2つ目も冷え関係です(笑)。これからの季節、冷房で寒いお店がけっこうあります。
なので、「寒いのでエアコンを弱くするか、風が当たらないようにしてもらえますか?」とお願いすることになります(本当は消してもらいたいのですが、一応遠慮しています(笑)。+なるべく風が当たらない席に座るようにしています)。そういう状況を踏まえ、普段夏は下駄に素足ですが、靴下を持っていったり長袖を用意していっても寒いことも多々あります。お店としては「暑い」という苦情を避けるためだと思うのですが、夏に寒いのは異常だと思います。
当たり前すぎることですが夏は暑く、汗をかきながら食べるのが普通で、本来は「暑い」と言われたら、「これぞ夏の暑さですね」で終わる話だと思うのです。ご商売ですから、自分の店だけ冷房を弱くすると、次から来てもらえない心配があると思いますので、規制を作ってメーカーが冷房の設定温度は例えば26度までで、25度以下には設定できないようにしたら良いのではないかと思ったりします。
1年中冷暖房どちらかを必ず入れる、というのも異常だと思っています。エアコン無しで丁度いいな~、という気候でもどちらかが入っていることがあちこちで見受けられ、「電氣もお金ももったいないな~」と思います。
今日の話は飲食店にかぎらず、公共施設や電車などでも感じていることです。
毎年店でご提案していますが、日本人は五感や知恵を使って涼を得てきました。先人に倣い、機械に依存し過ぎずに暮らしていけたら、と考えています。声を大にして言いたいのは、「扇子や団扇を持たずに「暑い」と文句を言うのはやめましょう」ということです。欧米と違って、扇子と団扇という強力でエコな武器を日本は持っているのですから。
海外に行く時も夏は必ず扇子を持って歩き、「日本では皆扇子を持って、節電をしているのです」と言えば、「日本人は素晴らしいですね!」と尊敬されるでしょう。