急がなければいけない理由が3件重なり、出張してきました。
そのうちの1件は、ある日本の物造りの継承が危機的な状況になり、時間的猶予がない様子だったからです。今、自分の目で直接見ておかないと、お話を聞いておかないと機会を失ってしまうと思いました。
いつも、「宝は足元に在る」と言っていますが、この分野に限らず、日本=私たちは本当に大事なものをいくつも失おうとしています。
日本人・地元の人にとっては当たり前のことが、世界的に凄いことであったり、素晴らしいことが山のようにあります。まずはそれに氣付くこと。本の副題にも「すべては知ることから始まる」と入れていますが、そこからすべてが始まると思っています。このままそれらを失うのはあまりにも勿体無いです。
微力ですが、傳え手・繋ぎ手として、これからも「日本の宝」を繋いでいくために傳えて続けていこう、と想いを新たにしました。
(フェイスブックより転載)