何が何でも、｢ロックダウンやマスクをしなかったスウェーデンは失敗した｣という話にしたいのが見え見えの報道がなされていますが、実際は厳しい制限をした国のほうが死者が多い。
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｢100万人あたりの死者の多い国はきついロックダウンをした国ばかりです。
スウェーデンは、23位と随分下です。きついロックダウンをせずにこれです。
事実はこちらです。
スウェーデンを失敗にさせたい人々の情報に洗脳されません様に。
今は情報戦争中です。世論が動かされ、社会が誘導される。｣
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スウェーデン在住の宮川医師の投稿
｢スウェーデン国王の発言が波紋を国内外に呼んでいる。
「スウェーデンは失敗した」
スウェーデン国内では、「また国王が何か言っているな」程度で、あまり深く考えている人は少ないと思うが、国外への影響は大きかった。
ロベーン首相は、国王を攻撃しないように言葉を選んでコメント。
「「高齢者を守ること」に失敗し、死者を多く出した」という意味だと解釈している。
エキスパートは、「非常に問題のある発言だ」と発言。
国王の発言は、この国家的危機において、不要な政治的軋轢を作り出した。それだけでなく、国王の発言は「憲法に抵触している」可能性がある。国王は、政治的発言をしてはいけない。
「公衆衛生」を考えるとき、それは感染制御だけにとどまらない。スウェーデンは感染制御を行うこと、それに伴う副作用の両方を考慮することを重要視してきた。それは、12月18日の政府の緊急記者会見でも強調しており、政府サイドの首相の言と、専門家グループのトップである公衆衛生庁長官の言とは、その点でも一致している。
国外のメデイアは、「国王はスウェーデンが失敗したとコメントした」とこぞって報道し、反スウェーデンだけでなく、自粛派などのプロパガンダとして利用されている。困ったものである｣
｢スウェーデン国外のメデイアは、政策が失敗というミスリードした記事を出しています。実際に国王の話や、首相の記者会見をスウェーデン語で聞けば、微妙なニュアンスが理解できます。
スウェーデン国王は、日本の天皇陛下のように国民から敬われている訳ではありません。過去にも数々の失言、失態を繰り返しています。ですので、国民は、そういうものかという反応であり、専門家は国王が政治に踏み込んだことを批判しています。今回の国王の発言に関する日本語の記事は、正確な報道とは言えません。｣
｢世界一、人口あたりの死亡者が多いベルギーの国王や、イギリスのエリザベス女王は何と発言するのか。スウェーデン国王の発言は、ベルギーも、イギリスも、イタリアも、フランスも、スウェーデンより人口あたりの死者数が多い国は全て失敗だと言っているのと同義である。
日本の天皇陛下が、「日本は失敗だった」と発言することなどあり得ないと思う。
日本では、若い女性の自殺者が昨年と比べ８３％も増加した。スウェーデンでは１２％減少した。自殺者数がコロナ政策に影響されるのは想像に難くない。日本では、経済により失われる命の方が、コロナ感染死より多くなるはずだ。
まさに「木を見て森を見ず」である｣
