昨日の投稿の図でご覧いただいたように投票に行かない人が多いわけですが、それによって大きな問題が発生します。有権者の2割以下の支持しかない政党が第一党になり、6割の議席を獲得してしまうということです。例えば、2017年の選挙では17%しか絶対得票率がない政党が6割の議席を取り、国民の5人に1人以下しか(=8割以上の人が)支持していない政党が、国を動かしてきました。どう考えてもおかしいです。選挙制度自体も大きな問題がありますが、棄権する人が多ければ多いほど既得権益者を利する結果になるということです。
そもそも選挙制度を政治家が決めるのもおかしい。選手と審判を同一人物がやるようなものです。政党助成金にしてもそうですが、選手と審判が一緒だから、自分達(特に大政党)の都合の良いように制度を変えてきました。でもマスメディアはおかしいと言わないし、追及しない(できない)。マスメディアも既得権側だからです。
ただ、確かに今までは投票したい政党がなかった、候補者がいなかったということはあります。だから選挙が面白くないし棄権が多かった。今までは消去法での投票でしたが、今回は、私が選挙権を持ってから初めて積極的に応援したい政党があり、候補がいますので面白いです。その政党は「れいわ新選組」で、寄付金が2億5千万以上集まり、ネット上では大旋風を巻き起こしています。選挙区に1人、比例に9人、計10人の候補者がいますが、テレビや主要新聞ではほとんど取り上げられないので、ネットをしない高齢者の方々や新聞・テレビが情報源の方は、名前すら知らないという状況です。
ただ、政見放送は流されます(写真)。ネットをしない方には見たり、聴いてもらうように勧めてみてください。ネットみられる方は、以下でご覧になれますので、映像や文字起こし文を見せてあげるのもいいですね。
https://www.facebook.com/reiwa.shinsengumi/videos/vb.306259210051608/862401800796903/?type=2&theater
「消費税を増税した分はすべて社会保障の充実と安定化に使うと政府が約束した。 2014年4月から、 5 % から8 % に消費税は増税された。
答え合わせをします。3 % の税収で8兆円程度になりますけれども、 そのうち社会保障の充実に使われたのは、 たった16% のみ。
消費税を引き上げる一方、 現政権は7年間で社会保障を4兆円以上削っています。
じゃあ、 消費税は何のためにあるんでしょうか。消費税収の実に約73 % が法人税収の減少分に割り当てられていた計算が成り立ちます。金持ちに優しい、 大企業に手厚い、 でも、 あなたのことは考えない、 今の政治です。」
(つづく)