田村さんの本の第5章は、「働かないパン屋」という題名です。「働き方革命」とか、営業日を減らしたり、営業時間を短縮したり、とうことが書いてあります。
当店も、私と2人で3~4人分の志事をしていた母の突然死により、物理的に母がいた時と同じような営業はできなくなり、営業日を減らし、営業時間も短縮しましたので、とてもよくわかります。働き過ぎないためには、今までのやり方や先入観に囚われない思いきった決断や割り切り、創意工夫が必要です。
欧米では3~4週間のバカンスも当たり前で、「日本人は働き過ぎ」とよく言われますが、志事をうまくやっていくためにも、公私の「私」の充実も大切ですから、個人事業主や自営業者が、お金も時間も精神もゆとりをもって暮らせるような社会にしていきたいと思っています。