一歩踏み出すかどうか

2016-07-13 | お客様の声

 フェイスブックで、3年前の今日(7月13日)に以下のような投稿をしていたようです。この出来事を思い出しました。

一歩踏み出すかどうかで人生が変わる、という見本ですね。実際には、折角1階にいらしても2階のギャラリーを見ないで帰ってしまう方もいらっしゃいます。目と鼻の先に宝物があるのに、とても勿体無いことだと思っています。

『午前中、あるお客様が1階ショップでお買物を済まされ、そのままお帰りになろうとしたのですが、
「今日は、傘の職人さんがいらしているので、ぜひ2階のギャラリーでお話をしてみてください。滅多にないチャンスですよ」とお勧めしました。

2階へ上がられて、職人さんとお話したら、お客様が15年位前からお持ちの傘をみていただくことになりました。
一度家に傘を取りに戻られて見ていただいたところ、痛んでいるところがあったり、布地部分は汚れてしまっているのですが、職人さんが
「これは、いい骨ですよ。充分修理できます。今の中国製のものでは、そうはいきませんけど」と仰って、傘の先端や布地部分を取り替え修理していただくことになりました。

お客様は、とても喜ばれました。
「素直に2階に上がってきて良かった。あのまま帰っちゃったら、こうはならなかったですもの。直せるなんて思ってなかったから。本当に良かった。感謝します。」
と言ってくださいました。

世界トップの傘職人=本物・日本の宝、
をスルーしてしまうのか、巡りあって人生を変えるのは、お客様が2階へあがるかどうかが、運命の分かれ目でした。

まさに
「宝は足元にある」
「本物との出逢いで人生が変わる」
を地でいく、出来事でした。』


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