本日16日にて、4日間の「保坂家三世代展」が終了しました。
2日目の夕方に体調を崩しましたが、その他は無事に終えることができ、主催の市立図書館さんやお越しいただいた皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。3世代の展示会を企画していただけるという家族も例がないと思いますので、有難く幸せなことだと思います。
今回、三世代展を展示して思ったのは、父・保坂紀夫の作品は夏限定ではあるものの、「保坂紀夫・竹の造形美術館」でご覧いただけますが、祖父・保坂耕人にまつわるものは、本をお求めいただく以外はご覧いただける場所や機会がありませんので、今後は少しでもどこかで見ていただけるようにしていきたいと思いました。
かつて甲府市立図書館の館長をなさっていた方からは、「耕人先生は、山梨県立文学館に常設コーナーを設けてしかるべき業績を残した歌人だと思います」と仰ってくださったので、そうなると理想的なのですが。
それと、三世代展の初日の講演会で話したのは、耕人・紀夫・浩輝が各々の活動をできたのは、保坂英美子のお蔭だということです。
表に出るのは男達ですが、蔭で3世代の男を支える嫁・妻・母・店の志事を同時にこなした保坂英美子の働きなくして、3人の男は何も為しえず、今回の「保坂家三世代展」も無かったでしょう。
改めて、母・保坂英美子に大感謝ですし、働かせすぎてしまい申し訳なかった、と思うのです。