昨日、投稿したように本日6月30日から、保坂紀夫・竹の造形美術館&日本の匠と美ほさか八ヶ岳店を再開します。
初めてご来館の方、また6年以上前に来館され解説ツアー未体験の方は、解説・体験ツアーにご参加いただいています。
41周年記念講演では、「生き方」を主題にお話しましたが、ツアーでは作品の解説だけではなく、父・保坂紀夫、母・英美子の人生についてもお話しています。2人の息子は私しかおらず、私だから話せる話です。誰も進もうとさえしなかった未開の道を切り開いて、命のかぎり氣が遠くなるような志事を続けた父。それを陰で支え、馬鹿がつくほど正直で真面目で働き者で、無償の愛を注いでくれた母。
2人の元に生まれたことを誇りに思います。
当然ですが、2人の息子=私の生解説・話を聴けるのは私が生きている間だけですし、ツアーでは、父の生前の映像もご覧になれます。父が制作している様子を動画で見たり、肉声を聴けるのは当美術館だけです。
「人間国宝以上」「神の領域」というご感想をいただく、父が生涯をかけて産み出した奇跡的な作品の数々をぜひご覧ください。
解説・体験ツアーは合計2時間半ですが、奇跡的な作品と五感をフルに使った体験は、学びも驚きもありであっという間、時間が足りないくらいです。世界最高の日本の竹の芸術・世界最高のMade in Japanの体験をいっぺんにできる!という唯一無二のここでしかできない経験を一生に一度はしていただければと思います。