父・保坂紀夫の5回目の命日

2022-09-17 | 店のこと

 9月17日は、父・保坂紀夫の命日、亡くなって丸5年です。
今日くらいは父の偉業をFBでも褒めておきます。恩返し。
 父が成し遂げたことが、どれだけすごいことか、価値があることか、竹細工とはまったく次元が違うことなど、は竹の造形美術館の解説ツアーに参加しないと10分の1もわからないでしょう。
 まさに「前人未踏」です。
 先日、父の作品を観るために兵庫県から日帰りでいらした方々がいらっしゃいました。往復12~13時間位でしょう。
解説ツアー後のご感想は、「想像以上」「来てよかった」でした。近いうちに10月~再開する甲府の店にも来てくださるようです。
 
保坂紀夫・竹の造形美術館
は、ついでに寄るところではなく、わざわざ来る所、主目的で来ていただける所ですが、今年も9月25日で閉館となりますので、残りの日程でご予約可能な日は、以下の3日間のみ
19日(月・祝)9時30分~
22日(木)午後
24日(土)午前
今日13時~の保坂紀夫追悼企画「竹の造形美術と音楽会」
は、あと2名様までドタ入り可能です。ご希望の方は本日午前中までにご連絡ください。
 
「ディズニーランドについでにちょっと寄っていこうか」
ってないですよね?
ディズニーランドの何倍も価値があると思いますが、ディズニーランドの何分の1の入館解説料で、五感をフルに使った工芸品の体感ツアーもセットですから安過ぎると思っています。
 
 北海道や九州からもわざわざいらっしゃいますし、
「神の領域」「人間国宝以上」
などのご感想をいただいています。
 世界の美術史上、最高傑作を残したと言っても過言ではないでしょう。
 
 なのですが、山梨に住んでいるのにまだいらしたことがない方がたくさんいらっしゃいますし、地元メディアも取り上げません。北杜前市長・現市長も1度も来ない(笑)。ま、世渡り下手ですから。
3年前の甲府市での3世代展は、有難かったです(添付3枚目)。
 いつも講演会でもお話していますが、地元や日本の「足元の宝」を知らない、見たことが無い、氣付いていない。
ところが海外から評価されると突然手のひらを返す、ということだらけです。
 
 私の著書「八方良しを目指して」には、
「価値がわからないのは悲しい」
と書いてあります。
 
 生前、父は言っていました。
「俺が評価されるのは死んでからだ」と。
 
 祖父・父・私の、世界初と思われる3世代3年連続出版も、地元メディアでさえ取り上げられませんでした。
 歌人だった祖父・保坂耕人、父・保坂紀夫、将来は山梨・日本の誇りと自慢していただけるような日は来るでしょうか?
 
 その前に日本という国自体が無くなりそうなので、そうならないように動き続けています。
 
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2年前の今日の記事
「父・保坂紀夫の命日の決意」

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