本屋さんで売っていないのに、100万部以上の大ベストセラー「自然療法」の著者・東城百合子さんが94歳でお亡くなりになったそうです。
日本中で一家に一冊、常備すべき本ではないかと思います(うちの店でも売っています)。
昔は当然だった家庭での手当て、が見捨てられ、対症療法の西洋医学ばかりになった結果、病人や昔は少なかった病氣、クスリの副作用、治療による死、が増え続けています。
健康に過ごすため、死に至るような重い病氣にならないためには、やはり「昔へ進もう!」、ご先祖様の知恵を活かすことが大切だと思います。
ご冥福をお祈り致します。
以下は、石垣稔さんのフェイスブックの昨日の投稿です。
『自然の姿を見つめ、自然に帰ることを生涯に渡って説かれていた 東城 百合子 さんが、悠久の自然のもとに還って行かれました。
享年94歳の大往生でした。
御子息の五来さんの話では、とても安らかであったそうです。
重い障害を持って生まれ、それを苦にもせず、いただいたいのちに使命を見出し、ひとりではじめた「あなたと健康」を46年に渡って苦難を乗り越えて継続され、これまでにどれだけ多くのいのちが助けられたことか、本当に頭が下がる思いです。
こころより ご冥福をお祈り申し上げるとともに、これまでのご縁に感謝いたします。本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
同じことはなかなかできるものではありませんが、方法論は違っても、東城百合子さんが伝え続けた自然に帰ることの大切さを、自分なりにひとりでも多くの方に伝えて行きたいと考えています。
(以下は蛇足です)
私にも「頭で理解していても出来ない時期」がありましたが、その頃は重症の花粉症をはじめ、ひどい腰痛や肩こりに悩まされ、肥満体系で多くの慢性疾患も抱えていました。
「このままではいけない」と一念発起し、当初はゆるやかに食の見直しをはじめました(2007年)が、2010年より、さらに食と生活環境の抜本的な見直しを行った結果、たくさんの自然の恵みをいただいたことで、約2年ですべての症状が改善し、あれほど悩まされ続けていた腰痛や肩こりまでもが快癒してしまいました。
ピーク時(2007年)には体重 78kg、腹囲は 87cm、体脂肪率は 23%を超えていましたが、2012年以降は、二十歳の頃と同等の、体重 57kg、腹囲 68cm、体脂肪率 11%前後を維持しています。
今では時折確認のために受ける健康診断の値もすべてが正常値で、健康年齢は20代とまで言われています。
自然に帰ること、不自然を排除することが、こんなにも世界を変えるということを、身をもって実感する毎日です。
2012年の6月6日に救急搬送される大怪我を負った時は、骨折3箇所(両腕、肋骨)、重度の打撲、捻挫、裂傷と、考え得る怪我のオンパレード状態で、搬送先の病院では即入院と診断されましたが、吹き上げる鮮血を観た時、いのちの力を感じ、すべてを自然療法で治すことを決断しました。
そこで、入院をせず、不要な検査や一切の投薬も拒否し、自宅に戻り、自然療法だけで対処し、その結果、医師から全治6ヶ月以上と言われていた怪我が2ヶ月あまりで快癒してしまいました。
この時に大きな力となったのが、東城百合子さんが編纂された「家庭でできる自然療法」です。この本に書いてあることだけでなく、いくつかさらに工夫を加えたこともありますが、自然の力の偉大さを、この時も身をもって実感しました。
その後も医師やクスリなどに一切頼ることなく、自然食・自然療法を実践し続け、かみさんともども、晴れ晴れとした毎日を過ごさせていただいています。
食と生活環境の見直しを本格的にはじめた頃(2010年)から続く、毎日のヱビスビールの晩酌も、毎日美味しく、新鮮な氣持ちでいただいています。
(ビールが痛風やビール腹の原因となるというのは詭弁です)
2020年代は、正念場となる時代です。
いざという時に動ける身体と、考えることができる頭を維持しておくことは、何より大事なことです。
そのためにも、自然に帰り、不自然を取り除くことです。
すべてのヒントと学びは、自然の中にあります。
自然が最高の師です。