前回に続き、上記題名の本のご紹介をしていきます。
読むと、健康な子どもにマスクをさせるのと同様デジタル機器を使わせることは、虐待に近いことではないかと思います。電磁波の問題も合わせると、18歳まで、最低でも15歳まで、スマホ・タブレット・携帯は使用を禁止したほうが良い、と考えています。
「スマホ・タブレットを使いネットに毎日接続している子ども達の多くは、脳の一部で発達が止まっていた」
「スマホ・タブレットを毎日長時間使っている子ども達は、脳の発達が抑制され、学習しても学力を高めることができない」
「一番の悲劇はリスクを知らないこと」
「子どもにスマホ・タブレットを持たせることは、学力だけでなく、感情・認知機能・身体機能にも負の影響を直接的に与えている。このことは学術的に証明されている。」
「楽をすれば、頭も身体も衰える。衰えた脳で学んでもあまり成長できない。実に簡単なこと。」
「私達は今、スマホを常に身につけ、少しでも時間があくと手に取り、忙しくても画面を見続けるようになっていないでしょうか。人間関係や買物、手続き、娯楽、学習など多くの活動をスマホでするように習慣化されつつあります。この先、私達の脳はどのようになっていくのか。正直、大きな社会問題になるのではないかという危機感。」
「 (使っていなくても)スマホを持っているだけで、授業中の注意力や理解度が極端に低下すること、睡眠にも割く影響を及ぼすことを示した論文も多数。睡眠の質が低下したことによる感情や認知機能、心肺機能全般などへの悪影響を明らかにした論文もある。」
「全く同じものを読んでも、紙の本とデジタル機器で読んだ時では語彙の習得や文章の理解、応用力の習得が異なり、紙の本で読んだ時のほうが明らかに優れている」
「TVやDVD、動画で学習しても思考の脳の活動が低下するので、学習効果はあまり期待できない」
「スマホやタブレットでネットを積極的に使うと、脳に悪影響を及ぼす。依存傾向が強い学生達の脳に老化のサインが出ている。自尊心が低い、不安・抑うつ傾向が高い、共感性や情動制御能力が低い、傾向。脳にダメージが蓄積されていく。」
「スマホ・タブレットをベビーに使い始めた子ども達は、その翌年から極端に学力が下がった。逆に利用時間が短くなった子ども達は、翌年から学力が上がりだす」