一昨日の山梨日日新聞1面に掲載された記事で、川渕三郎元チェアマンが、「よく短期間でここまでチームをまとめたな、と。選手たちの意向を受けながら、西野監督が日本語で綿密なコミュニケーションを取った結果」と語ったそうです。さらに記事には、「90年近い歴史の中で優勝国は8か国しかなく、すべて自国監督で、その国の風土・文化・国民氣質を背景に選手と監督の絆が試される試合」とあります。
『「八方良し」を目指して』の中でも、日本人が知らない「言語としての日本語の素晴らしさ」を挙げました。これつにいては、また別の機会に書くつもりです。英語を学ぶ前に、日本語の素晴らしさを学びましょう。
オシム氏のように、日本人以上に日本のことを理解している特別な人だけは除いて、私も外国勢との試合で良い結果を残すためには、日本語を話すことができ、日本人の氣質も骨の芯から肌でわかっている日本人監督が良いと思っています。
本質的にサッカーは日本人に不向きな競技ですが、日本人の特長や良さを磨いていけばチームとして世界最高レベルまで行くことは可能だと思います。6月24日の記事で「日本はベスト8」と予想しましたが、ベルギー戦、どうなるか楽しみですね。