トレイルランナー志村裕貴さんのお話

2024-12-01 | 八方良しを目指して

11月の笛吹市100人会議でトレイルランナー志村裕貴さんのお話を伺いました。
志村さんに許可をいただいたので、紹介をさせていただきます。

10分間という短い時間の発表でしたが、感動するお話で、「10分で感動する話ができる」というところも素晴らしいと思いました。
私の講演は、いつも2時間半なので、10分はとても短くて経験がありませんが、12月10日の甲斐市100人会議(チケット完売)での登壇者として刺激をいただきました。

奥様が志村さんが出場するレースのサポートをなさっていて、レースに出場している志村さんよりもサポートのほうが苛酷なのではないか、という時も度々あるそうなのです。
そこで、奥様に「なんでそこまで大変なことをやってくれるの?」と聞いたら、奥様の返答が、「裕貴さんの夢が自分の夢だから」「あなたのおかげで一緒に夢を追いかけられている」という言葉だったそうで、志村さんは、奥様が自分を信じてくれる、ということに感激したそうです。志村さんのアスリートとしての挑戦も素晴らしいですが、奥様も本当に素晴らしいと思いました。

そして、志村さんは現役の小学校の先生です。
アスリートの立場から、学校現場での葛藤もお話されていました。
今の学校は、子ども達が頑張ることを制限してしまう、と。リスクを取らないということなのでしょう。
『「量より質」と言うが、「量をやらなければ、質を求めることはできない」』
『苦しいことを体験しないと、限界値を押し上げることはできない』と仰って、これらはアスリートならではの流石のご意見で、私が同志と運営している「ほんもの寺子屋」にも参考になるお話でした。
志村さん、素晴らしいお話をありがとうございました!


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