先日、富士川の水量が激減している状況を改善したい、という想いで活動している方のお話会に行ってきました。
この問題も根本は外資企業の利益・利権優先ということだと思います。外資の利益のために、私達の足元の宝が壊されているのに、皆沈黙しています。
「愛の反対は無関心」
地元のことに関心・興味を持ち、足元の宝を地域住民=私達が守り、次世代に繋いでいくことが大切だと思います。
私の店でも署名を集めていますので、賛同してくださる方はお願いします。
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佐野明子様の記事(下に一部抜粋・全文はリンクをご覧ください)
「現在の富士川がどうなっているかと言うと、水深が浅く流速が遅い区間が多数出現し、当然ながら広範囲で河川水が伏流(瀬切れ)しています。浅くて流速が遅い場所では夏場に水温が上昇しやすく、藻類が繁茂するのみならず、藻類が腐敗して悪臭を放ちます。日本三大急流と呼ばれた富士川は見る影もありません。
富士川河口近傍の海岸線は海岸侵食によって後退、アユは遡上しなくなり、釣り人も訪れなくなりました。地元漁協は釣り人減少原因を調査したり釣り人回帰に向けた努力をしたりするのではなく、釣り人減少を理由にアユの放流を止めたそうです。
角倉了以も日本軽金属株式会社も富士川に大きく手を加えましたが、角倉了以が公共事業によって賑わいを創出して文化を開花させたのに対し、後者は賑わいどころか富士川から人影を一掃するほどのインパクトを与えたのでした。にも関わらず、私を含めて富士川流域の多くの人は、発電用取水が富士川に及ぼした影響について長い間気付きませんでした。普段見ている富士川の流れを、とくに根拠もなく正常な状態だと誤認していたからです。」
富士川の河川維持流量に関する要望と賛同者の署名