「まなざしの革命」9 問題は私たち自身にある

2023-04-18 | 社会評論

 「まなざしの革命」ご紹介、9回目です。

「新たな世界を選択できるチャンス。対象物の選択ではなく、私達の態度の選択。
自らの態度(自分のまなざしの方向)を管理できていれば、不安から解放されて生をまっとうすることができるだろう」
→常に問題は私たち自身にある、ということ。

「価値を持っていたものや正しいとされていたことが、転換点を過ぎるとそうではなくなっていくのが歴史の常。
豊かだとされたことが貧しく、安全だとされたことが危険である、という正反対の流れはすでに現れはじめている」
→豊かさについても講演でお傳えしています。

「「グローバリズム」とは、国境そのものを取り払い、金や物や人の移動を加速させることで、より強く大きくなったものが世界規模で莫大な利益を得る動き」
「日本人や国内企業よりも、外国人や海外企業への手厚い優遇を取る政府」
「ハイブリッド戦争では国家を弱体化したり解体するために、あらゆる方法が取られる。移民や留学生を工作員として送り込み、何年もかけて内部から崩壊へ導くこと。政治家や官僚を金で買収し、また弱みを握って脅迫することで自国に都合の良い政策を取らせるようなこと。弱者がマイノリティを装って、政治的な正当性を掲げながら、巧みに世論を導くこと。平時からそんなことを当たり前のようにするのが戦争」
→日本は戦時中です。

「ストレスのかかる環境がないこと。強力な電波が体を通過していかないこと、水や食糧に有害な物質がないこと。何かが「ない」ことが大きな価値に変わる」
「我が地域には何もないと思っている場所ほど、大きな可能性を持つかもしれない。豊かになるために大きなことをする必要があるという常識を一度捨てて、本当に必要なものと、不要なものを見つめ、豊かさの本質について考え直すべきタイミングは今」
→よく地元のことを「何もないから」と自虐的に言う人が多いですが、実は逆。

「私達は自然の一部であり、自然の一部を少しだけ借りて生きているという謙虚さが必要
ウィルスを含めたすべての生命と共存する覚悟を持ち、困難な状況があっても感情的に反応するのではなく、智恵を分け合い、人々と協力すること。そんな文明を育むことを選択すれば、数々の問題から解放される」
→どんどん不自然な方向へ誘導されている危険を知り、「自然に還る」ことが大切だと考えています。

「「欲」の心で選択すると、誰かから何かを搾取したり、果てなき競争に巻き込まれる
「怒り」や「恐れ」の心で選択すると、誰かを攻撃してしまうか、攻撃されることになる
何も知りたくない判断したくないと怠けを決め込む「無知」の心で選ぶと、結果に対して責任を放棄することになる」
「社会や政治、経済の大きなシステムの中で生きることを強いられた私たちは、行動だけではなく、心のあり方やまなざしを向ける先も知らない間に拘束されてきたのではないか」
→今の日本です。

「世界中がウィルスの恐怖に取り憑かれ、人々が国家権力の行使を民主的に望む特殊な状況が生まれた」
「国家権力が国民の自由と基本的人権という憲法を保障する権利を奪う状況が続けば、国家を延命することでは解決できない」
「国家を超えた大きな力の前で、もはや国民国家というのは形式的に装われているだけではないか
グローバルな力を持つ勢力が、国民国家をリセットして、新世界秩序をつくることをまったく意図しないという認識は、少々楽観的ではないか。安全と平等と平和を建前に私達の権利をすべて奪ってしまう帝国を堂々と実現させる可能性はゼロではない」
「自由や権利、人格などを奪われ、ただ生きている、命を人質に心が拘束されている状態」
→とても危険な状況になっているということを認識して、自由や人権を守っていく必要があります。

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