山梨県産間伐材・檜の抱き枕

2019-10-31 | お勧め

 今日のテレビ山梨(UTY)の「ウッティタウン6丁目」で当店で取扱いさせていただいている抱き枕が紹介されました。カラテカの矢部太郎さんが、制作工程を見学されていました(写真)。

 テレビでは紹介されませんでしたが、檜の間伐材・麻綿・笹和紙のカバーの組み合わせの「理想の快眠枕」もすごい人氣です。


東京講演のご感想

2019-10-30 | 八方良しを目指して

 27日の講演にご参加いただいた方が、以下のような投稿をしてくださいました。

国分寺のカフェSlowさんにて😊💕
甲府にあります
日本の匠と美 ほさか
さんの
"八方よし"のお話を聞きに伺いました!😊💕

Slowさんの
美味しいお弁当とコーヒー
こだわりの本たちを堪能し(^^)

保坂さんご紹介の
匠の技が際立つ
日本一、いや世界一の
超一流の品物たち💕

それらに込められた想いと、日本の伝統・技術・手仕事の素晴らしさ、
それを守りお伝えしてくださる、保坂さんの熱い想いもビンビン伝わってきました😊

日頃の私の
人として、母として、セラピストとして、事業主としての活動の理念と、とても重なり、感激の時間でした!

また、甲府のお店にも、ぜひ足を運ばせていただきたいと思います(^^)

本当に良き出会いに感謝❣️😊


https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2329477717174370&set=a.1378834608905357&type=3&theater

 う、う、めっちゃ嬉しい(泣)。とても有難いです。
店を休みにして、東京まで行った甲斐があります。


日本の匠と美ほさか通信 11月号

2019-10-29 | 店のこと

 通信11月号は、今週中にお届けできると思います。
 8日~14日に2階ギャラリーで開催の「タンニンなめし革のバッグ展」や1階ショップの【干支「子(ねずみ)」展】や冬物・土鍋入荷などのお知らせです。ここのところ朝晩冷えるので、冷え対策の品々も取り揃えています。
展示会については、またこちらでもご紹介します。

無事戻りました

2019-10-28 | 八方良しを目指して

 昨日27日の東京講演、無事終了し戻りました。
久しぶりにお会いできた方もいらしたり、新たなご縁をいただいたり、有難い時間となりました。主催のスローツアーの鈴木さん、会場のカフェスローの皆様、ご出席いただいた皆様、講演の情報を広めてくださった方々、皆様に感謝です。

東京で初めての講演

2019-10-27 | 八方良しを目指して

 「お知らせ」にも掲載しているとおり、本日国分寺のカフェスローさんで、講演を行います。東京近郊の方、ぜひお出掛けください。

木村さんの講演会が終了

2019-10-26 | 八方良しを目指して

 10月2日の記事
http://www.hosaka-n.jp/blog/cat07/5516.html
でご紹介した、元東京電力福島第一原発エンジニア木村俊雄さんの講演会がありました。
現場にいた方ではないと話せない、全日本国民必聴のすごいお話でした。
原発とはどういうものなのか
3.11に何が起こっていたのか
メガソーラー・メガ風力(再生可能エネルギー)とはどういうものなのか
減電し、電氣代をさげる方法
オフグリッドする方法
など、中身が濃いお話でした。
 当店でも、電氣に依存しすぎない暮らし方を提案し続けていますが、今は電氣が不得意なことまで電氣にやらせている(料理や暖房など)ので、それをガスなど他のエネルギーに変えるだけでも減電・節電ができます。
「一人一人が変わることが大切」といつも私が言っているのと同じことを仰っていました。少しづつできることを実践していきましょう。


魔法の箒展終了

2019-10-25 | 展示会

 本日25日にて、「魔法の箒展」が無事終了しました。
ご来店、お買物いただいた皆様、ありがとうございました。

 消費税増税後の初の展示会ということもあり、どうなるかという心配もありましたが、やはり世界最高のMade in Japanはすごいです。たくさんの方にお買上げいただきました。
増税があったからこそ、掃除機よりもお金を節約できる「魔法の箒」の人氣はこれからもさらに増していくでしょう。

 展示会終了後も売れ筋の箒は1階ショップにてご覧いただけますので、期間中にご都合つかなかった方も、ぜひご覧になりにいらしてください。

手間ひまをかける4 海外と日本の評価

2019-10-24 | 八方良しを目指して

 私は、今までに日本全国をまわり、色々な職人さんのお話を伺ってきました。ある職人さんのお話をご紹介します。

 「私がフランスに行ったら、レッドカーペットで迎えてくれたけど、日本ではただのおじさん」と仰っていました。この方の伝統工芸は後継者がいないため、消滅の危機にあります。
 要するに、海外では、手間ひまをかけた手造り品や職人に対する評価が高いのに、自国の日本では評価されていない、ということです。普通は逆ですよね。自国では評価されているけど、海外では知られていないから評価が低い、というように。
 品物に対して「高い」と言う人がいるのは、制作工程や修業の大変さを知らないということだけではなく、そもそも手造り品・工芸品の価値を低くみている、職人さんに対する敬意がない、ということもあるのではないでしょうか。尊敬する人が創っているモノに対して、「高い」とか「安くしろ」とは言わないでしょうから。

 英国では、手造り手描きのマグカップなどは、3000~5000円位の有田焼よりもずっと高いそうで、英国に長く住んでいた方が「むこうでは手造り手描きのものはこんな値段では買えないから有田焼は安い」と仰っていました。型で成形して絵を転写したような大量生産品と、手造りのモノの価値は全然違う、ということが浸透しているのでしょう。


手間ひまをかける3 10年やって一人前

2019-10-23 | 八方良しを目指して

 昨日書いたように、世界最高のモノを創るには、制作自体に手間ひまと時間がかけられていますが、本物を創れるようになるまでにも手間と長い年月がかかっています。
「10年やって一人前」という言葉がありますが、長年修業をして経験値を高め、職人技を身につけていくわけです。料理の世界などでも同じでしょう。
 ところが現代はすぐに結果を求めます。1年で結果が出ないとやめてしまったり、駄目だと思ってしまったり。どの分野でもそんなに甘いものではないでしょう。もちろん向き不向きもあるとは思いますが、根本的なところが間違っていなければ、10年本氣でやると必ず結果はでると思います。ただ、10年辛抱できる人・待てる人が少なくなっているのでしょう。
 でも、流行や「にわか」などではなく、優れた結果を残し続けている人は、長年継続している人です。

手間ひまをかける2 真の本物

2019-10-22 | 八方良しを目指して

 「うちの店には、世界最高のMade in Japanが集まっている」といつも言っています。
なぜ、世界最高のモノが創れるのか?手間と時間をいとわずに創られたものだからです。
もちろん、手間と時間をかければ必ず良いものが創れるわけではありませんが、日本全国の職人さんのお志事を拝見していますので、「真の本物は、手間と時間をかけて丹精込めて創られたもの」ということは断言できます。
 そして、そのお志事、制作工程を拝見すれば、「値段が高い」なんていうことは言わなくなると思いますし、逆に「これだけの手間をかけているのに安い」、と思うくらいです。

まず一歩の重要性

2019-10-21 | 八方良しを目指して

 昨日、「まず一歩踏み出すことが大事」と書きました。
当たり前ですが、一歩目が出ないと絶対に二歩目は出ないからです。

もうひとつは、勇氣を出して一歩進んでみると、「やればできる」とか「意外に簡単」「氣軽に行ける」などということがわかり、一歩目まで時間がかかっても、二歩目はすぐに踏み出せることが多いからです。
 当店でお客様によく言われるのは、「もっと早く来れば良かった」ということです。一度来れば、店の場所や道順、様子もわかって二度目は来やすくなります。
 私自身も勇氣を出して一歩踏み出すことで、大きく人生が変わったという経験を何度もしています。

手間ひまをかける

2019-10-20 | ほさか式幸せ生活

 今の世は、いかに手間ひまをかけずに楽をするか、コストを下げるかという競争をしています。
真の本物を作る職人は真逆です。どんなに手間や時間がかかっても本当に良いモノを作ろう、お客様に喜んでもらおう、というモノ造りをしています。手間ひまをかけることをいとわないのが日本人の素晴らしさであり、手間ひまをかけられる時間やゆとりがあることが豊か、なのだと思います。
 近年、サステナブル(Sustainable)=持続可能な、という言葉が流行っていますが、今は持続可能な社会ではないという裏返しでもあり、当店では長年持続可能な暮らし方・お金の使い方を提案し続けてきました。
 何もかもが逆になってしまった日本、持続可能な循環型社会を作るには根本から社会を変える必要があります。それには私やあなた=私達一人一人が、生き方・暮らし方・考え方・お金の使い方を見直し変える必要があります。完璧でなくとも、できるところから始めませんか?
まず「一歩踏み出すこと」がとても大事なことだと考えています。


新作「なでねこ」登場!

2019-10-19 | 展示会

 昨日から「第10回魔法の箒展」が始まり、新作の「なでねこ」を初めてご紹介しています。
 
猫や小型犬のブラッシングをする道具で、モニターになってくださった方々から好評をいただき、9月にNHKの「あさイチ」でもその様子が紹介されました。
 
ブラッシングをしてあげると、氣持ちよさそうにするので、やってあげている人もその様子を見て癒される、という動物・人のダブル癒しが実現します(笑)。
慣れてくると「なでねこ」を見せるだけで、ゴロンとなって「早くやって!」となるそうです。
 
ペットを飼っている方は、洋服に着いた毛をとるための和洋服刷毛は必需品ですが、ぜひ「なでねこ」もワンちゃん、猫ちゃんに使ってあげてください。毛並も綺麗に整います。


掃除は一番大事な学び

2019-10-18 | ほさか式幸せ生活

 以下は、松下政経塾元塾頭であり、夢甲斐塾の上甲晃初代塾長のメールマガジンより。

『中央教育審議会が先生方の働き方改革として今年の一月に答申した案「校内掃除は先生の教えるべきことではない。外注業者かボランティア団体に委託すればいい」といった趣旨の内容だ。掃除を雑用のようにとらえる浅はかさに驚いた。松下幸之助は松下政経塾で「掃除が一番大事な学びの一つ」と、何よりも掃除を重視した。』


『中央教育審議会の「学校の掃除は外注業者やボランティア団体に任せればいい」との答申に怒りが収まらない。「頭に知識を詰め込むだけが勉強ではない。心を育てる教育も並行して行わないと、人を押しのけ、自分だけが得をしようといった心貧しいエリートが世の中を動かす。掃除は、豊かな心を育てる最も基本の学びである。』

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 実際に今の日本は、詰め込み教育の結果、エリートが世の中をおかしな方向に動かしていますね。
経済にしてもエネルギー政策にしても、なんでも思い通りにコントロールできる、という思い上がりを政治家や官僚から感じます。掃除をロボットにさせるなんていうのは、ますます謙虚さを失わせるのではないでしょうか?個人的には、感謝の氣持ちと謙虚さを失ったら、おしまいだと思っています。

 「魔法の箒」をお使いの方からは、「この箒を使うと部屋も綺麗になるけど、自分の心まで清められる」というお話を伺っています。流行りのロボット掃除機は、「学び」と「心を清める」2つの機会を奪うことになります。


今日18日~「魔法の箒展」開催です!(25日まで)ぜひ実物をご覧ください。


消費者から愛用者に

2019-10-17 | ほさか式幸せ生活

 14日に「時感消費」「トキ消費」という記事を書いたばかりではありますが、「消費」という言葉は好きではありません。消費者ではなく、愛用者が増えるといいな~、と思っているからです。

 本物は永く使えますし、使うこと自体が愉しいので「愛用」できる
のです。

掃除機を愛用しているという話は聞いたことがありませんが、魔法の箒」は皆さん「愛用」してくださっています。それがとても嬉しいのです。
 明日からいよいよ「第10回魔法の箒展」です。

日本人が日本のことを知らない 「ダンス」より「たんす」

2019-10-16 | 八方良しを目指して

 上記題名は、講演会でもお話することです。
「地元の人が地元の良さを知らない」のも日本の残念な特徴だと思います。
知らなければ、地元や日本に誇りを持てませんし、場所であれば、行くこともできませんし、モノであれば買うこともできません。

 あなたは、外国人に桐箪笥の素晴らしさをどのくらい語れますか?
英語ができるできないの前に、日本語で説明できなければ、英語ができても説明できません。間違いなく、日本人が世界に誇れる驚異的に素晴らしいものですが、悲しいことに、最近では「桐箪笥を見たことがない」という人までいます。
なぜ知らないのか?
教わっていないからですよね。
素晴らしさを知らなければ、買う人が減るのも当たり前です。

 ダンスを必修にしたり、英語を小学校から教える前に、日本のこと、地元のことをきちんと教えましょう。
「ダンス」より「たんす」です(笑)。
桐箪笥・畳・和服・尺八など日本の伝統の素晴らしさを学校できちんと教えてくれていれば、私が講演で話す必要もないですし、伝統に関わる志事につく人も増えるでしょう。そういう状況ですから、学校でも話す機会があればと思っていますが、今のところ学校からは1度もお呼びがかかりません(笑)。学校の先生も日本の伝統の価値や凄さ・素晴らしさをご存知の方が少ないので、傳える重要性・必要性を感じていないのでしょう。
要するに、思想・精神から食・モノまで徹底的に欧米化されてしまった、ということです。

 日本を日本でなくす政策、日本の良さを教えない政策は、日本を支配する外国勢力が彼らの都合の良いように日本を改変するために意図的に行なっており、知らず知らずのうちに皆(私も含め)洗脳されている、ということを知っておく必要があります。

 「日本人が日本のことを知らない」のは、とてももったいないので、傳え続けています。ある方からは、「保坂さんがなさっていることは、日本を救うお志事ですね」言われました。私の人生の目的は、「日本・山梨を元氣にする」=日本人(私達)が幸せに暮らせる社会=「八方良し」の社会を創ること、です。微力ですが、これからも続けていきます。


国の祝祭日に外国語を使うのは有り得ない

2019-10-15 | その他(2021年6月19日以前)

 体育の日が、来年からスポーツの日に変わるそうです。
海外で、自国の祝祭日に外国語を使う国があるでしょうか?

 
明治維新以降、日本を日本でなくす政策が一貫して続けられてきました。戦後GHQの7年間で日本人に贖罪意識を植え付け、加速して今に至っています。あらゆる分野で教育とマスメディアによる洗脳が行なわれ、日本の良さを消して、欧米化させてきました。

 だから今こそ、13日に投稿したように、
洋から和へ=「昔へ進む」ことがとても大切だと思います。

ダイ〇ンVS魔法の箒 時感消費

2019-10-14 | お勧め

 当店では、「魔法の箒」を12年前からお勧めしていますが、今まで何人もダイ〇ンの掃除機をお持ちの方が、魔法の箒を買いにいらしています。ダイ〇ンには色々と問題があるからで、その理由をお客様が教えてくださいます。店頭で魔法の箒の説明をする時には、お客様に掃除機や普通の箒の問題点をお傳えしています。
そしてお使いになると皆さん、「掃除機よりも魔法の箒のほうがずっと良い」と仰います。

 面白い新聞記事をご紹介します。
「アメリカのスーパーがセルフレジを撤廃し、顧客との会話を重視している」とあります。
それはそうでしょう。セルフレジは楽しくない。単なる作業になります。店員さんとは会話を楽しめます。昔は、八百屋さんでもお店の方との会話が楽しかったですよね。料理の仕方も教えてくれたり。

 上記は会計時の話ですが、私は、「偽物を使うと作業になり、本物を使うと愉しみに変わる」と言っています。本物の漆器は使うこと自体が愉しい。掃除も同じで魔法の箒をお使いになると皆さん仰るのが、「掃除が愉しくなった」ということです。
力は要らない、ダイ〇ンよりもずっと軽い、長い箒だと腰を曲げなくていい、から体が楽で、面白いようにゴミがとれる、好きな時に使える、ダイ〇ンと違い畳や絨毯を傷めない等々、良いこと尽くしです。

 新聞記事、写真の下のほうは割愛しましたが、こうあります。
「箒で掃除の時間そのものが価値なのだ。時間ではなく「時感消費」と呼ぼう」
「モノ消費、コト消費に続くのは、その時その場でしか味わえないトキ消費」
「再現できない時間の価値が高まっている」

 本物を購入することは、モノ消費ではなく、「時感消費=トキ消費」なのです。
 「魔法の箒」
は、掃除機よりもお金も節約できますが、掃除機や他の箒とはまったくの別物ですから、魔法の箒でしか体験体感できないお掃除ができます。日常的にやることが、作業から愉しみに変わったら笑顔に幸せになりますから、大きな価値があるのです。
ロボット掃除機では、魔法の箒がもたらしてくれる「愉しい時感」を過ごすことはできません。

※「第10回魔法の箒展」は、10月18~25日(会期中21日のみ休業)に開催。詳細は以下でご覧ください。
http://www.hosaka-n.jp/scheduleofexhibitions/#article_5496

 


停電には和蝋燭

2019-10-13 | お勧め

 台風19号の被害に遭われた方には、お見舞い申し上げます。被害が広がらないことを祈ります。
甲府の店と家は無事でした。無事に毎日過ごせるのは本当に有難いことです。
本日13~15日は休業日です。この3日間に来店ご希望の方は事前にご連絡ください。

 2011年3月の東日本大震災の時には甲府市も計画停電になり、
ホームセンターなどで乾電池や蝋燭が売り場から無くなりました。当店にも和蝋燭を買いにいらした方が少しいらっしゃいましたが、在庫がなくなるようなことにはなりませんでした。停電の時に和蝋燭を使おうという方がとても少ないのだと思います。
 和蝋燭は植物性ですから、石油由来の洋蝋燭と違って寒い閉めきった時期でもお部屋の空氣を悪くしませんし、炎もとても綺麗で、愉しい時間を与えてくれます。
 戦後、何もかも欧米化して洋のものばかりになりましたが、和のものが優れているという結論があらゆる分野で出ています。
 洋食より和食が健康に良く、絨毯より畳が室内環境が良く、慢性疾患には西洋医学よりも東洋医学が適し、チェスよりも将棋が優れており、掃除機より魔法の箒が良いのです。
 蝋燭も和蝋燭を使ってみませんか?


小さな奇跡 稚内でも「八方良し」を目指して

2019-10-12 | 八方良しを目指して

 9月1日だったと思います。
北海道稚内でスーパーを経営している方・福間さんから、突然電話がかかってきました。
当然、「なぜ日本最北端の稚内の方から電話が?」と思いました。
「保坂さんの本を読ませていただき、ぜひ店に伺いたいと思い連絡しました。休業期間中のようですがご都合はいかがですか?」とのことでした。
 稚内の方に来ていただくのに断るわけにいきません。数日後の休業日に店をご覧になり、色々とお話をしました。

 奇跡の物語は以下のような展開でした。

1 福間さんが、山梨県北杜市のスーパー「ひまわり市場」さんに視察にいらした時に、私の本『「八方良し」を目指して』を見かけた。

2 福間さんは、私のことをまったく知りませんし、私は有名人でもなく権威も肩書きもなく、本は3000円+消費税です。普通は買いませんね(笑)。でも、買ってくださった。

3 そして、読んでくださった。

4 わざわざ電話をかけて休業日に来てくださった。

5 品物のことだけではなく、経営のこと、今の日本・世界の状況などお話をしました。

6 「魔法の箒」など真の本物を色々とお求めになりました。

7 そして、なんと福間さんのお店「相沢食料百貨店」さん
https://www.facebook.com/AIZAWAFOOD/
で、「八方良し」を目指して、を販売していただいています!間違いなく日本最北端の私の本の販売店です。

まさか、稚内で私の本を販売していただけるとは夢にも思っていませんでした。

 この奇跡の始まりは、那波社長がひまわり市場さんに私の本を置いてくださったことです。これは小さなことかもしれませんが、那波社長のおかげで予想だにしない驚きの展開を体験させていただきました。そもそも、本屋さんでもないスーパーに、無名の人間の3000円の本を置いてくださるということが普通ではありません。
福間さんから「稚内でも講演をしてほしい」とお話をいただいていますので、すぐには行けませんが日本最北端での講演も実現するかもしれません。
那波社長、福間さんに大感謝です。

 清水の舞台から飛び降りる氣持ちで採算度外視、高額な費用がかかる本を創りましたが、こういうことがあると、やはり正解、本当に良かったと思います。
損得を超えてやるべきことはやる、という選択は時に必要だと思いますし、お金よりも大切なことがあります。
改めて、今日の時点で本を販売してくださっている所を以下にご紹介しておきます。
47都道府県すべてに販売してくださる所ができたらいいな~。

【「八方良し」を目指して 山梨・日本を元氣に! ~すべては知ることから始まる~ 販売場所 2019年10月12日現在】

山梨県
春光堂書店・朗月堂書店・日本の匠と美ほさか (甲府市)
さんさんサロン (南アルプス市)
七賢(くらブックス)・ひまわり市場 (北杜市)
増田珈琲(AGcafe韮崎店) (韮崎市)
無痛整体・温灸 日日庵 (山梨市)

長崎県
華宮夜海風 (鈴木茂生さん(ちゃまさん))

大阪府
心身楽々堂 (本の中に寄稿文を書いてくださった西田聡さん)


岐阜県
たねのがっこう (本の中に寄稿文を書いてくださった岡本よりたかさん)

長野県
宅配、移動販売の八百屋 たろう屋 (宮崎太郎さん)

北海道
相沢食料百貨店

※初の東京講演 [「八方良し」を目指して ~本物との出逢いで人生が変わる~](国分寺カフェスローさん)
http://www.hosaka-n.jp/art/5517.html


「伝統を超える」 堤卓也さん

2019-10-11 | 八方良しを目指して

 当店では、貴重な日本の漆を塗った品物をご紹介しています。
漆器はどこの家にもあったのに、今はまったくない家が増えました。
 私は、漆器を日本人が使わなくなったのは「日本人が日本のことを知らない」象徴的なことだと考えていますし、漆器作りには驚くほど素晴らしい「先人の知恵と工夫」が詰まっています。日本人=あなたが、漆器の素晴らしさを知って、使うようになれば、日本の伝統や文化に興味や誇りを持つ人が増える、日本の伝統文化復活のきっかけになる、と考えていますので、様々な素材をご紹介してるなかでも漆器への思い入れは強いです。

 私と同じように、日本漆を守るために志事をなさっている堤卓也さんに8月にお目にかかることができました。まさに「同志」にお会いでき、とても嬉しかったです。

堤さんが写真で手にしているスケートボードは、漆塗りです!
この発想が素晴らしいですね。
「漆×サーフィン」「漆×BMX」「漆×スケートボード」という3つのテーマで、漆の素材としての魅力発信や新たな価値観の創造を目的に「BEYOND TRADITION (伝統を超えて)」という企画をなさっています。

 色々とお話を伺いましたが、印象に残ったのは、
「漆器を洗って拭く時に、感性がくすぐられる」
「漆器を使わなくなると、モノを大切に使うとか次世代に繋ぐ、という日本人らしさが消えてしまう」
というお言葉です。

 
食洗機・乾燥機を使うと電氣に依存することになりますし、漆器を洗う時の肌触りの氣持ちよさや、使ってピカピカになっていく愉しみも体験できません。
一生モノではなく「代々モノ」で使える本物の漆器をこれからも広めていこうと改めて思った次第です。


コツコツ継続する

2019-10-10 | 八方良しを目指して

 昨日の記事は「コツコツ、少しづつ」という題名でした。
 母、元店長だった保坂英美子は3年前に亡くなるまで、34年間店を支え続けましたが、その間ずっとコツコツと続けていたことがありました。今も店が続いているのは、そのお蔭だと思っています。
 教わったわけではありませんが、それを見ていましたので、自然にコツコツ継続することの大切さ、「継続は力なり」の本当の意味を実感をもって知ることができました。
「継続は力なり」の本当の効用は、30年以上続けたからこそ体感できたと思っています。

 先日9月29日の投稿
「お金で買えない伝統・文化・歴史・物語」
http://www.hosaka-n.jp/blog/cat01/5456.html
につながる話です。


コツコツ、少しづつ

2019-10-09 | 八方良しを目指して

 神社の若い神職の方が、『「八方良し」を目指して』を読んでくださり、「感動しました」と仰って、先日魔法の箒(写真)を買いに来てくださった。

 電氣に依存せず、エコで「八方良し」の暮らし。

 力不足で38年目でも地元でも知らない人、来たことがない人が多い店だけど、コツコツと積み重ね、少しつづ広げてきたし、これからもそうだろう。

 昨日まで4日間お休みをいただきましたが、今日から営業再開。どんな方が来てくださるか、楽しみにしています。


竹の水筒

2019-10-08 | その他(2021年6月19日以前)

 以下の記事はフェイスブックの個人のウォールに投稿したら、私にしては珍しく「いいね!」が多かったので、こちらにも掲載しておきます。

 
竹の造形美術家・保坂紀夫は、作品を通して、「天然素材である竹をもっと利用し、活かそう」ということも伝えていました。竹の水筒は、環境にも健康にも良いですね。

【竹100% インドでペットボトルの代替品を発明】

『使い捨てペットボトルに代わる再利用可能な生分解性の竹の水筒を発明』

『竹は絶縁体でもあるため、使い捨てペットボトルよりも水を冷たく保つ。費用対効果が高く、より機能的なアイテムである。
「プラスチックボトルには、鉛やカドミウムなどの有毒物質が含まれています」と、ボトルの販売ページでボラ氏は説明する。「水などを飲むと、有毒元素が体内にたまり、長期的に有害な影響を引き起こす可能性があります」
「我々の竹の水筒には毒性元素は含まれていません。健康そして環境に100%安全です」』

https://www.epochtimes.jp/p/2019/09/46981.html


モノ選び研究家うめのあゆみさん

2019-10-07 | 八方良しを目指して

 6月30日の「モノ選びのお話」という記事で、モノ選び研究家うめのあゆみさんの講演を拝聴した内容を紹介します、と書いたのですが、そのままになっていました。3ヶ月以上も経ってしまいましたが、公約を守ります。

☆大企業のものを使うと悪循環に陥る (安全・環境よりも利益優先だから)
サラダ油だけは使わないほうがいい (病氣になる)
☆揚げもの、炒めものよりも、焼く、煮る、蒸すがお勧め
不要なものをいっぱい使っている
宣伝に踊らされ、目的を見失っている
洗剤と化粧品は悪い物ばかり (大手企業のもの)
調味料は本物を (昔ながらのものが良い)
☆衣食住3つが良ければ健康
☆100均で買うのはやめよう
抗生物質と除菌はやめよう
☆子どもの食器にプラスティックはやめよう
☆やるよりやらないことが重要
モノを選ぶ基準 ・100年前にあったモノか ・未来(子ども達)のために良いモノか

 私がいつも言っていることとほとんど同じなのです。
小さなお子さんがいらっしゃるお母さんが、こういう講演をなさるのは本当に素晴らしいです。私のようなオジサンが話すよりもお母さん達に伝わりやすいと思います。


うめのさんは、フェイスブックページで良い発信を継続されているので、ご覧になることをお勧めします。
https://www.facebook.com/scheinen.umeno/

 要らないものを必要だと、安い・得だ・便利だと思いこまされて、余計なものや体に良くないもの、悪循環になるようなものをたくさん買わされているんですね。体調を崩したり、病氣になるのが一番高くつきます。
そういう買物をやめれば、本物を揃えても支出は増えないどころか、抑えることができ、健康に氣持ち良く過ごすことができるのです。


伊賀の土

2019-10-06 | お勧め

 昨日の記事でご紹介した土鍋は、伊賀の土を使っています。
伊賀は約300万年前は琵琶湖の底だったそうで、その湖底だった頃に蓄積された土は、海と交わらなかったために塩分を含まず風化が進み、唯一無二の優れた粘土になりました。
 土鍋は、使っているうちに入る鍋底の無数のひびの隙間が過熱による膨張で埋まり丈夫になっていきますが、
昨日のような多彩な料理ができるのは、一般的な土鍋よりも耐火性・耐熱性に優れている伊賀の土鍋だからです。
 特にご飯を炊くには土鍋は最高で、火の伝わり方が遅く、蓄熱性が高いので、じわじわとお米の中まで熱を伝えて、ふっくら艶やかなご飯を炊き上げます。
 土鍋は縄文時代から作られていた最も古い調理道具。最も古い道具が最新の電氣炊飯器よりも優れているというのは、面白いですね。火の力は電氣の熱とはまったく質が違う、ということもあるでしょう。しかも、電氣炊飯器よりも低価格で、電氣への依存を減らす手段の1つとしても有効です


土鍋が入荷しました!

2019-10-05 | お勧め

 今年は10月になっても暑い日が続いていますが、そろそろ涼しくなるでしょう。
 先日、土鍋が色々届きました。土鍋調理の極意を知ることができる土鍋料理本もご用意していますので、土鍋と一緒にお求めになることをお勧めします。この本を見ると、土鍋の使い方とコツ、土鍋料理の極意もわかり、揚げ物以外のほぼどんな料理でも土鍋で作れてしまうことに驚きます。

例)ゴーヤチャンプルー、ペペロンチーノ、アラビアータ、ステーキ、ローストビーフ、ビビンパ、オニオングラタンスープ、ラザニア、グラタン、蒸し野菜、ラタトゥイユ、プリン、パエリア、リゾット、すき焼き、おでん、麻婆豆腐、角煮、ポトフ、ロールキャベツ、煮こみハンバーグ、しょうがシロップ、ジャム、コンポートなど

 鍋ものだけではなく、炒める、煮る、焼く、蒸す、お米を炊く、オーブンで焼くなど、土鍋は一年中さまざまに使える道具です。柔らかい熱のめぐりはふだんの料理を驚くほど美味にします。

 難しそうに思えて、ほんの少しだけコツを覚えれば、実は簡単、手間いらずの「本物の土鍋」で、楽しく美味しい時間をお楽しみください。


10月27日に初の東京講演

2019-10-04 | 八方良しを目指して

 私(店主)が、カフェスローさんで、10月27日(土)に初めて東京で講演を行います。
日本の伝統工芸の素晴らしさを通して、持続可能な共生循環型社会を創るために、何を選び、どう暮らしていくか、考え方やお金の使い方などを提案します。
「人は未体験のことは正しく想像できない」
ので、当日は体験・体感もしていただき、工芸品の説明も致します。
欲しいモノがある方は、購入も可能です。

東京・埼玉・神奈川の皆様、お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。


以下が
主催のスローツアーさんからのご案内です。

【「八方良し」を目指して ~本物との出逢いで人生が変わる~  日本の匠と美ほさか・保坂浩輝さん】

◇日付:10月27日(日)19:00受付開始 19:30開始 21:30終了
◇会場:カフェスロー(東京都国分寺市東元町2-20-10 TEL 042-401-8505)
◇参加費:1,500円+要1ドリンクオーダー
 
【ご予約限定弁当(1,000円)も承ります!限定30食】
旬のお野菜を使ったお惣菜4品と、もちもち玄米をたっぷり詰めたカフェスロー特製弁当です。保坂さんのお話を聞きながら、是非一緒にご夕食もお召し上がりください。
 
※予約限定弁当は、イベントの2日前までの受付となります。
 
◇お申込み方法:下記フォームからお申込みください。
https://forms.gle/8cM9oR18RxGsL8wcA
※イベントページの「参加予定」だけでは本申込みになりませんので、ご注意ください。


フェイスブックのイベントページ

https://www.facebook.com/events/3035924263089369/


やってみせる

2019-10-03 | 店のこと

 以前、私が言っていることは「綺麗事ばかり」だと言ってきた方がいました。
「綺麗事」というのは、口だけで言っていることで、現実はそうならない、なっていない、ということですが、私はやってみせている(結果を残し続けている)つもりです。
 店は、何の組織にも所属せず、補助金も受けたこともなく、大きな借金を抱えながらやってきました。母は、家と店のことで働きどおしでした。今は、経営力や店の魅力を高め続けなければ、商売を続けることは難しい時代です。まだまだ完璧には程遠いですが、理想に少しでも近づくようにこれからも改善し続けていきます。

講演会「原発・再エネ・オフグリッド」

2019-10-02 | その他(2021年6月19日以前)

 10月26日(土)に上記題名の講演会が、東光寺(甲府市東光寺3-7-37 TEL055-233-9070)で行われる予定です。
講師は、元東京電力福島第一原発エンジニアの木村俊雄氏。
「3.11の原発事故を予見した唯一の人物」として国内外のメディアから注目を集め、
著書「電気がなくても、人は死なない」は、ご本人が知らない間に絶版に。
文藝春秋の9月号に掲載された手記は大きな反響を呼んでいます。

命懸けで原子力村と戦っている木村さんから
・原発とはどういうものか
・再生可能エネルギーと言われる、メガソーラー・メガ風力とはどういうものか
・オフグリッドするには、する意義や意味
などについてお話いただきます。


10月26日(土)
13時~開場 開始 13時30分~16時30分
定員50名

チケット 前売り1500円 当日2000円
小中学生無料 高校大学生 前売り1000円 当日1500円

チケット販売場所
キッチンオハナ(北杜市)/炭火ナチュラルだいにんぐ ぐらがら(昭和町)/さんさんサロン(南アルプス市)/春光堂書店(甲府市)/Studio pellet(甲府市)/増田珈琲(A.G.Cafe韮崎店)/まつや(富士吉田市)/有機村(甲府市)/ヨイアサー屋(市川三郷町)/ルーブル(南アルプス市)/日本の匠と美ほさか 甲府店

山梨県外にお住まいで、チケットを買いに来られないという方は、以下の口座へのお振込みで受付させていただきます。
ゆうちょ銀行
記号10860
番号8055061
マエダトモカズ

高知県にお住いの木村さんが、山梨で講演してくださるのはとても貴重な機会です。
早い段階で定員に達することも予想されますので、ご希望の方は、お近くの販売店に予約されることをお勧めします。

イベントフェイスブックページ
https://www.facebook.com/events/488865365176229/

こくちーず
https://www.kokuchpro.com/event/705d97bb378c35755dd33efe379b7728/?fbclid=IwAR1vF59mHckSRzR-iQqssf-DeF2e21kYJ4ud5k1zUVBBlzeXHP9NWBcYS5o


消費税増税 当店の場合

2019-10-01 | 店のこと

 本日より、消費税増税と据え置き税率(軽減ではない)が始まりました。
いつも読んでいただいている方はご承知のとおり、私(店主)は消費税は廃止するべきだと考えていますが、始まってしまったものには対応せざるをえませんので、廃止を目指しながら(増税初日の今日、消費税廃止のポスターが届き、店に貼りました(笑))、現時点での最善の策を講じていこうと思っています。
 私の著書に書いたように、お金は地域内・国内で回すことがとても重要ですが、キャッシュレス化の推進はこれに逆行するものです。地方からお金を吸い上げ=地方を貧しくする、大企業に利益を与えるための仕組みであり、いつどこで買ったのか行動が丸裸になり、その情報をまた大企業が利用する仕組みでもありますので、基本的にキャッシュレス化は反対です。
 当店では以前より、ご来店で現金払いの場合はポイントサービスを行なっており、カード会社のポイント制度より還元率が高いため、ほとんどのお客様が現金でお買物をなさっていますが、お客様の立場としては、生活が厳しい中、2020年6月まで行われる5%還元はあったほうがいいわけですから、クレジットカード払いのみですが5%還元に対応することにしました。

 今回の還元制度は、キャッシュレス払いに慣れさせ、習慣化させ、制度終了後もキャッシュレス払い(=地方に落ちるはずのお金が大企業に移転する)を拡大させていくためのものです。
地域のためにも地元小売店のためにも、2020年7月以降は現金でのお買物に戻されることをお勧めします

 また、当店では一部の商品、無農薬無肥料のお茶類や椿油、お塩、添加物・遺伝子組換え・ショートニング不使用のお菓子などは、8%のままとなります。


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