寺子屋キャンプ

2024-09-30 | 八方良しを目指して

私が共同代表を務める「ほんもの寺子屋」では、毎年キャンプを行っていて、今年も開催しました。
約3年半、寺子屋をやってきて、子ども達に足りないのは、「自然体験」「運動」「読書」「足りない環境(と言っても生きていくのに必要な空氣・水・太陽・大地などは与えられていますが)」「忍耐・辛抱すること」、逆に多すぎるのが、デジタル機器(テレビ・スマホ・タブレット・ゲーム・PCなど)だと考えています。
そういう意味でもキャンプは、必要で有益な授業です。

最初は火起しをしてから、寺子屋の講師・特別顧問でもあり、森のプロフェッショナル・安藤義樹さん(日本で最初に「Tree Worker /Climber Specialist」と「樹護士マスターアーボリスト」の資格を取られた)による木登りの特別授業。最高でした。
まず、安藤さんがお手本を見せてくださり(写真1枚目)、その後生徒達、保護者も体験。保護者の皆さんも大喜びでした。
ロープワークも教えていただきました。保護者も興味津々で「どうやって木にロープをかけたんですか?」という技ですが、すべてアナログ。デジタル全盛の時代に貴重な教えをいただきました。義務教育ではできない、少人数だからこそできる素晴らしい授業でしたし、寺子屋で掲げている保護者も共に成長する「共育」となりました。
ほんもの寺子屋は、本当にすごい講師陣で、とても有難いです。

授業後はテントを作って寝場所の確保。
私も昨年テントを買いました。個人的には「”伝統工芸キャンプ”にするぞ!」ということで、テントの中に「国産いぐさの置き畳」を敷き(写真2枚目)、寝袋で寝ましたが、おかげで超快適でした。やはり、「国産いぐさは最高!」です。食事の時は、輪島塗の箸・お皿・お椀も使いました。

次に生徒達も夕食にカレーを作ってくれたのですが、「店が開けるよ」「お金が取れる」「絶品!」という驚きの美味しさで、寺子屋で料理の授業をやっている成果が現れていました。有難くいただきましたし、嬉しかったです。

それと、「ドラム缶風呂」。これがまた最高なんです。初体験した時は、感動しました。
お湯が柔らかくて、芯まで温まって湯冷めしない。いつも講演で「本物とそうでない物の差は圧倒的」とお伝えしていますが、「まさに」です。

夜は、焚き火・夕食・お話・カードゲームなど楽しみました。

一晩明けて、朝食は、おむすび・味噌汁に、生徒が焼き林檎を作ってくれ、これがまた美味しい。テントなど片付けをして、記念撮影をして解散となりました。

2日前の天氣予報では、2日間共に雨が降るということでしたが、ほとんど降られることもなく幸運でした。
無事に終えることができましたし、「行きたくない」と言っていた生徒も「楽しかった」ということで、また、「寺子屋をやって良かった」と思える出来事が一つ増え、デジタル機器から離れる機会にもなり、学びもあり有意義で楽しい2日間となりました。
ご参加いただいた保護者・講師の皆様、生徒達、キャンプ場の本田さんに感謝です。
本田さんは、動画も作ってくださいました。
https://www.instagram.com/p/DAhjmkCPszS/

ほんもの寺子屋では、義務教育よりも良い「共育」を目指し、生徒・寄付を募集中で体験・見学も可能です。ご興味ある方はお問い合わせください。

※ほんもの寺子屋のHPのURLは、なぜかFBで投稿できないので検索をしてください

※ご寄付受付口座
ほんもの寺子屋 山梨中央銀行 貢川支店263 普通771566

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