4年前の竹の美術館の新聞記事

2018-08-06 | その他

 4年前の今日、父の美術館をご紹介いただいた記事をフェイスブックに投稿していました。この時にはまさか3年後(昨年)に父が亡くなるとは思っていませんでした。この記事以降に制作した作品もあるので、当時よりも展示は充実しています。

 竹の造形美術館を私が運営するようになって5年目(開館12年目)。
5年間どのように運営するか(開館期間・入館料・予約制にするか解説を付けるかどうかなど)を考え続け、試行錯誤してきましたが、ようやく答えが見つかりつつあります。

 今年から事前予約制にさせていただいたことで、確実に父の作品の解説を途中で途切れたりすることなく聴いていただけるようになりました。私の解説自体も改善を重ね、今年は納得がいく水準に達しつつあるためだと思いますが、お客様の理解度や満足度が以前より数段増しているのを実感しています。今年は今まで以上に、皆さん、ご来館前に写真やウェブサイトを見て想像していたものをはるかに超えた作品や父の生涯の志事に驚かれています。

 必ず解説付にすることで入館料を上げさせていただきましたが、今後、より理解度を深めていただけることを追加する計画もあり、来年以降、入館料を再度上げさせていただくことを検討しています。

 世界で誰もできなかった奇跡的な作品や志事の価値と、機械の音声や掲示した文章などではない生解説の価値を考えると、お客様にも言われたのですが、世間一般で他の物についている価格に比べ、安過ぎるのは間違いないと思いますし、世界初・世界一の作品・志事であれば、本来は世界一高い金額でもおかしくないのですから。


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