英雄さんやイチローさんが好きで、特にイチローさんの
「小さなこと重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道」=「継続は力なり」
は、私の座右の銘の1つです。

先日、イチローさんは米国野球殿堂入りを果たしました。その会見で、
「この日を迎えるということが2001年、僕が初めてMLBに挑戦した年に、おそらく地球上で誰も想像はできなかったと思うんですよね。ここまでアメリカで25年、現役は19年ですけども、振り返るとあまりにも多くの出来事があって。
いいことだけではありませんでした。苦しいこともたくさんありましたけど、最終的にここに1歩ずつ近づいていった。」と語りました。

野茂さんもメジャーに行く時には、ひどく叩かれました。「我が儘」「メジャーでは通用しない」。
結果は、1年目にトルネード旋風を巻き起こして新人王。両リーグで2度のノーヒットノーラン達成。
ドラフト4位入団のイチローさんは、日米で殿堂入りして、背番号51がマリナーズの永久欠番に。
大谷翔平選手は、メジャーでも二刀流で成功し、ホームラン王、MVP。1000億を超える契約。

誰が予測できたでしょう。野球好きの人間ですから、この時代に日本人として生まれ、お三方の活躍を生で見ることができ、幸せだと思います。
(2009年3月 第2回WBC決勝 対韓国戦 10回表2死二、三塁、イチロー選手の決勝中前適時打は、日本のスポーツ史上最高の瞬間で一生忘れません)

一昨年から、5箇所骨折、SNSで誹謗中傷されたり、先日の目の手術、他にもここにはまだ書けないこと等々、一般的に見れば、「良くないこと」「苦しいこと」が続いています。しかし、「大変」=「大きく変わる機会をいただいた」のですから、成長・成功のため、より良い人生・明日のための過程なのだと思っています。
イチローさんでさえ、「いいことだけではなく、苦しいこともたくさんあった」のですから。

私もこれからは限界や制限を決めずに(無理をするという意味ではありません)、生きていきます。
「変身 其の弐」、意識の変革です。
多くの人が、「そんなことは有り得ない。無理だろう」と思われるでしょうが、目指していることを実現していきます。ワクワクしてきました。
先月、そのために、力を貸してくださる方を募集しました。
http://www.hosaka-n.jp/art/7322.html
特に、5月~再開する八ヶ岳(北杜市大泉町)の保坂紀夫・竹の造形美術館では、新たな展開を予定していますので、お手伝いやサポートしてくださる方がいらしたら、有難いです。

※イチローさんの名言は色々知っているのですが、なるほど(笑)、という言葉を初めて聞いたので、その動画を載せておきます

https://full-count.jp/2020/07/01/post818337/2/


令和7年初の講演(なんとか!)無事終了

2025-01-23 | 八方良しを目指して

昨年末に目の緊急手術を行い、片目での生活が続いていましたが、1月16日頃に完全ではないものの、手術したほうの目が回復し、両目で見える生活になりました。
が、今度は18日に頭痛と嘔吐が始まり、胃が不調で20日まで丸3日間食べることができず、21日の講演会を迎えました。
以前にも書いたように、講演・体験会「八方良しを目指して」は、私が感染騒動の最中も命懸けで11年間全国各地で続けてきたもので、なんとしてもキャンセルはしない、という決意だったのですが、午前中はまだ調子が悪い状態で一人で準備(品物を箱にしまい、荷造り)をしなければならず、非常に苦しかったです。それでも、なんとか準備をして、無事に講演と懇親会を終えることができました。主催・ご協力いただいたLINKSさん、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
(懇親会は、参加費からは考えられない、お料理が盛りだくさんで参加された皆様はお得でした。私も4日ぶりに少しいただくことができました。美味しかったです)

11年間、講演をしてきたなかで、何度か体調が優れない時がありましたが、いつも話をしているうちに、段々元氣になっていくので、今回もそうなるだろうと思っていました。参加者の方々のお力や氣をいただくのと、魂を込めて話すので元氣になるのではないか、と思っています。
講演は私に与えられた使命であり、もし講演中に死んだとしても本望、それくらいの氣持ち、想いでお傳えしています。
江戸後期に外国人から、「天国」と言われた日本がなくなろうとしているからです。日本の明日=子ども達・未来のために最も大切で、必要で、聴くべき内容だと考えていますし、参加者の皆様が喜んでくださり、そうすると主催の方も喜んでくださるから、遠方で、一人で運転でも、「また頑張って行こう」という氣持ちになるのです。

ご参加いただいた方のご感想を紹介します。

「もっと多くの人に聴いてもらいたいお話でした」
「お話を伺って、根本的に考えが変りました。本当に来て良かったです」
「お金の使い方が勉強になりました。100均やチェーン店を減らそうと思います」
「日頃考えていることを聴くことができました。ただそれを実践することができていなかったのですが、保坂さんは地に足をつけて、長年実践されているのが素晴らしいと思いました。昔の日本の良い物を残していきたいし、氣高い精神性を失ってはいけませんね」
「保坂さんの仰るとおりですね。普段から想っていても実践できておらず、行動することが大事だと思いました」
「「昔に進む」ことが大切だと思いました」
「先日、ほさかさんで置き畳を購入し、使っていて、前に買った外国製のいぐさ製品と全然違いました。「本物との差は圧倒的」ということが体感できました」
「日本人の良さを忘れないことが大切だと思いました」
ありがとうございました🙇 目に鱗の内容に驚きながら、学ばせていただきました」
「一人ひとりの生き方が大事ということですね。品物については、説明がないと全然わからなかったので、説明を伺うのが大切ということがよくわかりました」

以下は、SNSに投稿してくださった記事、2つです。
実際に商品を触りながら体験でき、なぜ、そのようなものを選ぶのか、日本の技術の素晴らしさなど、本当に勉強になることばかりでした。
紹介してくださった商品は、全て永く使え、電気も使用しない。数年で壊れてしまう機械には高いお金を出すけど、ちゃんとしたものを選べば、埃も舞わず、抜けず、折れず、何十年と使えるほうきがある。
どちらが結果的に経済的でエコなのか、、。とても考えさせられました。

日本人は日本のことを知らないと良く言われますが、海外に行った際もそれを痛感しましたし、こんなにも素晴らしい技術を受け継ぐ人がいなくてなくなっていくのは寂しいなぁと思いました。
買い物は投票、どこでものを買うか、誰から買うか、意識できることを少しずつ行動に移していきたいです✨

会場のcafe links さんのご飯、ピザにパスタにパンケーキに、、どれも絶品で何とも落ち着く空間でした☺️💕
貴重な機会を本当にありがとうございました☺️

日頃僕が考えていることと重なる部分がたくさんあっただけでなく新たな知識や考えやそれに伴う行動をたくさん教えていただきとっても勉強になりました。」



今後の「八方良しを目指して」の講演予定は以下が最新です(5月10日が岐阜市から橿原市に変更になりました)。
http://www.hosaka-n.jp/news/7342.html

私個人の講演とは別に、コラボ講演が以下、決まっていますので、今から予定をしておいてください!(詳細は別途お知らせします)
昨年お休みした「自然に還ろう」、今年はやります!
5月23日(金)19時~ 甲斐市
6月22日(日)午後 「第3回自然に還ろう」 山梨県内会場未定


明日1月23日 FM甲府76.3Mhzに出演

2025-01-22 | 店のこと

明日1月23日13時15分~33分頃までの17分間位、FM甲府(コミュニティFM)の番組「ごきげんな昼下がり」の中の「甲府市ちょいこれ知ってる?」というコーナーに店主・保坂浩輝が出演しますので、よろしければお聴きください。
FM甲府の聴き方
https://www.fm-kofu.co.jp/listen/

「変身」

2025-01-16 | ほさか式幸せ生活

約3週間と予想以上に時間がかかりましたが、おかげさまで手術した目は、今朝になり元に近い状態になってきました。両目が見える、ということがいかに有難いか、痛感しています。
多くの皆様にご心配をいただきましたので、ご報告しておきます。心より感謝です。


元旦の記事に「
今年こそは、個人的にも日本も大転換の起点の良い年になるという予感がしていますし、そうなるように努め、動いていきます」と書きました。
そのためには、まず自分が変わることが必要です。

今までの人生、「自分はダメだな~」、でも、落ち込んでいる暇は無い。前を向いて進もう。「ダメだな~」、でも前を向いて進もう。の繰り返しでした。

今朝、なぜか寝床で突然、「今日から生まれ変わろう」と思いました。
そこで思い浮かんだ歌が、37年位前に好きでよく聞いていた JUN SKY WALKER(S) の「変身」。
検索して、超久しぶりに聴いてみました。
https://www.youtube.com/watch?v=T7rm6FhyR7o
「♪この日から僕は生まれ変わろう~」
これです。
思い立ったが吉日。もう「おっさん」ですが、何歳からでも遅くはない。
今から、生まれ変わります。新しい人生の始まりです。
 JUN SKY WALKER(S)は、それにピッタリの歌もあります。
START」
https://www.youtube.com/watch?v=1bhZucLnlLI

頭ではわかっていても、本当の意味で、私は「自分自身を大切にできていなかった」のだと思います。目の手術をすることになったのは、それを教えてくれたのかもしれません。

「禍を転じて福となす」

具体的には、ご指導もいただきながら、まずは「無意識にやってきたことに目を向ける」こと。日常で当たり前に行ってきたこと全般(例えば、立ち方・呼吸・生活習慣など)を見直していく、ということです。同じことの繰り返しではなく、日々進化、変化、成長していけるように。

明日で阪神淡路大震災から30年。誰もが明日生きている保障はありません。
今日も生かされている奇跡・幸せを噛み締めながら、
「新しい自分に逢う」ことを楽しみにできることからやっていきますので、これからもよろしくお願い致します!


「古縮緬雛人形展/ちいさな雛人形展」 同時開催中

2025-01-10 | 展示会

一昨日から、1日1食生活を始めました。今まで2食が多かったのですが、1食のほうが色々と良い感じです。
手術した目は、見えるようになるまで、もう少し時間がかかるようです。

早いもので、令和7年も10日が過ぎようとしています。
まだ、4日に始まった雛人形展のご案内をしていませんでした。
36年続いている展示会です。

お雛様を飾ると、春の明るく楽しい雰囲氣になりますね。
一般の人形店では販売していない貴重な「古縮緬(こちりめん)」=古い縮緬の衣装の雛人形が大好評をいただいています。色合い・風合い・質感、すべてが今の生地とは違います。昔の染色技術の素晴らしさには驚きます。
古縮緬の雛人形がたくさん揃っている所は全国的にも他に無いようで、その点では、日本一の展示会と言っても過言ではないのではないかと思います。
展示販売なので無料でご覧いただけますが、お客様から「これだけの素晴らしい雛人形が見られるのだから、お金を取らないとダメ」とお叱りを受けたこともあります(笑)。

年末にかけて、スマホを持っていないガラケーのおじさん(私のこと)が、慣れないインスタに、「古縮緬雛人形が選ばれる5つの理由」など、頑張って9回投稿したのですが、あまり見てもらえてないようで(泣)(笑)。
https://www.instagram.com/nihonnotakumitobi.hosaka/

それはともかく、初節句の皆様や季節の演出をしたい方は、ぜひご覧になってください!
明日からの3連休、毎日営業しています。





「家庭教育の心得21 母親のための人間学」 森 信三著

2025-01-08 | ほさか式幸せ生活

今日も子育て・教育の本を取り上げます。寺子屋をやり始めてから、子育て・教育の本をたくさん読むようになりました。子どもが産まれる前、寺子屋を始める前に、もっと読んで学んでおくべきで、反省しています。

森先生は、日本を代表する哲学者・教育者のお一人で、私も何冊かご著書を拝読しています。
明治29年生まれですから、社会状況が今とは違い、共働きという前提が無い時代のご意見ですが、時代が変わろうとも不変の原則・真理というものは在り、基本として知っておいたほうが良いことがたくさん書かれています。
今の日本では、「時代錯誤」などと批判を浴び、炎上するかもしれません。しかし、道を究めた偉人の集大成とも言えるご見解を、大切に、謙虚に、冷静に受け止め、考えられれば、と思います。
そもそも、子ども達のことを考えた時に、共働き(家業を一緒にやるのと、外に勤めるのは違う)が当たり前になっている社会自体がどうなのか?という根本的な問題も考える必要があります。



「人間教育の真の基礎は家庭。8、9割までは母親の責任 家庭教育の根本は躾から始まる」
→小学生になる前の家庭での生活がとても大切なのだと思います。

「躾の3か条 挨拶・返事(我がとれる)・履き物と椅子」

「母親は御主人に朝の挨拶をはっきりする。御主人から呼ばれたら必ず「はい」と返事をする。
できないということは「我」が抜けていない何よりの証拠。子どもがいうことを聞かないのも当然。躾の問題は、これらができるかどうかが、その分かれ目。」
「子どもに父親軽視を仕込んでおいて、子どもの人間教育なんて、まったく笑止千万。父親を立てよ。」
「我が子が可愛いのでしたら、父親軽視の言葉や態度は絶対に根こそぎにしなくてはなりません。」
→父親を立てることが、子どもにとって大切なことであり、そのほうが母親も楽、という基本が、忘れられているように思います。このような内容は、現代では、反発されたり、嫌われたり、批判の対象になりかねない、炎上しかねない、ような社会になっているので、皆、心の中で思っていても、言わない、言えない。
こういうことを自由に言えないのは、非常に危険なことだと思い、敢えて掲載しました。

「父親は子どもからはもちろん、妻にさえ、十分に理解してもらえない存在」
→よくわかります(笑)。

「非行の根本原因は家庭が正常でないことに尽きる」

「一番大きな問題は、親が年頃の子をむやみに叱ること。いま一つ重大な問題は、「子どもの前では絶対に夫婦喧嘩をしない」。以上の2つは家庭生活上の最大のがん。」

「一切の人間関係にうちで、夫婦ほど忍耐心を必要とする人間関係はほかにない」
「子の教育には、母親は絶大な忍耐力が要る」
「忍耐こそ、諸々の徳行の基盤で、これができてないと物事を成就することができない。
親御さん自身が、非常に強い忍耐心を持つことが必要」

→忍耐できない世の中になっていると思います。そういう訓練を子どもの時にあまりしないですね。
(前にも書いたように、「忍耐・辛抱」と「我慢」は違うものと考えています)

「腰骨を立てる この一事を子どもに躾けられたら、親としてわが子への最高最大の贈り物」
→寺子屋でも「立腰」に取り組んでいます。(まだまだ、できていませんが)

「兄弟の比較は禁句」

「家庭学習の一番の土台は、小学1・2年では、国語の本を毎日必ず朗々と声を出して読む。
この事がいかに大事かということのわかる人は極めて少ない。毎日必ず親子が代わり番こに読む。
親が1ぺん、子が1ぺん、代わり番こに各々20回以上読む。1つの事柄を徹底的にすることにより、人間としての性根がピーンと立つ」
→書かれているように、実践している家庭は「極めて少ない」でしょう。

「飢餓感、ひもじさを体験させる」
「食事抜きの日、粗食の日をつくる」
→「足りない状況を創るのが教育」と聞いたことがあります。現代は与えすぎでしょう。

「ひとつのことを徹底して続けさせなければ効果を発揮しない」
→いつも言っている「継続は力なり」

「仏壇に合掌・礼拝を家風として存続し、墓参などには必ず子どもを同伴する」
→ご先祖様への感謝もとても大切ですね。

「9つ褒めて1つ叱れ。教育とはやる氣に火を点ずる努力。腰骨の立った人間にする以外に手は無い。「立腰教育」を実践し、驚くべき甚大な教育効果を挙げた。人間教育は、家庭が中心。親御さん方の自覚。ほめることは相手を受け入れ態勢にさせるコツ。」

「日本の社会が、子ども達を不必要に甘やかしている」
→同感です。

「娯楽ゲーム(テレビゲームなど)に近づけるな」
「家庭教育について最も憂慮に堪えないのは、テレビ問題。
番組内容から受ける子への「心の公害」に至っては、戦慄を禁じえない。
テレビのために子ども達はますます読書の習慣から縁遠い人間にされている。
読書は積極的な集中力を必要とするものですが、テレビは受動的消極的で何らの努力もしないふぬけ人間に子ども達を変えてしまう、実に恐るべき悪魔の魔術の現代版。テレビこそは、家庭学習を妨げつつある最大最強敵。教育上最大の公害=テレビ公害」
「テレビ対策5か条をどこまで守れるかが、その子の一生の運命の分かれ道となる
①幼児にはテレビには絶対に近づけない
②子どもは見るとしてもテレビ30分を厳守
③宿題がすむまでは絶対に見ない
④チャンネルは祖父母、父親の選択を第一に
⑤テレビは応接間か祖父母・親の部屋に
週に1日テレビ断食。五箇条を守れるかどうか、子の一生の運命の分かれ道」
→電磁波による健康や脳の発達への悪影響、目に与える影響、教育面など、デジタル機器の弊害は多岐に渡り、深刻な状況だと考えています。

「教育には焦りは禁物。近道はない。」

「母親としての真の愛情が身に付くためには、まず母親自身が人間としての「魂の開眼」が必要。「絶大な忍耐心」というものは、人間革命=「我を捨てる」なくしては絶対に不可能。我を捨てる一番の着手点は、御主人から呼ばれたら、爽やかな声で「はい」という返事をすること。母親としての人間革命にはこれに勝る道はない。
母親の「はい」という「我」を捨てた一語の威力たるや、いかなるものも及ばぬ絶大な効果を発するのでありまして、これこそ真に知る人ぞ知る無上の真理。どうして母親の「はい」の一語がかくまで偉大な力を秘めているのでしょうか。「はい」の一語に諸徳の根源とも言える「敬愛」という根本精神が込められているから。御主人に呼ばれた時の「はい」の返事には敬の一念がおのずからこもり、お子さんに呼ばれた時の「はい」の返事には、愛の一念が含まれているから。この敬愛こそは生命の呼応循環の根本原理だから。」
→以前、「自分なくし」ということを書きました。
母親に限らず、「我」を捨てることは、生きていく上でも、教育面でも大切なことだと思います。
知る人ぞ知る無上の真理」をほとんどの人が知らない状態ではないでしょうか。

「母親の方々に特に厳しく説きますのも、母親は家庭における偉大な大業の責任を持っているから。
無自覚な女性の被害を最も深く受けるのは、小さな子ども達。」

「女性の徳として最も大事なことの1つは、昔から「堪え忍ぶ」ことが貴ばれてきたのは、女性は常に自分の激情を抑え、家族全員の心を吹き荒らすことのないことが何より大事だから。心ある人々によって「女性は家庭の太陽である」と言われるのも、実はこうした真理をいう。女性は「家庭」という王国にあっては、まるで太陽のように、家族全員の心を温めて、生命を育むこと、太陽のようなものだというほどの意味。」
→「女性は家庭の太陽」、同意です。

「女性の幸福とは、夫をして後顧の憂い無く雄々しく敢闘させるとともに、子女を健全に育成するという任務を立派に果たすこと。こういう幸福感こそは、女性の幸福感として最も本質的な原形というべきかと考えるのですが、この頃ではこの原形からかなり逸脱し、変質しかけてきた傾向が見られるようですが、これは戦後アメリカ文化の皮相を移入したことが原因と思われまして、誠に深憂に堪えない次第。
女性は、家庭における太陽であるとともに、民族における「大地」にも比するべきもの。子を産みかつ育てるという民族の神聖な使命を負わされているがゆえです。したがって、女性の弛緩は民族の弛緩となり、女性の変質は民族の変質につながります。いうなれば、民族の将来は女性の在り方如何によって決まると言っても決して過言ではない。」
→子どもを産み育てる、人類の最も重要な仕事だと思います。

編者 寺田一清氏の文
「「躾の3か条」だけについても、そこに至るまでの森先生(83歳)ご自身の永年にわたる学問と実践とに裏付けられているわけでありまして、そこにはまだ多年に及ぶ全国講演行脚において接せられた幾百幾千という多くのご父兄の方々の悩みに当たられた、その結論とも申してよく、まさに彫心鏤骨の結晶。それがいかに絶大な威力を持つものかということは、真剣に取り組んだ人のみが知る。
この本は、世間にありふれたいわゆる綺麗事の家庭教育論とは違い、ただちに実践につながる書物であり、真に「宝典」の名にふさわしいと申せましょう。」

「見逃しやすい平凡事のうちに、不変の真理の基盤が秘められている。
本書が、日本における家庭の再建に役立ち、ひいては日本民族の将来に、希望の光をもたらす機縁ともなるであろうとひそかに確信する次第であります。」


「セルフヒーリングで望む世界がやってくる」渡辺純也著

2025-01-07 | ほさか式幸せ生活

6日(月)に手術した目の糸を抜きました。まだ見えませんが、少しだけ前進です。
年初から辛抱の日々。今年は、「ゆっくり慎重に」というお告げなのかもしれません。

昨日、松咲さんの著書をご紹介しましたが、最近は連鎖が起こります。

上記題名の渡辺純也さんの著書に、松咲さんが書かれているのと同じ内容が複数書かれているのと、私と同じ考えも多かったので、以下にご紹介していきます。



「悩みというのは、自分が置かれている環境からくるのではありません。
すべての悩みの正体、それは「ネガティブな観念」によるもの」
「自身の持つ「観念」が出来事に意味を与え、心地良い感情、不快な感情が生まれる」
「観念は、出来事に意味を与えるフィルターです。観念がなければ、いい気分にも悪い気分にもなりません」

「良いことも悪いことも自分で創り出しているもの。自分の周りの人は自分の投影ですから、自己評価通りの扱いを周りから受ける」

「自分を大切に扱っていないから、相手からも大切に扱ってもらえない」

「すべては自分の学びのため相手は投影として現れていて、その出来事が起こっているのです。人を赦せないというのは、その出来事を自分が招いているということに気づいていないがために、ネガティブな観点から自分以外のものに原因を見つけているだけ」
「相手は投影ですから、相手がどうこうというより、この状況を創った自分を見直すのです。そのことに気づけば相手に感情をぶつけることはありません。そして、繰り返すことはなくなります。自分が状況を創り出しているという意味において自己責任が持てるようになり、根本的な解決になります」

「批判や嫉妬は、批判や嫉妬をする人自身が抱えている問題を自分以外のせい、他人や環境などのせいにしているだけ。外部に向けた批判は、本当は自分自身に対して感じている批判」

→ここまで、「すべては自分次第」ですね。

「あらゆる問題は、あなたが問題だと思って初めて問題になります。問題だと思わなければ問題になっていません」
→問題と言うとネガティブな響きになりますが、「課題」と捉えることもできますし、仮に問題があったとしても、改善すれば良く、悪いことでもありません。

「ないもの」「不足しているもの」「すぐにできないこと」に注目するのではなく、「すでにあるもの」「足りているもの」「すぐできること」に注目する
「幸せとは、物理的環境によって手に入るものではなく、「幸せを感じる心」にあった」
「多くの人は「ある環境になると幸せ」と決めてしまっているので、逆に「その環境になっていないと不幸せ」という思い込みを創り出してしまっています」
「不足にフォーカスが向けられていますから、幸せを感じる心は不在」
→これは一昨日投稿した、「幸せに氣付く」ですね。
足りない点、人の欠点ばかりに注目する⇔足るを知る、長所を見る 
どちらを取るかで、毎日の氣持ち・精神状態がまるで違ってきますね。  

「本来、豊かさはどんな時も無尽蔵に注ぎ込むもの」

「自分を愛することができてこそ人を愛することができる」

「現実・他人は自分の鏡」
「自分を変えると現実も変わる」
→松崎さんの本にも書かれています。

「本を読んで頭で理解しておしまいにしないでください。それは理解とは呼べず、体験してこそ理解になります」
→私がいつも言っている「未体験のことは正しく想像できない」と同義ですね。



拝読して、日本の根本的な大きな課題として、日本人は「自己信頼の欠如」や「自己肯定感の低さ」が、生き方・考え方・人間関係・病氣などあらゆる面に大きな影響を与えており、その原因は「教育」だと思いました。やはり、寺子屋が必要です。

渡辺さんが本当に伝えたい最大のメッセージ(一文)は載せないので、ぜひご著書を読んでみてください。いつも言っているように、本はネットではなく、書店で買いましょう!なのですが、書店では販売されていないということで、1月10日~当店で販売させていただくことになりました。
この本との出逢いも、かなり奇跡的で偶然の連続でしたが、必然だったように思えます。
やはり、「本物との出逢いで人生が変わる」です。

前回の松咲さんも今回の渡辺さんも山梨県在住です。山梨、すごいです。

「これからの子育て」松咲紀子著

2025-01-06 | ほさか式幸せ生活

以前からお世話になっている知人の松咲紀子さんが、「これからの子育て」を出版されました。
ご紹介しようと思った理由は、題名は「子育て」となっていますが、生き方や考え方についても参考になることが書かれているからです。重要・素晴らしいと思ったところをご紹介します。



「昔から子育ては、複数の大人の手で担ってきたもの。母親一人で育てるというのは、歴史上でも初めての状態」
→その通りで、今は異常な状態だと思います。3世代同居、近所・地域の大人も一緒に育て、見守っていくことが、子どもの健全な成長や母親に負担が大きくなりすぎないために、大切なことではないでしょうか。

「相手にイラ立ったり、批判したくなっているとき、相手が悪いと考えがち。でも現象は自分の心の中を反映している鏡なので、自分のこと。~中略~ 「こんなもの持ってるゾー」と露わにするのが結婚した相手」
「パートナーにイラ立っている自分に気づいたら、自分に向き合う必要があるとき」

「「ありがとう」を言ってほしいという気持ちが湧いたら、”自分の中にありがとうが足りない”ということ」

「私の心の中で起こっていたことは私自身に対する非難。正直に生きていない、噓つきだと自分を批判していたのです。そのときはまったくわからず、夫のここがいけないのだと悪いところばかりを見つけていました。原因は相手の中にあると思いこんでいたので、そこを改善すれば良いのだと考えていたのです。相手に文句を言っているうちは、真実は何もわかりません。イラ立ちも虚しさも、悲しみも、みんな自分の心の中で起こっていることだからです」
→「イラ立ちも虚しさも、悲しみも、みんな自分の心の中で起こっていること
とても重要ですね。

「人間の脳には、ネガティブをクローズアップして記憶するという防衛本能がある。愛された記憶を見えない所まで押しやり、もうネガティブなことしかなかったように、大きく事実が塗り替えられる」
→一部分の問題で多くの良かった部分はなかったかように他人や組織を否定する人がいましたが、理由がわかりました。こういう脳の特性があるのですね。

「出来事自体に良い悪いはなく、持っている感情が自分を苦しめている」
→どう受けとめるか。解釈力のことですね。

「全部自分の中で起きているという真実を知る」
→すべては自分次第ということ。

「相手の言動がイヤだと感じたら、それはすべて自分の心にあるものだと認めることから始めます。そして、受け入れ、感謝とともに手放す」

「コミュニケーションの原則
”自分を理解した分だけ相手を理解できる”
”自分を受け入れられた分だけ相手を受け入れられる”
自分のことを知らないままでは、他の人と良いコミュニケーションが取れない」



以上のように、素晴らしいことがたくさん書かれています。

以前ご紹介した、ほんもの寺子屋で定めている十五訓。
その中に「人のせいにしない」があります。まさに、そのこと=「すべて自分次第」が具体的に書かれていました。
幸せに生きていく上で、とても大切なことだと思います。
素晴らしい本に出逢えて、学ばせていただきました。松咲さん、ありがとうございました。


片目生活9日目に思うこと

2025-01-05 | ほさか式幸せ生活

昨年12月に目の緊急手術をしてから9日となりました。
多くの皆様からご心配をいただき、本当にありがとうございました。

手術は成功しましたが、まだ片目が見えない状態=片目を閉じた状態=片目での慣れない生活で、色々考えたり、感じることがありますし、見えるほうの目だけで見るので疲れるのか、昨日と今朝は体調がいまひとつでした。
元々、強度の近視なので、眼鏡無しで片目だと生活が難しいですが、両目が見えない方もいらっしゃって、そういう中でも生き抜いていかれるのは、すごいことだと思います。
私自身が両目が見えなくなったら、どう生きるだろうか、など今まで考えなかったことも考えたりしました。

私は、時々ダウンすることもありますし、足の5箇所骨折も経験して、健康であること、五体満足の有難みは身に沁みてわかっていたつもりですが、片目が見えないことを体験して、やはり両目が見えることがいかに有難いか、両目が見える状態に比べると、色々と不便になることを思い知らされることになりました。2~3日なら少しの辛抱という感じですが、9日となると、「早く見えるようにならないかな」という氣持ちも出てきます。
医師の説明によると、そろそろ見えるようになってもよい頃で、見えるようになるのが待ち遠しいです。
文字通り、世の中も「明るく見える」ようになると思います。

最近読んだいくつかの本で、「自分を大切に」「自分を愛す」「自分に優しく」という内容に連続して出会いましたから私に必要なことなのかと思いましたし、「自分に甘く」という内容もあり、「自分に厳しく」のほうが良いと思っていたので、ん!となりました。
日本に対する危機意識は20代の頃から持っていましたが、感染騒動からは、さらなる「日本存亡の危機」ということで、自分を犠牲にして動いてきたことろは確かにあります。目の手術をすることになったのは、何か意味があることで、私への伝言なのだと思いますし、「すべては自分次第」ということも改めて感じています。

また、以前読んだ本で、以下のような内容のものがありました。
「望みや希望を挙げてみてください。例えば、こうなりたい。アレがほしい。など。
でも、それらを叶えれらるのと、目が見える、歩ける。聞こえる。
どちらが大事ですか?と聞かれたら、
目が見える、歩ける、聞こえる。のほうが大事ではないですか。
本当に大切なものは、すでに与えられている」
という話です。

今のご時勢では、「食べていけない」という切実な悩みもあると思いますが、悩み相談の97%が、「家族が~」「上司が~」など、他人のことだと聞いたことがあります。昔、「小さいことにくよくよするな!」というベストセラーもありました。
多くの人が悩んだり、苦しんでいることの多くが、「目が見えない」とか「歩けない」、能登のように、地震と水害の二重被災などと比べれば、小さなことであり、贅沢な悩み=「贅沢病」のようなものではないかと思います。

個人としては、今の暮らしに感謝をし、幸せを感じて生きています。
子ども達や社会や地域・日本のためには、良い方向へ転換できるような、日々の選択や行動を積み重ねていくことと、一人ひとりが「幸せに氣付く」こと、両方が必要だと考えています。


「地元店で、現金で、国内地域内の本物を買おう・食べよう」令和7年国民運動

2025-01-02 | 八方良しを目指して

「令和7年は行動・実践の年へ」と大晦日に書きました。
私達の暮らしを守り、地元や日本を元氣にする具体的な行動・実践をしていきましょう。
それは、「地元店で、現金で、国内地域内の本物を買う」こと、食事も、「地元店に行き、現金会計」です。地元・国内の食材を使っているお店ならさらに良いです。

時代は、ネット・キャッシュレスへという風潮ですが、これは外資や大企業のための誘導です。ネットで購入することもキャッシュレスも、共に地域からお金が流出してしまいます。外国製のものを買うのも当然、お金が海外に流出し、私達日本人の仕事が無くなっていきます。
要するに、「ネットで、キャッシュレスで、外国製のものを買う」、この3つは、すべて地元の富を流出させてしまう=地元を貧しくする、自分で自分の首を絞めている行為です。
「簡単・便利・早い・安い・楽・ポイントで得をする」
↑これは「今だけ、金だけ、自分だけ」という買物の仕方なのです。自分の行動・選択が社会・地元・日本にとって良いことなのか?という視点が抜け落ちています。
自分の選択が、今のように生活が楽にならない原因となっていることを知る必要があります。

そろそろ、低価格の高い買物(=富の流出、バケツに穴を空けている)をしてしまっていることに氣付き、富を流出させない高いように思えるけれども実際は安い買物(バケツの穴を塞ぎ、国内地域内で循環させる)に転換することが大切です。

チェーン店や外資の店で買物をするのと地元店で買物するのは、お金の使い方の意味が違いますし、「現金払い」と「キャッシュレス」、「日本製のものを買う」のと「外国製のものを買う」のも意味が違います。
最も重要なのは、「漏らすか、漏らさないか」「流出させるか、循環させるか」です。

食事をする場合でも、チェーン店で食べれば、支払ったお金の何割かは県外に行ってしまいます。
地元店で食事する場合も、1000円の昼食を食べた時、現金で払えば1000円お店に入りますが、キャッシュレスで払えば、960円など、お店に入るお金が減ってしまうだけではなく、40円は県外に流出します。
キャッシュレス会計は、お店の人に「損してね」と言っているのと同義です。大企業のお店は、キャッシュレスでも手数料は低い%でしょうが、小さなお店は手数料の%が高いです。
年間売上げ5000万円のお店が、仮に3%の手数料を取られたら、年間150万円利益が減るのです。
150万円ですよ!とんでもない大きな金額です。150万円あれば、当店の品物、買い放題です(笑)。
キャッシュレス会計の割合が増えると、お店は収入が減りますので、1000円ではやっていけない、となり、同じ昼食が1050円に値上がりします。キャッシュレス会計が増えると、値上げの原因となるのです。

事実として、ネットで本を買う人が増えたため、本屋さんがどんどん減っています。
冨が県外・国外に流出し、地元の店が無くなり、地元の人が仕事を失い、物価が上がります。
日本は、このようなデジタル赤字が5~7兆円と言われています。

今日から皆で、マイナスの行動・選択→悪循環から、プラスの行動→好循環となる「地元店で、現金で、国内・地域内の本物を買う」を実践し、国民運動とし、地域・日本・私達の暮らしを守っていきましょう!


謹賀新年

2025-01-01 | 八方良しを目指して

明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します!

人生で初めて、片目がほぼ見えない状態で新年を迎えました。回復には少し時間を要します。手術の影響で禁止されていた洗髪・洗顔を昨日4日振りにしました。やはり氣持ちが良いです。

昨年、一昨年は、個人的にも店の大切な取引先の輪島でも大変なことが続きました。
輪島で被災した方は、「何か良いことはなくてもいい。前みたいに普通に暮らせれば」と仰っていました。
一昨年の骨折もありましたし、五体満足、制限なく暮らせること、今日生かされていることの有難みを改めて感じます。

今日は、雲ひとつない快晴で、綺麗な富士山、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳を見ながら初日の出を拝むことができ、今年こそは、個人的にも日本も大転換の起点の良い年になるという予感がしていますし、そうなるように努め、動いていきます。

輪島復興の願いも込めて、知人のプロの方にお願いして輪島塗三段重に、無添加のおせち料理詰めていただき、美味しくいただきました。

「協力は強力」
皆様と力を合わせて、楽しみながら「八方良しを目指して」、前進していければ、と思っています。




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