日本人が日本のことを知らない 「ダンス」より「たんす」

2019-10-16 | 八方良しを目指して

 上記題名は、講演会でもお話することです。
「地元の人が地元の良さを知らない」のも日本の残念な特徴だと思います。
知らなければ、地元や日本に誇りを持てませんし、場所であれば、行くこともできませんし、モノであれば買うこともできません。

 あなたは、外国人に桐箪笥の素晴らしさをどのくらい語れますか?
英語ができるできないの前に、日本語で説明できなければ、英語ができても説明できません。間違いなく、日本人が世界に誇れる驚異的に素晴らしいものですが、悲しいことに、最近では「桐箪笥を見たことがない」という人までいます。
なぜ知らないのか?
教わっていないからですよね。
素晴らしさを知らなければ、買う人が減るのも当たり前です。

 ダンスを必修にしたり、英語を小学校から教える前に、日本のこと、地元のことをきちんと教えましょう。
「ダンス」より「たんす」です(笑)。
桐箪笥・畳・和服・尺八など日本の伝統の素晴らしさを学校できちんと教えてくれていれば、私が講演で話す必要もないですし、伝統に関わる志事につく人も増えるでしょう。そういう状況ですから、学校でも話す機会があればと思っていますが、今のところ学校からは1度もお呼びがかかりません(笑)。学校の先生も日本の伝統の価値や凄さ・素晴らしさをご存知の方が少ないので、傳える重要性・必要性を感じていないのでしょう。
要するに、思想・精神から食・モノまで徹底的に欧米化されてしまった、ということです。

 日本を日本でなくす政策、日本の良さを教えない政策は、日本を支配する外国勢力が彼らの都合の良いように日本を改変するために意図的に行なっており、知らず知らずのうちに皆(私も含め)洗脳されている、ということを知っておく必要があります。

 「日本人が日本のことを知らない」のは、とてももったいないので、傳え続けています。ある方からは、「保坂さんがなさっていることは、日本を救うお志事ですね」言われました。私の人生の目的は、「日本・山梨を元氣にする」=日本人(私達)が幸せに暮らせる社会=「八方良し」の社会を創ること、です。微力ですが、これからも続けていきます。


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