「ザイム真理教」 森永卓郎著

2024-06-14 | 社会評論

森永卓郎氏は、ステージ4の癌と診断されたそうで、「ザイム真理教」 以外にも「書いてはいけない」の日航機墜落事故など、今までタブーとされていた問題を本にしています。命を狙われるような内容ですが、いつ死んでもおかしくないという状況で、腹を括っての表現活動だと思います。最後の動画はまさに命懸けでしょう。
日本は植民地です。もう嘘だらけの世の中は終わらせないといけません。

マスメディアが流す情報は、重要なことほど嘘であったり偏向していることが多く、学校も体制側に都合の良い内容を教えるため、国民の多数が洗脳されてしまっているので、適切な判断ができず、間違った説や考えを信じ、選択や行動をしたり、悪政を悪政と氣付かず、真綿で徐々に首を締められているのが現状です。
苦しくなる一方の生活から抜け出すためには、学べば学ぶほど、国民(私達)が本当のことを知る=教育を変えるしかない=寺子屋が必要だと思います。
本当のことを知れば、この30年の政治が、外国の外国による外国とその僕(しもべ)となる者のための政治=いかに酷かったかがわかります。

日本の消費税は最悪と言ってもよい制度であり、撤廃、少なくとも5%以下へ下げることが必要です。
海外では高負担の国は高福祉。当たり前ですが。
日本は高負担低福祉。
制度が、露骨な金持ち・官僚・大企業優遇、庶民・個人中小企業いじめ。
所得の半分を税金や社会保障で奪い取られ、残りの半分で何か買うと10%の税金。
私から見ると、どこまで不公平な税制で虐げられれば、立ち上がるのか、声をあげるのか、という感じで、一揆が起きないとおかしい状況です。

・日本は大きな借金を抱えているわけではない
・消費税は日本経済に致命的な打撃を与えているので、最優先課題は消費税の引き下げ、撤廃
・社会保障を消費税でまかなうこと自体が間違い
・消費税を社会保険財源にするということ自体が、企業が社会保障負担から逃れることを意味する
・国民負担率、税金と社会保障負担が国民所得全体に占める割合、約5割。
・日本は社会保障や公的サービスの給付水準が低いのに、税金や社会保障負担が大きい重税国家
・消費税導入前1988年と2021年、世帯主収入の手取りは18万円も減少。
日本経済が成長できなくなった最大の理由は「急激な増税と社会保険料アップで手取り収入が減ったから」。
・子育て期間に家にいる女性を全員労働市場に引っ張り出して、税金と社会保険料を払ってもらえるようにすることが、財政収支改善に一番役立つ
・年間所得50~100億の人の負担率は、200~250万という庶民よりも低い。
・消費税を廃止し、税制の特例を廃止し、すべての所得を総合課税することが望ましい
・国税が怖くて誰も盾突くことができないことが、ザイム真理教への批判が世に出てこない1つの重大な要因
・そもそもこのテーマの本を出すことができない。岸田政権になってから、言論の自由が急速に失われてきた。
某番組のプロデューサーは「政権批判するコメンテーターはもう使わない」と断言した

同じく森永氏著の「増税地獄」では
・金持ちと大企業の減税と庶民と中小企業の増税は常にセットで実施されてきた
・消費税減税をしない理由の1つは、小出しの経済対策を数多く積み重ねれば、必ず利権がついてくる。ところが、消費税を引き下げても何の利権も生まれない
・消費税を廃止してゼロになったとしても何の問題もない
・今の政府が目指しているのは、国民全員が死ぬまで働き続けて、税金と社会保障料を払い続ける納税マシンになる社会

「言ってはいけない」
https://www.youtube.com/watch?v=qwMP7izfS40



「資本家天国、庶民にゃ地獄

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