影山知明さんお話会

2024-11-16 | 八方良しを目指して

今日、春光堂さんで開催された、クルミドコーヒー・胡桃堂喫茶店店主の影山知明さんのお話会に参加してきました。
影山さんは、私の著書「八方良しを目指して」の中で紹介している名著「ゆっくり、いそげ」の著者でもあり、クルミド出版という出版事業も手がけていて、利益・効率至上主義の現代で、「目の前の人を大切にする」、人を手段化しない経済を提唱・実践していらっしゃいます。

クルミドコーヒーや胡桃堂喫茶店にも伺ったことがあり、私の本の出版記念講演は、2018年9月に影山さんと「田舎のパン屋が見つけた腐る経済」著者の渡邊格さんの3人で行いましたので、私にとって影山さんは特別な人です。久しぶりにお会いでき、良かったです。

お話会は、影山さんのお話の後に、春光堂の宮川さんとの対談(写真)もあり、共に素晴らしい内容でした。

私は影山さんほどの力はありませんが、
①経営者 ②本を出している ③講演会をする ④地域活性化に取り組んでいる ⑤実践者 などの共通点があり、頷く点がたくさんありました。
・伝える努力
・愛着
・本の装丁の話(私の本の箱は、活版印刷)
・やった人にしか見えない世界
・寿命を超える=私がいつも言っている「次世代に繋ぐ」と同意
・地元の作家を育てる、各地で違う本を読む
・店の主(あるじ)の存在
・土と幹と枝のお話
・人に仕事をつける(代わりがきかない仕事)
・経営戦略の話
・「こだわらない」という、こだわり
・人と人が関わり合うこと
・地域通貨の話
・ミヒャエル・エンデ 「モモ」の話
など、色々と再確認でき、良い学びとなりましたし、春光堂の宮川さんの変わらぬ熱さも良かったです。
良い機会を創ってくださった宮川さん、お話いただいた影山さんに感謝。ありがとうございました!
私も講演をする身としては、影山さんは、「声も良さ」も素晴らしいな、と思いました。
12月に影山さんの新刊が出るとのことで、そちらも楽しみです。

さらに、「ノマゾン」=NO アマゾンの略、という、これも私がいつも言っているお話もありました。本は、アマゾンではなく、地元の本屋さんで購入しましょう。


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