価値がわからないのは悲しい

2024-03-25 | 八方良しを目指して

上記の題は、2017年に出版した私の著書『「八方良し」を目指して 日本・山梨を元氣に ~すべては知ることから始める~』に書いた言葉です。

明治維新から始まっていましたが、特にGHQの占領から、日本は精神も含め全分野で徹底的に欧米化され、日本という国はなくなるのではないかという状況です。

日本の各地域には、価値があるもの「足元の宝」がたくさんありますが、そもそもそれを知らなかったり、その価値を知らされていないので、海外の安物やブランド物を買うことが多くなっていますし、県外に出たまま地元に戻らない人も多い原因の一つだと考えています。
子どもの時に義務教育で地元や日本の素晴らしい傳統・文化・物・自然にあまり触れていない、その価値を教わっていないので、見たこともなかったり、「宝」だと氣付かなかったりするのです。だからこそ、私は全国各地で大人にそれらを伝える講演会をしていますし、寺子屋も必要で、子ども達に地元や日本の素晴らしさを伝えることを大事にしています。

多くの日本人の判断基準は、有名、肩書き・ブランド・権威がある、マスコミに取り上げられる、海外で評価される、これらは「すごいね!」ということになります。自分自身で判断基準をもたず、これらに判断を左右されたり、踊らされるのは、海外では恥ずかしいとされることではないかと思います。
逆に、無名・権威なし、マスコミに出ない、海外で評価されない、となると、見向きもしない、という人が多いでしょう。

もし、大谷翔平さん、浅田真央さん、藤井聡太さん、北島康介さん、中田英寿さん、大阪なおみさんなどが一度に見られる・会える、となったら、入場料1万円でも、ものすごい人が殺到するでしょう。
うちの店や講演会でご覧いただける世界最高のMade in Japanが、まさに上記のような世界トップのアスリートに比肩する工芸品の世界のオールスターなので、その価値がわかる方は、何回も講演会にいらっしゃいますし、九州や四国からでも、うちの店にわざわざいらっしゃいますが、42年店をやっていても地元でも知らない方がたくさんいらっしゃいます。世界一のものが揃っているので、行列ができてもおかしくないのに、です。だから、お客さんから「もっと宣伝しないと」と怒られることもあります(笑)。

私が同志と運営している「ほんもの寺子屋」も、前田さんの授業を受けられるだけでも、どれほど価値があるか、有難いことか、その価値がわかれば、全国から入学希望者が殺到するだろう、と思っています。

私の著書も世のベストセラーに比べれば、まったく部数は出ていませんが、講演・体験会「八方良しを目指して」に参加され、その後、竹の造形美術館と甲府の店にも来てくださった静岡県の方から以下のようなご感想をいただきました。

ほさかさんの「八方良し」を目指しての本をもう一度読みました。新たな発見や感動きづきが山ほどありました。 本物の人、思い、物に出会えたこと、とても嬉しく思います。「本物が人生を変える」って、全然大袈裟な表現ではないんだと、体感から、わかってきたような気がします。 この感動をおぼえていたいと思います。 ありがとうございました。』この後ももう二度、まだまだ感想感動は書ききれないほどあります』『本物を使うことって、自分のことを大事にすること、いのちを大事にして先祖に感謝することにつながる、ときづきました。 本物に触れていると誰でもほんとうの自分にかえっていけるのではないかな、と。セラピーにもなる。』とメッセージをいただきました。

講演会に参加された方からは、「目から鱗」「今まで何やってたんだろう」「明日からお金の使い方見直します」などのご感想をよくいただきます。

物の世界だけではなく、精神性なども含め、全分野日本の「足元の宝」の貴重さに皆が氣付き、大切にして、活かす生活になれば、「八方良し」の社会が創れると確信しています。
私の公私に渡る志事=店・美術館・講演会・出版・FBやブログの投稿・寺子屋・日常の買物やお金の使い方・選択などは、すべて日本・山梨を守り、元氣にするために「せめて自分だけはやろう」の精神で行っていることです。

※今日から、じょうもんさんを見習って、裸足生活を始めました(笑)

4月18日(木)佐世保市 菌ちゃんファームさん(菌ちゃん先生・吉田俊道さん主催)
https://kinchan.ocnk.net/page/3

 
4月19日(金)都城市(宮崎県では初講演)

5月18日(土) 山梨県富士川町 一柳ホテルさん

6月8日(土) 愛知県一宮市


八方良し「買物は投票ツアー」 in 京都
4月21日(日)

 


戻る