先日、20年来のお客様が約1年振りにお見えになりました。本物志向のお客様でいつも良い物を選ばれます。
今回も大好評の「究極の枕」や笹和紙シリーズをお求めいただき、笑顔で「前も迷ったんですけど、実は以前見たバッグが夢に出てきたんです」と仰って、山葡萄のバッグを選ばれました。
日本製の山葡萄のバッグは大人氣で、欲しい人は増え、作る職人さんは減っているので、当店でも昔と比べて仕入れが難しくなっているのですが、なんとか確保出来るように努めています。良い材料を確保するには、場所的にも取りに行くまで大変ですし、取るのに適した時期も非常に期間が短いのです。
使い込むと黒光りしてとても良い色に変化していきます。30年前位に購入していただいたお客様のバッグは、それはもう本当に良い色・風合いになっています。
外国製の物(材料も外国)は、「すぐに取っ手や角がだめになる」(お客様の声)だそうです。いぐさなどもそうですが、日本と外国では素材(植物)自体の質がまったく違うのですね。
山葡萄のバッグは、7月25日~8月26日に開館する保坂紀夫・竹の造形美術館のショップスペースでもご覧になれます。
※写真は山葡萄のバッグ(お客様がお求めになったのとは違うモデルです)