山梨県立高校入試改革&ほんもの寺子屋HP公開!

2024-03-31 | 八方良しを目指して

私は3月12日に、山梨県教育委員会主催の「第2回フリースクール等とのネットワーク会議」に出席し、県や甲府市の教育委員会の方に直接意見や要望を伝えてきました。
その中の1つ、フリースクールや寺子屋に通う中学生が県立高校の入試で不利にならないようにしてほしい、という要望に対して、早速山梨県が答えを出してくれました(添付・朝日新聞令和6年3月28日朝刊)。素早い対応は嬉しいほうの予想外でした。

会議終了後に突然NHKに取材を受け、色々なことを話しました。他のところはカットされ、高校入試の話だけが当日の夕方と夜に放送されました。その効果も少しあったかと思っています。

義務教育以外の選択肢を選びやすくなるのは良いことだと思いますし、ほんもの寺子屋の生徒にとっても卒業後の選択肢が増えるのは朗報だと思います。

私も参加させていただいている会でも、県に対して保護者への助成など3点の要望を提出しています。今は時代の過渡期で、徐々に環境も整ってくると思いますし、これからもできることをやっていきます。
 
明日から新年度、ほんもの寺子屋も4年目に突入します。
多くの方々のご協力や賛同してくださる方々のご寄付のおかげで、継続させていただいていることに感謝です。
まだ100%完成ではありませんが、本日ホームページを公開しますので、
https://honmono-terakoya.com/
小中学生・保護者の皆様は、ぜひご覧ください。義務教育以外の選択肢があることを知っていただければ幸いです。


「本を読むだけで脳は若返る」3 読書の重要性

2024-03-30 | 社会評論

子どもの時に、読書習慣をつけられるかどうかで人生が大きく変わります。
以下、「本を読むだけで脳は若返る」より。

ーーー

「読書をしている時、前頭前野後ろの言語を扱う領域が左右共に働き、視覚・聴覚の領域にも反応が出る。活字を読むと脳が全体的に活動する。読書は脳の全身運動になる」


「毎日の読書が脳の基礎力を上げてくれる」


「読書で発想力を鍛えられる」


「読書習慣が脳をより発達させる」


「読書をしていない子ども達と比べて、読書をしている子ども達は、より発達した脳を持っている」


「本好きの子どもの学力は明らかに高い」


「全く同じものを読んでも、紙の本とデジタル機器で読んだ時では語彙の習得や文章の理解、応用力の習得が異なり、紙の本で読んだ時のほうが明らかに優れている」


「音読をすると脳がより働く」

「脳の全身運動となる音読をすることで、脳の機能、少なくとも記憶力を高めることができる」


「手書きのほうが、脳の活動が高くなり、物事の理解や記憶の定着が明らかに良い」


「読書の一番の醍醐味は、著書との対話、自分の内面の対話につながる。それにより、精神的に成長できるのが最大の効能」

「活字を声に出して読んだり計算を繰り返したりなど、少しでも面倒なことをすると脳がより働くようになる事実」

「読書は人の複雑な脳や心理から生まれる総合的な力を高めることにつながる活動。人間力の源泉」

読書を捨てるということは、人を捨てるということではないか」

「本を読むだけで脳は若返る」2 スマホ・タブレットは脳の発達を止め、老化を促す

2024-03-28 | 社会評論

前回に続き、上記題名の本のご紹介をしていきます。
読むと、健康な子どもにマスクをさせるのと同様デジタル機器を使わせることは、虐待に近いことではないかと思います。電磁波の問題も合わせると、18歳まで、最低でも15歳まで、スマホ・タブレット・携帯は使用を禁止したほうが良い、と考えています。


スマホ・タブレットを使いネットに毎日接続している子ども達の多くは、脳の一部で発達が止まっていた

スマホ・タブレットを毎日長時間使っている子ども達は、脳の発達が抑制され、学習しても学力を高めることができない

「一番の悲劇はリスクを知らないこと」

「子どもにスマホ・タブレットを持たせることは、学力だけでなく、感情・認知機能・身体機能にも負の影響を直接的に与えている。このことは学術的に証明されている。」

楽をすれば、頭も身体も衰える。衰えた脳で学んでもあまり成長できない。実に簡単なこと。

私達は今、スマホを常に身につけ、少しでも時間があくと手に取り、忙しくても画面を見続けるようになっていないでしょうか。人間関係や買物、手続き、娯楽、学習など多くの活動をスマホでするように習慣化されつつあります。この先、私達の脳はどのようになっていくのか。正直、大きな社会問題になるのではないかという危機感。」

(使っていなくても)スマホを持っているだけで、授業中の注意力や理解度が極端に低下すること、睡眠にも割く影響を及ぼすことを示した論文も多数。睡眠の質が低下したことによる感情や認知機能、心肺機能全般などへの悪影響を明らかにした論文もある。

「全く同じものを読んでも、紙の本とデジタル機器で読んだ時では語彙の習得や文章の理解、応用力の習得が異なり、紙の本で読んだ時のほうが明らかに優れている」

「TVやDVD、動画で学習しても思考の脳の活動が低下するので、学習効果はあまり期待できない

スマホやタブレットでネットを積極的に使うと、脳に悪影響を及ぼす。依存傾向が強い学生達の脳に老化のサインが出ている。自尊心が低い、不安・抑うつ傾向が高い、共感性や情動制御能力が低い、傾向。脳にダメージが蓄積されていく。

「脳は鍛えることが重要ですが、脳を使わなくなると、どこまでも集中できない脳になっていく。スマホ・タブレットは、脳の発達を止め、脳の老化を促す一方で、読書は脳の全身運動になる」

「スマホの使用時間を減らし、読書の時間を確保することが、私達の脳、とりわけ子どもの脳を守る」

「スマホ・タブレットをベビーに使い始めた子ども達は、その翌年から極端に学力が下がった。逆に利用時間が短くなった子ども達は、翌年から学力が上がりだす


「本を読むだけで脳は若返る」 川島隆太著 スクリーンの悪影響の大きさを知らないのが危険

2024-03-27 | 社会評論

私と同志で運営している「ほんもの寺子屋」では、それぞれに複数の理由があり、読書を推奨し、デジタル機器をなるべく使用しないようにしています。私自身もスマホは使わず、ガラケーなのは以前にも書いたとおりです。
今回ご紹介する上記題名の本は、読書の利点とスクリーンの危険性、両方が書かれています。

マスク・〇〇〇〇の危険性・弊害は段々知られてきて止める人も増えましたが、ネットに接続されたスマホ・ダブレット・PC・ゲーム(スクリーン)の危険性とその大きさ(酒やタバコよりも危険と書かれています)はほとんど知られていないので、親や大人が止めようとしないという点においては、マスク・〇〇〇〇よりも危険な状態=スクリーンの悪影響の大きさを知らないので、親や大人が止めようとしないのが危険、と言えるでしょう。

以下の抜粋を見ればわかるように、義務教育でギガスクールなどデジタル化を推進しているのは、マスク・〇〇〇〇とまったく同じく、日本の子ども達にとって危険な選択だと思います。
寺子屋が必要な理由の1つです。

※ほんもの寺子屋は、生徒(小中学生)・ご寄付募集中
http://www.hosaka-n.jp/art/7175.html

ーーー

「スマホ・タブレットの利点だけを強調する社会の空気感には危うさを感じずにはいられません。脳の発達が抑制されたり老化が早まったり、精神的な問題が生じたりするリスクを伝えないのは、子ども達の将来を奪ったり、未来の社会を作る人達の力を落としてしまうことにならないのでしょうか。」

「山ほどある論文で、リスクが示され、学術の世界ではすでにその危うさが常識になっているのに、現代の社会はまるで「スマホ・タブレットがないと生活できない」と人々を洗脳しているようです」

「スマホ・タブレットを使うとどのようなことが生じるのか、この認識を脳科学のデータも含めて社会が広くもてば、小中学生の生活にスマホ・タブレットは不要だろうという結論に達するはず。
子どものスマホ・タブレットの使用は、社会の未来を失わせる点では酒やタバコの比ではありません。」

「教育にデジタル機器を取り入れるよりも、「寺子屋」で実践されていたような伝統的な教育法(音読・手書き・計算問題を繰り返し解く)を見直したほうが合理的」

「日本の伝統的な教育法は、脳科学的な観点からも理にかなっている」


価値がわからないのは悲しい

2024-03-25 | 八方良しを目指して

上記の題は、2017年に出版した私の著書『「八方良し」を目指して 日本・山梨を元氣に ~すべては知ることから始める~』に書いた言葉です。

明治維新から始まっていましたが、特にGHQの占領から、日本は精神も含め全分野で徹底的に欧米化され、日本という国はなくなるのではないかという状況です。

日本の各地域には、価値があるもの「足元の宝」がたくさんありますが、そもそもそれを知らなかったり、その価値を知らされていないので、海外の安物やブランド物を買うことが多くなっていますし、県外に出たまま地元に戻らない人も多い原因の一つだと考えています。
子どもの時に義務教育で地元や日本の素晴らしい傳統・文化・物・自然にあまり触れていない、その価値を教わっていないので、見たこともなかったり、「宝」だと氣付かなかったりするのです。だからこそ、私は全国各地で大人にそれらを伝える講演会をしていますし、寺子屋も必要で、子ども達に地元や日本の素晴らしさを伝えることを大事にしています。

多くの日本人の判断基準は、有名、肩書き・ブランド・権威がある、マスコミに取り上げられる、海外で評価される、これらは「すごいね!」ということになります。自分自身で判断基準をもたず、これらに判断を左右されたり、踊らされるのは、海外では恥ずかしいとされることではないかと思います。
逆に、無名・権威なし、マスコミに出ない、海外で評価されない、となると、見向きもしない、という人が多いでしょう。

もし、大谷翔平さん、浅田真央さん、藤井聡太さん、北島康介さん、中田英寿さん、大阪なおみさんなどが一度に見られる・会える、となったら、入場料1万円でも、ものすごい人が殺到するでしょう。
うちの店や講演会でご覧いただける世界最高のMade in Japanが、まさに上記のような世界トップのアスリートに比肩する工芸品の世界のオールスターなので、その価値がわかる方は、何回も講演会にいらっしゃいますし、九州や四国からでも、うちの店にわざわざいらっしゃいますが、42年店をやっていても地元でも知らない方がたくさんいらっしゃいます。世界一のものが揃っているので、行列ができてもおかしくないのに、です。だから、お客さんから「もっと宣伝しないと」と怒られることもあります(笑)。

私が同志と運営している「ほんもの寺子屋」も、前田さんの授業を受けられるだけでも、どれほど価値があるか、有難いことか、その価値がわかれば、全国から入学希望者が殺到するだろう、と思っています。

私の著書も世のベストセラーに比べれば、まったく部数は出ていませんが、講演・体験会「八方良しを目指して」に参加され、その後、竹の造形美術館と甲府の店にも来てくださった静岡県の方から以下のようなご感想をいただきました。

ほさかさんの「八方良し」を目指しての本をもう一度読みました。新たな発見や感動きづきが山ほどありました。 本物の人、思い、物に出会えたこと、とても嬉しく思います。「本物が人生を変える」って、全然大袈裟な表現ではないんだと、体感から、わかってきたような気がします。 この感動をおぼえていたいと思います。 ありがとうございました。』この後ももう二度、まだまだ感想感動は書ききれないほどあります』『本物を使うことって、自分のことを大事にすること、いのちを大事にして先祖に感謝することにつながる、ときづきました。 本物に触れていると誰でもほんとうの自分にかえっていけるのではないかな、と。セラピーにもなる。』とメッセージをいただきました。

講演会に参加された方からは、「目から鱗」「今まで何やってたんだろう」「明日からお金の使い方見直します」などのご感想をよくいただきます。

物の世界だけではなく、精神性なども含め、全分野日本の「足元の宝」の貴重さに皆が氣付き、大切にして、活かす生活になれば、「八方良し」の社会が創れると確信しています。
私の公私に渡る志事=店・美術館・講演会・出版・FBやブログの投稿・寺子屋・日常の買物やお金の使い方・選択などは、すべて日本・山梨を守り、元氣にするために「せめて自分だけはやろう」の精神で行っていることです。

※今日から、じょうもんさんを見習って、裸足生活を始めました(笑)

4月18日(木)佐世保市 菌ちゃんファームさん(菌ちゃん先生・吉田俊道さん主催)
https://kinchan.ocnk.net/page/3

 
4月19日(金)都城市(宮崎県では初講演)

5月18日(土) 山梨県富士川町 一柳ホテルさん

6月8日(土) 愛知県一宮市


八方良し「買物は投票ツアー」 in 京都
4月21日(日)

 


「八方良しを目指して」講演予定(5・6月)

2024-03-20 | 八方良しを目指して

講演・体験会「八方良しを目指して ~本物・足元の宝との出逢いで人生・日本が変わる~」は、私の
①35年間の政治・社会問題の学び・研究
②32年間の店での学び
を融合させ、10年間、改良を重ねて作り上げ、2時間半に凝縮した「作品」・「遺言」です。
ご来店時やお会いした時に断片的に話すものとは、まったく違う意味や高い価値があると思います。参加された方だけがそれを体験・体感していただけます。
各地にその価値をわかってくださり、主催・企画してくださる方がいらっしゃるのは、とても有難いです。

5月・6月の講演のイベントページを作っていただいたので、ご紹介します。

5月
18日(土) 山梨県富士川町 一柳ホテルさん


6月8日(土) 愛知県一宮市
https://fb.me/e/3CtMrtZNm


一宮市では4回目の講演となります。愛知県や愛知近県の方はぜひお越しください(リピーターの方は割引あり)
主催の野田さんは、元教師で地域に根ざした人が集う活動を継続されています。
 
今年は地元での講演を増やすということで、5月は富士川町で初開催となります。
会場の一柳ホテルさん
https://ichiyanagi-h.co.jp/
は、懇親会終了後、宿泊も可能ですから、県外の方でしたら宿泊されて、前日や当日午前中、翌日に山梨を観光していただくのも良いと思います。
一柳ホテルの社長は保坂直樹さんで、同じ「保坂」ですが親戚ではありません(笑)(山梨は「保坂」が多い)。直樹社長も志を持った熱い方で、地域貢献活動を色々となさっています。

4月の講演会の予定も以下に再掲しておきます(21日は販売会)。

4月18日(木)佐世保市 菌ちゃんファームさん(菌ちゃん先生・吉田俊道さん主催)
https://kinchan.ocnk.net/page/3

4月19日(金)都城市(宮崎県では初講演)
https://fb.me/e/6WDMApkOc



京都は昨年・一昨年と講演をさせていただき、今年は初の試みです。
関西方面の方で、山梨まではなかなか来られないという方はぜひどうぞ(過去に講演会に参加したことがある方、甲府店・竹の造形美術館にいらしたことがある方・そのご家族が対象です)

八方良し「買物は投票ツアー」 in 京都

4月21日(日)

https://fb.me/e/6jjC52NuM


お金の洗脳を解く 講演会の参加費について(前回の続き)

2024-03-09 | 八方良しを目指して

私の講演は、日本の傳統や物造りの素晴らしさを傳える内容と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、2時間半の中で、3分聞き逃すと大事なことをいくつも聞き逃すくらい凝縮してたくさんのことをお傳えしています。
その中で重要な点の1つは「お金の使い方」、お金に対する考え方です。

今年から九州など交通費や時間がかかる遠方の講演は参加費が上がっています(新しい特典を2つ設けました。リピーターの方は割引あり)。
九州・東北でも自分で車を運転してわざわざ伺うのは、主催やご参加の方がすごく喜んでくださるからです。
1つ例を挙げると、
http://www.hosaka-n.jp/art/7149.html
から抜粋(昨年松山で講演を主催者の方のご感想)
今回主催して、
終わった後にわざわざ連絡くださった方や
Instagramにアップしてくださってた方が
すごいたくさんいて🫢✨
もう本当に嬉しくて!

みんなの満足感の高いお話会だったよねって
おんなじ感覚でお話聞いてもらえて
本当に本当に最高だった🙏

人に喜ばれること以上の喜びはないでしょう。私は色々な志事をしていますが、講演会が一番喜んでもらえるという手応えがあります。傳える時間が確保され、体験・体感もあり(少人数にしている理由)、何度もやっているのでエンターテイメントとしても完成度が高いからだと思いますし、日本が危機的な状況にある中で、現状を把握し、具体的に何をすれば良いかを知るために日本人必聴の内容だと思いますので、私の使命であり、重要な役割と感じています。

私の講演・体験会+懇親会は、
①命懸けの日本を救う活動
②政治・社会問題の学び・研究35年+店での学び32年=合計67年の学びをお傳えする
学び驚き感動、涙、笑い、楽しさ、喜びがあり、ためになる
④世界最高のMade in Japan=「足元の宝」と出逢える、希望の場合は購入(日本を元氣にする実践)もできる
⑤「日本で最も聴くべき講演」「日本を救う活動・国防の活動」など評価をいただいています
⑥人生・日本が変わる
⑦10年間、質・内容・完成度を高め続けてきた
⑧懇親会で参加者同士が繋がることができ、新たな展開が生まれる

講演会は色々な要素があります。
・内容の重要度
・構成
・わかりやすさ
・価値の高さ
・面白さ
すべて満点になるように高めてきました。

内容からすれば、参加費以上の価値がある講演だと思っていますが、物販もあるので、ということはあります(ただし、すべて買い取りなので半分売れても利益は出ませんし、そもそも店を休業にして=遠方の場合、何日か店の売上げをゼロにして講演しています)。

もう一つの値上げの理由は昨年も投稿しました。↓
「自分を大切にできない人間が、他人を大切にできるわけがない」
http://www.hosaka-n.jp/art/7115.html

宮崎の講演は、早速「高い」という反応があったそうです。
それにしても、聴いたことがない=中身・内容を知らずに「高い」というのは、とても失礼で有り得ない話です。
何を食べるか、という時に、インスタントラーメンが5000円なら高いでしょうし、三ツ星シェフのフルコースが5,000円なら安いでしょう。聴いたことがないのに「高い」ということは、内容が前者か後者かわからない状態で高いと判断していることになります。冒頭で紹介した昨年の松山講演が「どのくらい最高だったか」は、参加した方しか体感・判断できません(今年、参加者の方が松山から甲府の店に来てくださいました)。

野球選手でも年俸が500万の選手も5億円(=100倍)の選手もいます。なぜ、講演会は差がないのでしょう?
講演会でも洗脳されてしまう聴かないほうが良いものと、非常に価値が高い講演が同じような参加費というのはおかしいですね。
「講演会といえば、普通〇〇〇〇円位じゃないと」という相場的な話がよくありますが、「八方良しを目指して」は普通の講演でもありませんし、私がコラボでする講演ともまったく違います。私がお傳えする、お金に困らなくなる方法を実践すれば、参加費どころではない大きなプラスになりお釣りがきます。その価値は参加されないとわかりません。

それにしても、大谷翔平選手が努力して成長して、年俸が上がると「凄い!」と尊敬されるのに、子ども達や日本を守るために命懸けで何年も活動してきて(たくさんの方から何度も狙われないか心配されてきました)、内容を改善し続けて質が高い講演を創り上げ、主催者や参加者の方々の満足度を高めて、参加費が上がると、「成長して凄いね」とならず、「あの人は変わってしまった」と言って人が離れていくのは何故でしょう?

「価格を上げるのは良くないこと」という大きく根深い洗脳があるのでしょう。
(もちろん、価値に見合わない法外な価格にするのは良くありませんが)


大西つねきさんも、「日本人は自分たちの価値を下げ続けている」と仰っています。
その結果が、日本だけが給料が上がらず、土地や企業などが外国や外資に買われまくっている、という今の危機的な状況です。

外国人観光客は7000円の海鮮丼や3000円のラーメンをcheap(チープ)=安いと言って食べているそうです。海外は給料が上がっていますからね。
自分達の価値を下げ続けた結果、日本だけ給料が上がらず、日本はチープな国になりました。
低価格にするのも、安売りも安物買い(=銭失い・職失い)も自分で自分の首を絞めているのです。
自分のためにも地域・日本のためにも、私達の価値を下げてはいけません。

私はいつも「すべて逆」と言っています。

冨を外に漏らさないように(地域内・国内循環)して、なるべく多く払い=与え、なるべく高い価格にする=自分を大切にする、ことが必要なのです。

私の講演に参加するのは、「価値あるものに、きちんとその対価を払う」という練習になるかと思います。
(傲慢のように受け取る方もいらっしゃるかもしれませんが、自分で価値があると思えない講演をするほうが余程失礼なことだと思います)

ここ重要です。
「1人の10歩より、100人の1歩」
経済的に厳しい人は無理することはありません。可能な人から可能な範囲でやれば良いのです(私も完璧ではありません)。
ただ、経済的に厳しい状態を抜け出すための話でもあります。出し惜しみをして、大きな好機や出したもの以上のものを得る機会を逃していただきたくない、という思いはあります。
1回飲みに行けばチェーン店でさえ5,000円位すぐに使ってしまうでしょう。人生が変わる話が数千円で聴けるというのは非常に安い、というのが私の感覚ですが、おかしいでしょうか?

文章では腑に落ちるところまでいかない方が多いと思います。だからこそ、遠方でも伺って、リアルで生で直接お傳えしているのです。

元々、私の著書「八方良しを目指して」は当時の私の遺言として書いたものです。
人はいつ死ぬかわかりません。母の突然死によって、身をもって経験しました。
本になれば、私がいなくなっても私の考えを本が後世の人に傳えてくれます。
2017年12月に出したので、6年経ち、今の講演会では6年間で学んだことが加わったり、傳え方・表現方法の改善などをしていますので、私の人生の集大成を遺言のようにお傳えしていることになります。


各地で開催予定の「八方良しを目指して ~本物・足元の宝との出逢いで人生が変わる~」にご参加いただき、価値観・考え方・お金の使い方・行動・選択を変えて、毎日楽しく幸せに過ごしていただき、一緒に力を合わせて地域・日本を元氣していければと思っています。
各地で皆様にお逢いできることを楽しみにしています。

※6月9日(日)に、岐阜県・長野県・静岡県で講演会を企画してくださる方を募集しています。ご希望の方はご連絡ください。宜しくお願い致します。

ーーー

講演・体験会「八方良しを目指して ~本物・足元の宝との出逢いで人生・日本が変わる~」の予定

4月18日(木)佐世保市 菌ちゃんファームさん(菌ちゃん先生・吉田俊道さん主催)
https://kinchan.ocnk.net/page/3

4月19日(金)都城市(宮崎県では初講演)
https://fb.me/e/6WDMApkOc

5月18日(土)山梨県富士川町 一柳ホテルさん

6月8日(土)愛知県一宮市

9月27日(金)山梨市 せっちゃんごはんさん


最大で最も根深い洗脳 お金

2024-03-07 | 八方良しを目指して

本日7日より「古縮緬五月人形展」が始まりました。4月14日まで開催で、兜や鯉のぼりもあり、初節句にお勧めです。古縮緬=先人の染色技術の素晴らしさを直接ご覧ください。

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先日、来店されたお客様から「100円ショップは良くないですよね。こういう(店にある)本物を使ったほうがいいんですけど、妻が100円ショップで色々買ってくるので、使い捨てで、子ども達が物を大切にしないんです」と仰っていました。

私も講演会で『100円の器を子どもに与えると、親も「壊れてもまた買えばいいや」と思うので、「モノを大切にしましょう」と言わなくなってしまう。何を子どもに使わせるかで、親の教育も変わってくる』という話と、『子育てにおいて、家庭の環境が大切』と話しています。人も狼に育てられると狼のようになる、のと同じく、「家で毎日100円のモノに囲まれていたら、100円の人間になってしまいますよ」と。

100円ショップで買物をする人が増え、日本で物造りができなくなって、日本人や職人・それに関連する仕事も無くなり、「物を大切にする」という日本の素晴らしい精神も失われてきました。100円ショップは、日本の物造り・文化・環境・精神を破壊し、失業者を増やしました。
100円の物を買うことが良いこと、賢い買物という考え方は、まったく逆です。講演にご参加いただくと深くご理解いただけると思います。


昔の日本企業は利益を社員に還元していましたが、2000年以降は顕著に株主最優先に。外資が多くなり、100円ショップに限らず、大企業は利益を出すことが最大の目的で、私達日本人や従業員の幸福、顧客の健康・安全は二の次です。
そういう企業のモノを買うことは、日本を支配・壊している外資・多国籍企業を支持・応援することになります。
私はそんなことはできませんから、100円ショップで買物をしたことは一度もなく、極力大企業の物は買わないようにしていますし、飲食も個人店でします。「中国、けしからん」と言っている方が、日本の物を買わずに中国製の物を買うのは、日本を不利にして中国を応援するのですから大きな矛盾です。

低価格の使い捨てのものを買うのは環境破壊になります。
花粉の季節、使い捨ての危険なマスクを買ってゴミを増やし健康を損ねる。SDGsなんて言っていますが、コロナ以降、マスクのゴミはとんでもなく増えました。これも逆のことをやっています。日本製の安全で高品質の何百回と洗って使える(長く使えるので安い)マスクを使う人は少ないようです。

低価格の物を買う人が増えたため、私達の収入が増えない、職を失う人が増える。だから、もっと低価格の物を求める、という悪循環で、安物・偽物ばかりになって物質的に貧しくなりました。
学校で本物に触れることがあまりありません。本物に触れたことがないから、その価値や凄さ・素晴らしさ・圧倒的な違いがわからないのです。そもそも知らなければ、出逢わなければ億万長者でも本物を買うことはできません。


妻が100円の物を買い、夫の仕事が無くなった、ということが起きています。支出を少し減らす利益と、職が無くなる不利益や貴重な日本の物造りが無くなっていく、どちらが大きな問題か考える必要があります。支出が少し減っても、収入が丸ごと無くなれば、元も子もありません。

「安物買いの銭失い」と言いますが、危険な物が溢れている今、「安物買いの健康・命失い」ということも起きています。
1日3食、危ないものを食べるより、2食か1食、安全なものを食べれば、家計も健康も守れ、ゴミも減ります。お金と健康や命、どちらが大切かは言うまでもありませんし、病氣になって病院にお金を払うほうが余程高くつきます。食事回数を減らすと時間も生まれますから、大きな利点です。

私の本に、「お金に困らなくなる方法」を書いていますが、低価格のモノを買って節約したつもりが逆に高くつくこと、「今だけ」ではなく長期的に考えた場合、長く使える本物を購入したほうが支出も減らせる=5万円の「魔法の箒」が掃除機よりもはるかに安い(なぜ安いかは、本を読んでいただくか、店に来ていただくか、講演会に参加されるとわかります)ことも多いですし、ゴミを出さないエコな暮らしができます。じょうもんさん(雨宮国広さん)も仰っているように、「ゴミを出さない暮らし」に転換しないと、人間や動物が生きていけなくなります。
森を切り開いて作るメガソーラーなど、「今だけ金だけ自分だけ」の象徴的なものです。生態系を破壊し、森の動物が住宅街にでてくる、森の微生物が減っていく、保水ができなくなり水害が起きています(=人災です)。

GHQの占領以来、学校教育やマスメディアで様々な洗脳が行われてきましたが、最大で最も根深い洗脳がお金のことだと思います。

20代の頃から言っているように「守るべきものを捨て、取り入れないほうが良いものを取り入れた」のが戦後の日本。

価格を低くしたり、低価格の物を買うことは、自分で自分の首を絞める行為で、生活が苦しくなる、忙しくなり、時間や心のゆとりが失われる原因です。
低価格の新品を買うのが良くありません。買う人がいるから作る、からで、経済的に大変なら中古品を買うか物々交換をするなどのほうがはるかに良いです。

「買物は選挙よりも大切な毎日できる投票」です。
奪い合いから、ギブ&ギブ=「与え合い」に転換して、八方良しの社会を創るために、本を出し、講演・体験会をしています。

「お金は天下の回りもの」
ケチるよりも、なるべくたくさん与えたほうが良いのです。
ただひとつ、最も重要なのは、「地域内・国内で」循環させる、ということです。
今は逆のことを多くの人がやっています。暮らしが苦しくなる一方なのは、自分達が原因、ということにまず氣付く必要があります。

(つづく)

講演・体験会「八方良しを目指して ~本物・足元の宝との出逢いで人生・日本が変わる~」の予定

4月18日(木)佐世保市 菌ちゃんファームさん(菌ちゃん先生・吉田俊道さん主催)
https://kinchan.ocnk.net/page/3

4月19日(金)都城市(宮崎県では初講演)
https://fb.me/e/6WDMApkOc


5月18日(土)山梨県富士川町 一柳ホテルさん

6月8日(土)愛知県一宮市

9月27日(金)山梨市 せっちゃんごはんさん


ほんもの寺子屋 生徒制作のパンフレット(手紙)

2024-03-03 | 八方良しを目指して

以前、私と同志で運営している小中学生向けの学びの場「ほんもの寺子屋」のパンフレットをご紹介しました。事務局や講師・顧問・相談役の方々と相談して作ったもので、それを生徒が見て、以下のような新たな展開があり、生徒版のパンフレット(手紙)ができました(添付)。

メインで授業を担当してくれている副代表・前田友和さんの文章をご紹介します。

ーーー

『このパンフレットは、1 人の生徒の想いから生まれました。
ほんもの寺子屋の公式パンフレットが仕上がってから数日後、生徒の A さんから次の提案がありました。
「すごくしっかりした内容のパンフレットができて、これは大人向けとしてとてもいいと思うんですが、子どもに向けたものではないですよね?父の職場のまわりでも、不登校の子が多いことをこの前知ったんです。そのご家族のお子さんに渡せるようなパンフレットがあるといいなぁと思うんですよね。」

そんな素敵な提案がありましたので、授業に組み込んで生徒主導のパンフレットを作ろうと考えました。こうして、生徒自身で問いを立て、それを解決するためには何をしたらよいのか考え行動することが、本当に役に立つ勉強だと思います。

国語の授業では、パンフレットの屋台骨となるキャッチコピーまわりの言葉のアイデア出しを行いました。「学校に行っていない子どもたちが『行ってみたい!』と思ってくれるような言葉」「『ほんもの寺子屋』をうまく言い表している言葉」を挙げてくださいと、ブレインストーミング方式で思いつく限りの言葉を出していただきました。

その中でもとりわけ光る言葉が、B さんの出してくれた「自分でいられる学校」でした。
これは彼女の実感そのものだそうで、以前に通っていた小学校では、いじめられたり仲間はずれにされないよう、まわりを氣にしている自分がいたと。
彼女は「ほんもの寺子屋」に通い始めて、まわりの目を氣にすることなく、素の自分を出してもいいという安心感を感じながら過ごせるようになったといいます。また、ここで自分らしくいられることで、家でも以前より一層自分らしくいられるようになったと思う、と話してくれました。

その後「みんなの時間(自治)」で編集会議を行いました。学校や塾といった施設のクリエイティブをまとめた事例集を開きながら、子どもたちに見学に来てもらえるようなイメージと文章を 1時間以上かけて検討しました。そこで出されたアイデアをもとに、グラフィックデザイナーでもあるわたしがレイアウトをしたのが、このパンフレットです。

生徒たちの氣持ちを最大限に、大人の意図は最小限に。

不特定多数の人に撒くようなペラのチラシでもいいのですが、A さんの想いを形にするなら、
「あなたに来てもらいたい」という 1 対 1 のコミュニケーションの中で渡せるものがよいだろうと思いました。そこで、ウエディングの招待状やバースデーカードで一般的に用いられる、横長の 2 つ折にすることで、グリーティングカードを開くときのようなワクワク感をつくりました』

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という経緯でした。
生徒が考えたパンフレット(添付)を見て、生徒達の成長を感じましたし、内容に私や講師陣は、感激しました。
私も率直に「大人が作ったのよりいいじゃん」と思いました。

私達の取り組みは、魁であり、今のご時勢の中では非常に難しい挑戦だと思いますが、3年間の経験から、この時代だからこそ、子ども達・日本のために必要な学びの場であると強く感じていますので、少しでも子ども達の成長に繋がり、役に立てれば、と思い、試行錯誤を繰り返しながら日々学びや実践を続けています。

長い目で見た時に、まだ寺子屋は生まれて間もない未熟な段階で正念場を迎えていますが、改善を続けてきました。
「逆境にこそ学びあり」
ここを乗り越えたいと思いますし、乗り越えられるということを示したいと思っています。
何事も最初から「ほんもの」ということは有り得ず、続けるから「ほんもの」になっていくのです。前田さんの授業を受けられるというだけでも、学校の授業とは圧倒的な差があるので、十二分に寺子屋に通う価値があると考えています。

映画「夢見る校長先生」に出演されている元校長・原口真一先生もご著書の中で
『時間がかかって遠回りに見えても「子ども達の教育」こそが明るい未来を切り拓くための最も近く確かな道』と書かれています。

ほんもの寺子屋では、現在生徒募集中で小1~中3まで入学可能です。
ご興味ある方・見学・体験・入学希望の方は、こちら
https://pro.form-mailer.jp/lp/c3cc9f8a308320
をご覧いただき、ご連絡ください。
宜しくお願い致します!

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