手術から丸1ヶ月&1ヶ月以上振りの開館&使命

2023-07-01 | 店のこと

 本日、7月1日は下半期の初日=今年の半分が終わったということで、時の速さに驚きますが、ちょうど手術から1ヶ月になります。5箇所の骨折は、自分自身のこととしては人生で最も大きな思いがけない出来事でした。
「普通は1ヶ月くらい入院ですね」というところを手術後4日で退院しちゃいましたが、今後は、いつ松葉杖を外せるか、いつ車の運転できるようになるか、が近いうちの肝所(かんどころ)。この2点ができるようになったら、一人快気祝いでもしようかな(笑)。近日中に診断を受けるので、その時にある程度見通せると良いと思っています。長期的には後遺症が残らないか、ですね。

 昨日は志事復帰初日で、久しぶりに竹の造形美術館で解説・体験ツアーを行ないました。初めて車椅子でやりました。2階には松葉杖で昇り降りしてなんとか無事に終えることができ、ホッとしています。1組の方は九州からお見えになり、足の状況に氣を配ってくださる温かいお客様で有難かったです。

 竹の解説ツアー後に、「久しぶりに感動しました」というお言葉をいただき、嬉しかったです。やはり実物をご覧になると驚かれますし、皆さん「これは解説がないとわかりませんね」と言われます。写真・文章では生解説の10分の1も傳わらないでしょう。
父の作品や両親の生き様を紹介し傳えることは、一人しかいない息子である私の使命、だと改めて思いましたし、父の作品は「北杜・山梨・日本・世界の宝」であることを再確認しました。あとは、いつ地元・山梨・日本の方々にその価値をご理解いただけるか?

 父は生前
、「俺が評価されるのは死んでからだ」と言っていました。私が生きているうちに、「世界に誇る素晴らしい日本の傳統技術を基礎とした世界最高の奇跡的な芸術作品」という評価がどこまで広まるのか?「山梨と言えば保坂紀夫」と北杜市民・山梨県民・日本の皆様に、保坂紀夫と作品を自慢していただけるようになるか、責任重大です。

 1ヶ月以上開館できなかった=ほとんど収入がなかったので、今月から頑張らないといけません(笑)。皆様のご予約をお待ちしています!



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