岡本よりたか氏の記事「日本を守る」

2018-05-25 | その他

 私の本に寄稿文を寄せてくださった岡本よりたかさんがフェイスブックに書かれた記事をご紹介します。やはり岡本さんは、私と同じ志を持つ同志。だからこそ寄稿文をお願いしました。
 私も日本を守りたい。元氣にしたい。私にとって、店もブログ・フェイスブックも講演会も出版もすべてそのための手段です。
一番大事なのは、スキャンダルを追及したり、政治家個人を責めることではなく、私たち一人ひとり=あなたの実践や行動であり、何をすればよいかは、著書『「八方良し」を目指して』に書きました。
政治家は力を持っていません。力を持っているのは、私たちなのです。そこに氣付いて、行動・実践する人がどれだけいるのか。すべてはそこに懸っています。

「日本を守る」

 突然、安保法制への意見を訊かれた。
違憲な部分が多いから反対だと言うと、日本が攻め込まれて植民地になる可能性があるのに、それで良いのか、日本を守るためには必要な法制だと言われた。
で、こう言い返した。日本を植民地化する国に、米国は入っていないのかと。
日本は既に米国による植民地支配だ。太平洋戦争以来70数年、いや、遡れば、明治から日本支配は始まっている。日本は米国によって戦力、食糧、金融全てについて自由が奪われている。政治は米国の言いなりだ。制空権も奪われ、米軍基地ばかりで、我々の税金が大量に注ぎ込まれている。その上、更に米国の武器を買えというのか。

 貴方は毎日、どんな暮らし方をしている?
朝起きて、パンとコーヒーを飲み、外資企業に勤め、米国の穀物で育てられる肉、遺伝子組換え作物を気にすることなく食べ、農薬も肥料も国内産が存在しないという事実すら知らない。
米国だけじゃない。中国の支配下にもある。
Made in Chinaの物を安売り屋で買い、冷凍食品を食べれば、経済益は中国に流れる。PM2.5で日本の空気は汚され、水の権利を奪われ、ソーラーパネルまで中国製になる。生きるために必要な、水、空気、太陽、そして食糧まで奪われているというのに、貴方は、それに対して何をしてきた。

 少なくとも、僕は日本を守ろうとしている。遺伝子組換え作物の問題点を流布し、ソーラーパネルに反対し、種を守り、国内の職人の物を買う。それは、日本の植民地化を防ぐためでもある。武力による日本支配がないとは言えないから、僕は戦力を持つべきではないとは言わない。しかし、本気で日本を守ろうと思うなら、まずは自分の暮らし方を見直してからにして欲しいものだ。

 戦力よりも、先に見直すべきことがたくさんある。それに目を瞑っていて、日本を守ろうという意見は空虚以外のなにものでもない。


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